心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
さて、今日はこんなお話。
カウンセリングではパートナーの浮気、不倫、または失恋や離婚などのお話を聞かせていただく機会があります。
そして、浮気された側、男女関係なく相手に対して思いを残しているのであれば、とても辛い気持ち、耐え難い気持ちになる事だってあると思うんですね。
「許したい」
「もう一度やり直したい」
「自分の人生、前を向いて歩きたい」
いろいろな思いを抱えながらも、でも
「許せない」
「もうダメだ・・・と感じる」
「これからどうしたらいいか?わからない」
そう思って相手を責めてしまったり、自分を見失ってしまったりするのかもしれませんね。
本当はそんな事したくないのに・・・。
それは本当に辛く苦しいこと。
そんな時って実は、自分自身を情けなく思っていたり、浮気したパートナーを責めたい気持ちにも駆られるのかもしれませんよね。
時には嫉妬に苦しむこともあるかもしれませんし、責めたくないけれどパートナーを責める事で、浮気や不倫の相手を責めたい気持ちにかられる事だってあるかもしれませんね。
ただ、優しい人ほど、強い人ほどそれを我慢する。
いろんな事を考えて、自分の気持ちを振り切ろうとする。
自分も苦しいのに、でも一緒にいたいが故に、相手を許すと言ってしまう。
何とか相手を責めないように頑張るのかもしれませんね。
そしてそれもまた苦しい、やりきれない、切ない・・・。
そして今までのようにパートナーと関わることができない。
そんな時、もしかすると、あなたが苦しんでいるのは自分自身の感じた痛みを覆い隠すために頑張っているからかもしれません。
愛したい・・・けど、許せない。
愛したい・・・けど、どうにも上手に愛せない。
相手を失ってしまった(失ってしまうような)悲しみと同時に、本当は隠しているけれど、耐え難い屈辱感や無力感、自分のちっぽけさを感じているのかもしれませんよね。
目の前のパートナーの表情が曇っていればいるほど、何とかしたいと思うけれど、どうやったって相手の曇った表情は変えられない・・・。
そこで一生懸命努力する。その切ない気持ち、僕なりに分かる気がします。
そんな時は、辛いかもしれませんが、自分の中にある気持ち、洗いざらい吐き出してしまいましょう。抑えている気持ちを吐き出すだけでも、心に随分余裕ができるものなんですよね。
無理して我慢して相手を許そうとしても、相手にはうまく伝わらない。何故なら自分の我慢が相手に伝わってしまうから、感情が共鳴してしまうことがあるから。
そして何より、自分自身の気持ちに素直じゃなくなっているから。
だからこそ、少し勇気がいりますが、まず自分の気持ちを受容していくことからはじめていきましょう。
耐えられないほど辛い時は辛い。苦しいときは苦しい。それでいいんです。自分の気持ち、そのまま許してあげてください。
そのために少し勇気を出して、誰かのサポートを受け取ろうと思ってみて欲しいなと思います。一人ではあまりにも過酷な感情を感じてしまうことが多いから。
親友でも家族でも誰でもいいんですね。その選択肢の中にカウンセラーも入れてもらえれば、と思います。
自分のこと、話すだけでも怖いと思います、本当に。僕もはじめはそうでしたから・・・。
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