恋愛と男性心理

強い彼。遠ざかる彼。【その2】

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本当に強くて素敵な彼。その彼に女性が少し「寂しい」「会いたい」「一人は不安」といった本音を打ち明けたことがキッカケで、彼の態度が変わっていった。どこか彼との間に距離が出来た、そんなケースのお話。

恋愛中、女性が彼に甘えたくなる、頼りたくなる。これってとっても自然なことだと僕は思うんです。

そして出来ることなら彼女の思いを受け止めたいと思う男性もいらっしゃるでしょう。

このお互いの2つの感覚が上手く交わればいいのですが、男性が依存心を封じて自立している場合、女性側の見せている自然な依存心は彼の拒絶の対象になることがあるのですね。

そんな彼の本音は

「何が理由かは上手く表現できないけど、なんだか抵抗感を感じる・・・。」

こんな感じかもしれません。

つまりこの時点では、彼自身も自分の中に生まれる抵抗感の理由を把握しきれていない可能性があるんですね。

だからこの時点では、彼があなたとの距離を置き始めたことが、あなた自身に対してNO!というメッセージを発しているか?と言えば、意外とそうではないこともあるんです。

(これ余談ですが、例えば過去にパートナーをはじめとした誰かに依存されたことで大変な目にあったという経験をお持ちの方の場合だと、過去の経験が今の恋愛に写り、パートナーに強い抵抗感や嫌悪感を感じることがあるかもしれません。この場合、相手をいきなりシャットアウトするなんてことも考えられます。)

心理学的な見方では、どのようなパートナーシップも全て対等さを持っていると考えます。あなたにとってどれだけ素敵な彼であっても、どこか自分に自信がなくても、パートナーであれば二人はいつもフラットな立ち位置にあるんですね。

つまり、彼から見たあなたは魅力的に写っているはずなんです。だから彼も彼なりのスタンスで近づきたいし、傍にいたいもの。

ただ、彼も苦手な感情を感じて心を乱されたくはないのでしょう。だから少しづつ距離を取るんです。

彼は自分の中で依存心を嫌ったその度合いだけ、彼は依存心を感じるパートナーとの距離を多くとります。どこかで彼が作るパートナーとの距離は、彼の依存心を嫌う度合いと比例している、とも考えられるんです。

このようなタイプの男性は、自分から愛することは得意だけれど、求められると急に逃げるような態度を見せます。時には不機嫌になったり、冷たくなったり。それは彼が自分のやり方、愛し方が使えないときに出る反応。

いいか悪いかは別にして、これが今の彼の愛し方、恋愛スタイルなのかもしれません。

もちろん、このようなタイプの男性と上手くお付き合いされている方もいらっしゃると思うんですよね。全ての人が上手く付き合えないわけではないと思うんです。

ただ、もし2人の関係が徐々に不穏な空気に包まれてくるとしたら・・・問題は彼の反応の後に隠れているんです。

もしかするとお互いの愛し方や相手との関わり方が何も変化していないのかもしれません。そして彼が距離を取ったことで、女性の中に不安や自信の無さが生まれ、その心の隙間に彼や自分への疑いが入り込み、2人の関係も疑い始めてしまうのかもしれませんよね。

愛して欲しい、そう願えば願うだけ寂しさも感じるでしょう。大切にされていないと感じれば辛くなるかもしれません。

すると今度は女性が彼を愛することに躊躇してしまうかもしれませんよね。愛してくれてないかも?と思う彼の懐に飛び込むのはとっても怖いし、リスキーに感じることもあるかもしれませんし。

こうなるとお互いが距離を取り始めますから関係は徐々に冷めていったり、フェードアウトなんてこともあるかもしれません。

では、こんなケースではどうすればいいのか?なのですが。

女性の中にある「愛して欲しい」という気持ち。これをあなたが思うように満たそうとする、そのやり方を変えてみるといいんですね。

特に依存心は「ちょーだい!」という要求を含みます。心理学では、このような要求を「ニーズ」と呼びますが、ニーズは表現次第で相手に対する「強い要求」としか感じられないことがあるんです。

「寂しい・・・」

この思いに罪などありませんが、ただ自立した男性にとって、この表現だけでは「ニーズを感じる表現」になってしまうのかもしれません。

「どうして愛してくれないの?」

こう伝えると、愛することに自分の価値を見ている彼にとっては、「愛が足りない」と言われていると解釈するかもしれません。

どこか彼のプライドや苦手な依存心を直接刺激してしまいがちになるんです。女性と違い、自立した男性にはあまり直接的な感情のコミュニケーションをしても上手くいくことは少ないようです。

そこで登場するのが、彼の感情も女性の感情も満たすことが出来て、なおかつ上手くコミュニケーションがとれる方法。

それが「褒める」「認める」「感謝する」こと。

例えば「寂しい・・・」「どうして愛してくれないの」と直接的に伝えるのではなく、「傍にいてくれると嬉しい」と伝えてみるわけです。

男性に限らず女性でも「愛したい人・与えたい人」は常に「相手に喜んでもらえるかどうか?」に価値を見出すものですよね?パートナーの反応で自分の価値をどこか判断してしまう要素を持っているものです。

だから、あなたの欲しいものをどう伝えて、どう相手を喜ばせるか?が大切なんですね。ニーズのコミュニケーションだけでは、なかなかお互いに満足感が生まれないものかもしれません。

最後に・・・。

確かに今回取り上げたタイプの彼は確かに周囲からの評価も高く、褒められることに慣れているかもしれません。だから、今更私が褒めたって・・・認めたって・・・と思われる方もおられるかもしれません。

ただ、この部分は彼の問題ではなく、あなたの中にある問題なんですね。「自己価値」の問題なんです。自分に対していい評価を与えていない分だけ、彼をしっかり認めることに逃げ腰になってしまいますし、過去の恋愛などの傷がまだ心に残っていると、凛とした態度を取れなくなるかもしれません。

しかし、あくまでパートナーは常に対等。彼もあなたに魅力を感じたから2人は一緒にいるんです。

彼はあなたに喜んで欲しいし、あなたに認められたいんです。それは他の誰でもないあなたでないと意味がない。最愛のパートナーとはそういう存在です。逆に拒絶されたりニーズをぶつけられると、彼のモチベーションは下がってしまいます。

もちろんこれは女性だけでなく、男性にも言えることなんですけどね。

以上、皆さんの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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