恋愛と男性心理

悩みを隠す彼のこと、その2

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「悩みを隠す彼のこと、その2」

前回記事のスピンオフ的な内容になるかと思いますが、お付き合いくださいませ。

僕自身、パートナーシップに関するお話をお聞かせいただくと、2人に愛情がたくさんあるのに、どうにも相手に上手く伝わっていなくて問題が起きているケースに出会うことがあるんですよね。今日はそんなケースの1例をお話してみたいと思います。

例えば、頑張って頑張って彼女を愛そうとしている彼がいて。しかし、ときに彼が苦しそうな、辛そうな姿を見せることがあると、その姿を見た女性が心苦しくなってしまう、といったケース。

彼は頑張ること、耐えることで自分の愛を表現しようとするのですが、女性から見ると彼がどこか無理をしている姿、我慢している姿は「幸せそうではない」と見えてしまうこと、そう感じることがあるのかもしれません。

あなたの前で男性の頑張る姿が「犠牲的」に見えてしまうとしたら・・・。

「私と一緒にいると彼は辛くなるの?」と心が感じれば辛い感情が湧き上がりますよね。女性が彼を愛していればいるほど苦しくなってしまうことだってあるかもしれませんね。

こんなときにケンカが起きることがあるんですよね。

最初のうちは女性から彼に「頑張ってくれてありがとう。でも大丈夫?無理しなくていいよ」って言ってあげられるんです。

でも彼も「大丈夫だから」と言い張って彼の愛しかたを変えずにいたり、更に辛い状態になっていても頑張り続けていると、見ている女性側はどうにも罪悪感が刺激されてしまうことがあるようで。

彼の我慢している姿を見るたびにと辛くなったり、心苦しくなったり。そう感じる分だけイライラしてしまって、つい彼に対して辛く当たってしまったり・・・なんてこともあるようです。

実際、このあたりのお話をカウンセリングでお伺いすると

「彼と一緒にいると疲れるんです」
「彼はぜんぜん私の気持ちを分かってくれないんです」

といったお話をしてくださる方もいらっしゃるのですが、よくよく話の内容を聞いていくと、少なくとも僕には

「私は彼が楽になってくれる、幸せで笑っていてくれればいいなと思うんだけど、彼はそうじゃなくて辛そう・・・。それって私と一緒にいても彼は幸せになれないってこと?私がダメなの?」

といったように、心の深い部分で随分ご自分を責めておられるように思えてくるんですね。それは誤解で、自分を責めることなんて全く必要のないことなんですけれど。

そして、辛い気持ちを感じることにウンザリして、彼に対して不満感を抱えておられるかたもいらっしゃるようなんです。

前回の記事でも書きましたが

男性は「弱さを認める」ということが難しいと感じやすい生き物。だから弱さを隠して頑張ろうとします。自分のやり方を変えないこともあるでしょう。それが男性なりの愛情表現であると思っている部分があるからです。

そんな時、彼を見ている女性側は、つい自分の中の「罪悪感」「無価値感」を見てしまうのかもしれませんね。とっても辛い気持ちになったり、人によっては申し訳ない気持ちになったり、彼を不幸にしているのでは?と感じてしまうかたもいらっしゃるのかもしれません。

心理学にはこんな法則があります。

「人が人を責める時というのは、自分を責めきって責きれなくなったときである。」

つまり、自分を責めて辛い気持ちが限界に達した時、そこで私たちは人を責めたくなるものなのですね。

「頑張ること」というのは、自分を緩めることの対極。どこかで自分を責めたり追い詰めることに似ています。そういう意味で彼の頑張る姿は「彼自身が自分を責めている、罰を受けている」と、周囲からするとに思えてしまうこともあるようです。

そこで彼を見て自分を責めてしまうと、今度はあなたがその辛さに耐え切れなくなって彼を責めたくなったり、拒絶したくなるかもしれませんよね。

ただ、あなたのその思いの根っこにはどう見ても「愛情」があるようにしか思えないのは僕だけなのでしょうか?

もしあなたがこんな状況にいるとしたら、あなたが分かってほしいのは「彼を愛している私」「愛情を与えたい私」なのかもしれません。

いや、きっとあなたの中に本当に大きな愛情があるのは間違いのないことでしょう

しかし、あなたが彼の姿を見て罪悪感を感じ、自分で自分を責めている状態ではなかなか「自分の中の愛情」を選べない、感じにくくなってしまうかもしれません。

そんな時、あなたは自分の辛さの理由を彼に求め、どこかで彼の態度を何とか変えたくなるかもしれませんね。彼が変わってくれれば、彼が分かってくれれば・・・と思いがちになることもあるでしょう。

私たちはどうしても「自分なりの愛し方」に拘ってしまうものです

そして私たちは「誰かを認知する」とき、どうしても「自分を通してしか相手を認知することができない」ものです。

目の前にいる「頑張っている彼」の辛さは「頑張っている私」がいるから分かるわけですよね。

しかし、彼にとってその頑張りが、あなたが思うように辛いのかどうか?はまた別のお話なのです。

彼はあなたを愛するが故に辛くても頑張ることがあるわけです。もちろん口ではいろいろ言うことだってあるかもしれませんけれどね。その裏には彼の愛情が存在していることってあるんですよ。

むしろ彼にとって辛いことは、自分なりに頑張って愛そうとしても、その愛情をあなたに受け取ってもらえない、分かってもらえないことかもしれないんですよね。

彼がそう感じたとき、彼は「君は僕の事を何も分かっちゃいない !」といった事を言い始めることが多いものです。彼にしてみると、自分の愛を受け取ってもらえていないような感覚がするのでしょう。頑張って愛したことが全て無意味に感じてしまうことだってあるかもしれません。

何故なら、彼はあなたにそれだけの価値を見て、愛情を注ごうとしていたからです

だとすれば、今、あなたは「彼に自分の気持ちを分かってほしい」と願うより、「あなたの中の大きな愛情を感じる」こと、「とっても素晴らしい自分を許すこと」が求められているのかもしれませんね

どこかで、あなたもまた、彼を一生懸命愛そうとしたのではないでしょうか?

だとすれば、そんな自分をちゃんと認めてあげましょうよ。

そして、彼が彼なりに愛そうとしている、あなた自身の素晴らしさを認めていきましょう。

それぐらい私には価値があるんだと認めるんです。

これができるようになると、今度は「どう彼の愛情に反応してあげようか?」「彼の愛情をどんな表情で受け取ろうか?」「どう彼を喜ばせてあげようか?」と考えられるようになってきます。

ここまで行くと、きっとあなたは彼との間で愛を通わせる達人になっていることでしょう。

とはいえ、これ、あなたが自分ばかり見つめ、自分を責めていると難しいことなんですよね。自己評価が低いとどうしても相手の愛情に反応できなくなってしまうばかりか、悪意は無くても遠慮したり、つい拒絶してしまうものだからです。

日々、当たり前のように自分を責める自我(エゴ)の罠に引っかからず、どうか自分自身を認めてあげて欲しいなと思います。

以上、皆さんの参考になれば幸いです。最後までご覧頂ありがとうございました!

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