日常に使える心理学

当たり前が手に入らない。

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、皆さんの中にはこういう感覚を感じたことは無いでしょうか?

「当たり前のことができない」「当たり前のことが手に入らない」


失恋、離婚はもとより、仕事の問題、対人関係・いじめの問題や身体的コンプレックスなどを抱えると、時としてこのような思いに駆られることがあるのかもしれませんね。

本当に大切な彼・彼女との別れ、集団の中での強い分離、そして病気など自身の身体的な問題を目の当たりにし、その事実が自分ひとりの力ではどうすることもできないと感じたとき、私たちはある感情を感じやすくなるようです。

それが無力感であり、無価値感。

自分には自分を幸せにする力が無い。自分には幸せになるまでに大きな問題が立ちはだかっている。

自分は無力だ、諦めるしかないんだ。
自分はダメなんだ、だから今の現実を生きるしかないんだ。

時には強い絶望を感じて、生きること、自分自身の存在を疑ってしまうことだってあるのかもしれません。

もちろんそこまで強く感じていなくても、自分の魅力を感じられなかったり、自分のことを情けない存在として扱ってしまうと、ココロは同じような感情を感じてしまうものです。

そしてそんな自分を自分で受け入れられず、責めてしまうものです。もちろん意識的にだけでなく、どこか習慣的に自分をちっぽけに扱うことも同じです。

そして問題から受けるインパクトや絶望の強さが強いだけ、私たちのいココロは強く痛みます。

そしてその痛みは未来を真っ黒に塗りつぶしてしまうこともあるようです。

「他の人たちは何の問題も無く幸せになっているのに、どうして私だけ?僕だけ?」
「ありふれた当たり前の幸せも望めないなんて・・・」

これは僕の経験ですが、自分の身体的な問題を一人で抱えていた時、毎日のようにそう感じていたんです。しかし、あまりに辛いこの思いを見ないように毎日を過ごしてきた。

だから、恋愛、入学、卒業、就職・・・人生の節目節目になると、普段は切り離していた辛い気持ちを思い出しては、うんざりしていたような気がします。

「もう、最初から何も望まなければ、これ以上傷つくことは無いんだ」
「そう、何事も望むから辛い。諦めこそ唯一の傷つかない手段だ。」

自分にそう言い聞かせながら、淡々と、そしてどこか客観的に未来の不全感を感じていたように思うのです。

しかし、今、カウンセラーになり、無事結婚することもできた自分が過去の自分を見たとき、どう思うだろう?と、ふと考えてみると、

「お前には幸せな未来がある!」

と、はっきり言い切るような気がします。

これ、喉元過ぎれば熱さ忘れる、的な発想ではありません。今でも病気をはじめ、自分への疑いや恐れを抱えていないわけではないからです。

ただ、一つ。

僕がこの癒しの世界で受け取ったことがあるからこそ、自分の未来を諦めなくていい、と言い切れるのです。

それが「人」の力。そして「愛」の力です。

エンパワー。

人はその力の使い方を誤った時、確かに人は人を傷つけます。随分と僕も傷つき、傷つけてきたように思います。

しかし、人には愛という力があり、どんなに信じられない自分をも愛してくれる人がいる。

そんな人たちに触れたこと。それだけで一度はこの世から消えたいと願った僕は生きられた。大げさですけどそんな気さえするんです。

当たり前が手に入らない。これほど辛い思いはないと思います。

しかし、だから手に入らないとは限らないのです。現実が変わらないわけではないのです。

いつも限界と可能性は同時にやってくる。僕はそう思うのです。

また、何事も一人で抱え込むと恩恵は遠ざかっていく。心理学ではそう言います。

今、一人では未来の可能性が見えないだけかもしれない。そして、世界が見せてくれるものは、自分の思うような幸せではないかもしれない。

それでも、誰かの手をかり、知恵をかり、幸せになる!と一歩踏み出した時に、未来に明るさを見出せる。とても怖くて勇気のいるその一歩を、一人じゃない、誰かとともに踏み出すことを考えてみるといいのかもしれません。

辛い時は泣きつけばいい。苦しいなら苦しいと叫べばいい。悲しいなら悲しいと泣けばいい。

このシンプルなことを、私は一人でやらなきゃいけないと感じたとき。孤独も絶望も無力感も、そして自分の中の問題も、強く大きくなってくように思うのです。

当たり前が手に入らない。そう感じる心のウラには、どこか強い自立があります。

たった一人で抱え込む自立。それは心がこれ以上傷つかないようにできた、とても頑なで閉じた心のありよう。ただ、それは本当の自立とは少し意味合いが違うのです。

だから、あなたの中に自立した頑ななココロがあるなら一度緩めてみる。

誰にも話せなくて、触れさせたくなくて隠し続けるがゆえに、本当に死んでしまうか?と思うほど大きくなった怖さを、越えて自分を知ってもらう。自分に触れさせる。信頼できる人の前だけでいいですから。

そんな勇気が持てたとしたら、人生が変わってしまうかもしれません。

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