日常に使える心理学

別れの痛みと心理パターン

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

それでは今日のコラムです。

よろしければお付き合いください。


これはもう随分前の話になりますが

当時、僕はとても大きな失恋を経験します。それまでは入れ込まない、本気にならない安全な恋愛をしていたんですが、その時はしっかり恋に落ち、本当に幸せな時間を手に入れていたんですよ。

しかし、あるキッカケでその恋愛が終わった時、僕はたくさんの強い感情に襲われましたね。

苦しさ。悲しみ。孤独。全てが終わったかのような感覚。

その当時の自分はまだ若く、全ての感情を到底受け止めきれませんでしたね。受け止めきれないから、いろいろなことを・・・まぁ気持ちをそらすことで精一杯だったんですよね。

別れを経験して感じるもの。それは人によってそれぞれでしょうし、ココロのありようや過去の感情体験の数によっても、感じる気持ちの強弱や、感じる感情そのものの質は変わると思います。

また、人によっては1つの別れで、そこまで苦しまないこともあるわけです。何度も別れを経験しても、恋ができる人もいらっしゃるし、別れでそこまで苦しまない方もいらっしゃる。

ではどうして僕はそこまで苦しんだのか?というと・・・それまでの僕自身の感情の扱い方にあったと思うんです。

感情の扱い方というと、とても難しい感じですが、要は僕には自分の気持ちをひたすら「我慢する」癖があったということなんですよね。

この我慢というのは、恋愛だけではなく、既に日常生活や過去の生き方の中に染み付いている、僕自身の感情の扱い方、その癖のようなものでした。

例えば、友人関係の中でも「何かして欲しいものがあっても、そうは言わない」だとか。

「自分の意見を言いたい状況でも、なかなか言えない。言うことがどこか憚られる。」

「誰かの意見を尊重するあまり、自分の気持ちをごまかすことに慣れてしまった。」

このような事が、仕事はもちろん、家族内や人間関係全般で慢性化していたんです。

僕自身、子供の頃から「いい子」を演じていましたから、わがままも言わなければ、欲しいものを欲しいと表現する発想があまり無く、自然と自分の気持ちを押し殺して生きていたわけです。まぁ、それがあまりにナチュラルなものになっていたので、疑いもしませんでしたけれど。

それぐらい「求めない」=「求めることが苦手」な自分が、なんとか苦手なりに求めて手に入ったものがその当時の恋愛。

だとすれば、僕にとってどれだけ貴重なものになるか?というのは今となっては容易に想像できるわけなんですよね。

そして我慢ばかりしていた自分にとって、恋愛という愛される経験は自分の感情、特に今まで我慢して溜めに溜め込んだ気持ちを開放する素晴らしいものだったわけです。

だから、それを失うとなれば・・・今思えば、自分でも信じられないぐらいの痛みや執着が生まれても不思議ではないんですよね。

つまり、過去の僕がそこまで失恋が痛み苦しんだのは、その裏にずっと燻っていた、我慢の裏にある気持ちが疼いたということでもあったわけなんです。

どれだけココロで願っていても、自分からは求められなかったもの。

それは誰かに愛されることでもあり、誰かを愛することでもあり、欲しいものを欲しいということでもあるでしょう。

そしてもし、それを今、目の前にある恋愛でしか手に入れられないと思っていたとするならば。

もう手に入らないかもしれないと感じるならば。

または、手に入れるには苦手なこと=求めることをしなければいけないと心がそう思うならば。

そう簡単に割り切って手放すことは難しくなると思うんですよね。

つまり、どこかで「自分が何かを求めることが苦手」だからゆえに、一つの失恋で大ダメージを受けていた側面があるように思います。

そしてその求めることが苦手という感覚の向こうには

「自分への疑い・自信の無さ」もあったでしょうし、「我慢すること=自分なりの愛される秘訣」もあったでしょう。

どこかで自分のココロの中に眠っていた感情や、その感情の扱い方が大きく影響していたわけです。

ということで、僕は心理学や癒しの世界で、自分の感情の扱い方はもちろん、自分自身のココロの癖を見直すことを繰り返していったわけなのですが、この続きは次回に。

自分のココロの癖や、感情の扱い方を変えると、どう変化し、何が起こっていったのか?をお伝えしようと思います。

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