恋愛と男性心理

彼の心の扉を開く鍵?

love
例えばこんなケース。

『最近、友達の紹介で知り合った男性がいるんです。

私、彼にもう出会った瞬間、素敵だなぁ~って感じちゃって、彼に近づこうって頑張ってみたんです。

メアド聞いたら教えてくれて。それから何度か連絡してるうちにまた会いたくなって・・・。

だから私「今度会いませんか?」って勇気振り絞って聞いてみたんです。そしたら彼からOKって返事がきて。それから彼と何度か会うようになったんですよね。

ある時、彼に「彼女とかいないの?」って聞いたら、彼、なんだかさえない表情で。どうしたの?って聞くと「恋愛はちょっと・・・」って。「もう恋愛には疲れた」って。

その言葉を聞いて本当にショックだったんですけど。

「どうして?」って聞くと、彼は隠さずに「昔、大きな失恋をして(離婚でもOK)本当に大変だった。それからはもう恋愛関係になるのはやめてる」って。「こうやって一緒に会うのはいいけど、それ以上の関係になるつもりはない」って。

それからも2人で会うことはあるんですけど、これ以上前に進めない感じで。もしかして他に女性がいる?とも考えたんですけど、そうでもないみたい。本当にずっと一人でいるみたいなんですよね。

だったら私、彼ともっと近づきたいって思うんです。どうやったら彼の気持ちが変わるんでしょう?彼がもう一度恋をしようって思うことってあるんでしょうか』

僕自身もこのようなお話をお聞きする機会があるんですよね。ということで、今回は「過去に恋愛や結婚でのハートブレイクを抱えている男性」というテーマを中心にテキストを書き進めたいと思います。よろしければお付き合いくださいませ。

さて、過去に恋で傷ついた男性。意外と少なくないのかもしれませんね。どこか彼のハートが傷ついていたり、女性に対する痛みの感覚を抱えてしまっているのかもしれません。

ただ、過去に大きなハートブレイクを経験しても、もう一度恋をしようと思う男性もいらっしゃいます。だから「もう恋はいい」と話している男性って(あくまで)彼にとって痛烈なハートブレイクを経験している可能性ってとても高いんです。

例えば、大きな失恋。彼が一生懸命愛した度合いだけ、また別れの理由が彼にとって受け入れたくないものであった度合いだけ、彼は恋に対する恐れを感じるのかもしれません。また、なんども失恋を重ねていくうちに心が傷つきすぎて、恋をする意欲を失ってしまうことだって考えられます。

例えば、離婚。本当に大切にしてきた関係が壊れてしまったことが、彼に「誰かと共に生きる」ことに対する恐れを作り上げているのかもしれません。

もちろん男性によって抱えている感覚は他にも沢山あるでしょうが、彼にとっての痛烈なハートブレイクが彼の中での「苦しみ」や「痛み」という感情をつくり、彼の心がその感情を再体験することを恐れていることって少なくないようなんですよね。

そしてこのような感覚を抱えている男性って、「目の前にいるあなたがどんな女性なのか?」について、あまり関心を示してこないことが少なくないようなんです。

だからあなたが必死にアピールしても、彼に優しくしたり受け入れようと頑張っても、彼からは殆ど良いレスポンスが返ってこない、なんて事も起きるんです。

 

これ、心理学でいう「防衛」という心理作用なのですけれど。

彼の過去、その事実だけを見ていくと、彼のハートブレイクの理由は数人の女性との関係で起きたものですけれど。彼の傷が大きければ大きいほど、彼は女性全般を自分に近づけないように振舞うわけです。

これを誤解を恐れず簡単に書くと、「彼が過去にあんまりにも傷ついたものだから、これ以上自分を傷つける可能性のあるモノ全てを拒絶する」ようにしている感じでしょうか。

そういう意味で言えば「もう恋はいい」と言う男性の言葉の真意は、「あなたがダメだから」という意味ではないことが多いのかもしれませんね。むしろ「恋の対象となる女性はもういい」と言っているわけです。

ただ、実際に僕がカウンセリングでこのようなお話をさせていただくと

「それは分かります。でもそれではどうすることもできないじゃないですか?」であるとか、「でも、私じゃなくて他の女性だったら彼が心を開くなんてことはないんですか?」と質問をしてくださる方もいらっしゃるんですよね。

もしかするとその感覚の裏には「私は彼が好きなのに・・・彼は私を選んでくれない」という想いがあるのかもしれませんね。

もしそうだとすれば、それはとても切なく、時に辛い気持ちなのかもしれませんね。そのお気持ち、僕なりにですが理解できる気がするんです。

ただ、ココがあなたに対して彼が心を開くかどうか?その可能性を左右する大きなポイントでもあるんですよね。ということでもう少し書き進めます。

僕はこう思うんですよね。

「彼自身も今、あなたを選んでいないことを自覚している」だろうな、と。

一般的に「フラれるのも辛いけど、フル方も辛い」と言いますが、人が人を拒絶するということはそれ相応の感情を呼び起こします。拒絶は見方次第では自分を守るために相手を傷つけることでもありますからね。

すると拒絶している方は「悪いことしてるな」という「罪悪感」を感じやすくなるものなんです。彼がいい人であったり誠実な人であればあるだけ強く感じます。もちろんそれがあなたに見えるかどうかは別としてです。

そして罪悪感を感じたいと思う人はほとんどいませんから、罪悪感を感じない方向に心は向います。

そんな時、もし仮にあなたが彼に「私を選んで欲しい」という想いを、声に出さずとも立ち振る舞いから醸し出されていたらどうなるでしょう?

時としてあなたの好意や想いが彼の責任感などを刺激し、あなたからの声なき要求に感じてしまうことだって考えられるんですよね。もちろん、それがいいかどうかは別の話です。

そんな時、彼もあなたも共に、感情的な重たさを感じてしまうかもしれませんよね。そしてその重たさが恋の楽しさをどんどん奪っていくのかもしれません。

ただ、本来私たちが人を「好き」になるという気持ちはとても軽いフワフワとしたココロのエネルギーであり、お互いに感じていてとても心地の良いものなんです。好きになることも、好きを受け取ることもね。

しかしその軽いエネルギーを重くするものがある。それが心理学でいう「< strong>ニーズ」つまり欲求なんですよ。

今回の例で言うと、

「彼に私を選んで欲しい」

この切ない恋心がそれにあたるんです。切ない恋心が時として「選んでという心理的な要求」になってしまうんですよね。なんともまぁ僕自身書いていて辛くなってくる部分ではあるんですけれど。

彼の閉じてしまっているハートを何度もノックしても開かないとき。

それはあなたがどれだけ軽いエネルギーで彼と接する事ができるか?にかかっているように僕は思うんですよね。

それは駆け引きもなく、彼を助けたい想いで彼にぶつかるのでもなく、愛して欲しいという気持ちを全面に持ち出すのでもない、純粋に好きという気持ち。どこか彼を好きでいることに自信をもっている感覚。

そしてそれを堂々を表現できる、凛とした自分でいられること。

 

だから、あなたにも自信が必要なんですよね。

自信は自己承認、つまり自分のことたくさん認めてあげることから生まれてきます。だから自分を好きになることってとても大切なんですよね。

かといって・・・あなたが100%の自信を作り上げるまで待つ必要もないんですけどね。

何よりあなたが「好き」という心が軽くなる感覚をたくさん感じること、彼の前でも日常でもイキイキとしたあなたでいることが大切なんですね。

それは日々の辛さや悲しみを感じるな、我慢しろということではありませんよ。何事も溜め込まず我慢せず、心の中をスッキリさせておく。その準備もとっても大切です。

その軽い感覚こそが彼にとって「今までに感じたことのない」ものであり、「彼の痛みや重さ」を開放するものでもあるんですよね。きっと彼は過去に傷ついた度合いだけ「恋に深刻」になっているはずですから。

そういう意味では、これからあなたが「深刻にならない」関係をリードしていけるか?が、実は彼の心を開く一つの処方箋だと考えられるんですね。

今回は以上です。最後までご覧いただきましてありがとうございました。次回の担当は再来週になります。またよろしければご覧くださいね。

カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...