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日常に使える心理学

待つ、という選択。

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日もコラムを更新します。

よろしければお付き合いください。


相手に考える時間をもってもらうために、今は何もしない、待ってみる。

急いては事を仕損じるという言葉がありますね。ホントこの言葉がぴったり当てはまるようなケース、待つことで状況が好転することがあるんですね。

もちろんこの判断はとても難しいことがあるので、私も一緒になって考えさせていただくのですが。

例えば、私が今までにカウンセリングさせていただいたご夫婦(別居・離婚の危機)の問題でも、 ビジネスの問題でも、自分を変える・自己実現の問題でも

「今は待った方がいい」

というケースは少なくありません。

私自身も前職時代、よくやらかしました。

例えば、目先の実績が欲しいがゆえに焦って顧客の心象を悪くしてしまったことや、継続したリピーターになっていただけなかったこと。

もちろんその状況で異なることもあるのですが、お客様にちゃんと考えていただくために、こちらが待つこともまた信頼関係を作るために大切なことだと痛感しましたね。

まぁ上司に数字のことを突っつかれるとそうも言ってられないぐらい焦ることもありましたが・・・。

この感覚、パートナーとの間でも同じことが言えるのでは?と私は感じることがあります。

例えばパートナーとのトラブルで考えてみましょう。

浮気でも別れの危機など、とてもショッキングな出来事があるときであっても、結果的にうまくいくケースを私自身何度も見させていただいてきたんですが。

そのケースを私なりに分析すると、どうしても「相手との適切な心の距離」がとれるかどうか?はとても大きなファクターだと感じるんですよね。

少し考えてみてください。

例えば、あなたにとって本当に無二の親友がいたとして、その親友が何かに傷ついていたとします。

あなただったらその親友にどう声を変えるでしょうか?

本当にその親友を思うなら、親友の味方となって「応援するから」と言いたくなる方って少なくないのではないでしょうか?

たとえあなたの善意からくるアドバイスを、親友が受け入れなかったとして、残念に思うことがあっても、それでも応援したくならないでしょうか?

何故それができるのか?

それは信頼関係があるから。

そして「心理的な距離感が適切」だからです。遠すぎず、近すぎず、という感覚がそこにあるからなんですよね。

なので、相手の傷や意思に、あなたの感情が大きく振り回されることがないから、冷静で客観性を保てている、と考えられるんですね。

しかし、多くのパートナーシップの問題では、そもそもこの相手との距離感が曖昧になるケースがよくあります。

相手を愛するがゆえに、心の距離が近くなる。その距離感が時とともに、合わなくなってくることがある。

いや、むしろロマンスがある時は「お互いに相手の距離感に合わせていることの方がいい」と思っているわけです。

もっと相手を近くに感じたい人は、遠さを感じても遠慮したり我慢しますね。
もっと相手を遠くに感じていたい人は、違和感を感じても相手を受け入れようとします。

しかしそのロマンスが終わったとき、「パートナーとの距離は近い」と思う方は、距離を取ろう、パートナーから離れようと思うかもしれません。

そこで、本来自分が取りたいと思う距離感を作ろうとするのです。多く、自立的な方が「距離感を保ちたいと思う」傾向がありますね。

この辺りに目には見えない対立構造が生まれてきます。

これが不満、不安、心配などの感情になって溢れでてくると、目に見える対立に変わってくるわけですが。

ここで理想を言えば

「相手との距離感が近い」人は、少し距離を取る、対等さを築く方向性が大切ですし。
「相手との距離が遠い」人は、相手の思いを受け取る方向性が大切になります。

しかし、そもそもこのパートナーとの距離感は「自分が心地良い」と思う距離感なので、なかなか変えることは難しく、変えようとも思わないことである場合が多いです。

そして時間がかかる。すぐに相手の距離感に合わせられる人はそうそういないのです。

お互いに相手の距離感を受け入れたり、どこかで相手に合わせられるのか?その線引をするためには、ある程度の覚悟がいるのです。

だからどうしても「待つ」事が必要になってくることがあるんですね。

しかし、多く「相手との距離感だけで相手の愛情を推し量る」方がいらっしゃいます。

この相手との距離感だけで愛情を推し量ると見えない愛情もたくさんあるように思います。

例えば、数年会っていない旧友とばったり街で出会った時。

普段はお互いに思い出しもしないけれど、顔を見た瞬間に「じわっと喜びや愛着」が湧いてきませんか?コレは距離感では愛情の一つのカタチとも言えますよね。

もちろん相手との距離感で愛情をはかるのは、それはとても分かりやすい測り方だからなのだと思います。

そもそもパートナーとトラブルが起きた時、そのインパクトはとても辛いものですけれど、急にパートナーとのお起きた隔たり、距離が生まれるものです。

ただ、痛みが強い時はなかなか気づけないものですが、こうも考えられないでしょうか?

そうならないと気づけないことがお互いにあるのかもしれない、と、

今、気づくべきことはたくさんあるはず、と。

相手を見る。そして自分と違うことを受け入れる。

だからこそ生まれる、「こうしてみよう」というアイデア。相手への思いやり。

そんな、二人がまだパートナーではなかった頃には、普通に出来ていたことを、もう一度トライすればいいのかもしれません。

もう一度、恋をする、結婚をする感じで。それぐらいの距離感は時に必要かもしれません。

ただ、そもそもパートナーとの距離感が違うこと、あなたの求める距離感自体がいけないこと、責められることである、とは私は言いたくありません。

確かにそれは問題を作る要因であるけれど、その人なりに親密感を求めた結果がそれならば、それは責められるべきことではないと思うからです。

ただ、変えればいいことにすぎないと思うんですね。それは愛する人のために、です。

だからどうかご自分を責めないでいただきたいなと思います。

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