日常に使える心理学

別れはひとつの「卒業」

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

それでは今日のコラムです。よろしければお付き合いください。


もうこの今のパートナーシップに限界を感じる・・・。

今まで自分なりに努力してきた。
相手を愛し、受け入れてきた。;
自分なりにこの関係を壊さないように踏ん張ってきた。

でも、もう無理だとしか思えない。限界を感じてばかりで、何より私が幸せではない・・・。

そんなお声をお聞きすることがあります。

僕自身、カウンセリングの中で、パートナーシップの改善というテーマを多く担当させていただくんです。それはもうたくさん。;

一方で、「より良いお別れに向けて」といったテーマのお話をお伺いすることもあるんですよね。

私たちにとってどんなことであれ「別れ」はできれば経験したくないものなのかもしれません。

信頼できる仲間、 パートナー、ご両親、ご家族・・・大切だと思い、その関係性を守ろう、より良くしようと思えば思うほど、「別れ」という選択や現実はネガティヴに感じてしまうものなのかもしれませんしね。

またパートナーシップのお話では、別れを切りだされる方もとても辛いですが、この関係を終わらせようとする方もまた、苦渋に満ちた感覚をお感じになる場合もあるようです。

特に、優しい人、誰かを受け止め愛そうとする人、忍耐強い方ほど、この苦しみは強くなり、時には「別れ」を考えることに強い罪悪感は背徳感をお感じになる場合もあるでしょう。

今、別れを選びたいと思っている自分がいる。

しかし、それはほんとうに正しいことなのだろうか?
自分は本当にベストを尽くし、相手を愛してきたのだろうか?
まだできることがあるのではないか?
自分の忍耐や努力が足りないのではないか?
私が別れを選択したら、相手はきっと傷つくのではないか?

・・・そして私の家族や両親、友人は、別れをいう選択をする自分をどう思うだろうか。

そんな思いがグルグルと心のなかで回り続け、そう思えば思うほど、自分の「本心」を疑ってしまったり、不安に苛まれたりするのかもしれませんしね。

しかし、現実を顧みると、もうやっていけない・・・と思う自分に出会う。

そしてまた葛藤する、その繰り返し・・・。

僕は「別れ」自体、ネガティヴな選択肢でしかない、とは思っていません。

時に、発展的な別れというものは存在すると思っています。だから別れという選択肢を選ぶことに必要以上に罪悪感を感じる必要はないと思います。

むしろ、別れないと見えないこと、別れることでお互いに開ける道というものもある、と、今までの経験から感じる部分もあります。

ただ、愛情の深い人・・・

特に幼少期から家族の中で、誰よりも繋がりを求め、考え、懸命に繋ぎとめようとされてきた方や
人を受け入れること=愛情だと感じておられる方にとって

別れは「自分の良心や善なる部分」と真向から対立する感覚なので、とても苦しい思いをされるようですね。

こういった場合、自分自身の家族の中や、成長過程で培ってきた自分の心のクセ(心理パターン)が、あなたを追い込んでいくわけです。

*なので、僕のカウンセリングでは「どうしてそこまで苦しい思いをするのか?」について、丁寧に解説させていただいたり、そのパターンの手放しのプロセスを考える時がありますが。

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そんな、別れを意識して苦しむ時は、まずこう考えてみてはいかがでしょうか?;

「別れ」はひとつの「卒業」なんだ、と。

あなたにとって今まで何度も「卒業」という経験をしてきたことがあったと思います。この別れもその一つだと考えてみると、少し心が穏やかになるかもしれません。

そして、この関係性から卒業して、新しい自分にかわる、相手も変化していくのだと、信頼してみましょう。

ただ、だからこそ、ちゃんとこの関係を「卒業」する必要性も出てきますね。

今があまりに苦しいから逃げ出したい。そう思う気持はよく分かるのですが、逃げだと思うと、別れの後で後悔や自己攻撃を必要以上にしてしまう可能性があります。

また、逃げたい一心だけで別れを選択すると、先の展望がないので余計に苦しくなってしまうこともあるでしょう。

こういった時はまず自分を振り返り

自分は十分に頑張ったと、自分を承認できているか?
やり残りた感はないか?悔いはないか?
自分のこの先の展望(進路)や目標について、無理はないか?;
そして、今まで共にいたパートナーに心から感謝できるか?

もちろんこのようにスッキリ認められるなんてないかもしれません。

ただ、自分の中にウソはない、開き直ることなく自分は十分に頑張ってきたと思えるなら、一歩前に進んでもいいかもしれません。

よくわからないなと思うなら、一度僕に会いに来てください。お話をお聞きしながら客観的な意見をお伝えできると思いますしね。

最後になりますが、何より、卒業には感謝と許しは欠かせないんですよね。

学校の卒業式もそうですよね?先生や仲間にありがとう!って思いますよね。

今までパートナーと一緒にいた時間、それを否定することが別れ、だとは限らないと思うんですよ。

「今まで幸せだった時もあるし、今までの私はあなたと一緒にいることで生きてきた」

罪悪感や不安が大きいとなかなか向き合えませんが、心を楽にして、その事実にシッカリ目を向けて感謝する。

過去を否定するのではなく、受け入れること。

どんな過去があったにせよ、その過去には、パートナーだけでなく、間違いなくあなた自身もいたはずですよね。

だから、過去から逃げたり、否定すればするほど自分も許せなくなってしまいます。

感謝は自分を許して自由になっていくためにとても大切なプロセスなんですね。

そうすることができれば、もしかするとあなたは比較的楽に次のステップに進めるかもしれませんね。

以上、皆さんの参考にしていただければ幸いです。

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