心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
それでは今日のコラムです。よろしければお付き合いください。
恋愛でも仕事でも何でもそうですが
「自分が何をしたらいいのか分からない・・・」という感覚は私達のエネルギーをガガッと奪ってしまうものですね。
例えば、あなたが新入社員で「仕事の段取りもやり方も分からない」自体に直面したとしましょう。
それだけで会社にいること自体に不安を感じたり、 どうしたらいいのか?さっぱり分からず冷や汗をかくかもしれません。
また、後になって考えてみれば、「これだけの事だったのか・・・」とあっさり理解できるようなことでも、ただその事を知らないだけで焦り、怖れ、テンパッて、普段なら思いつきもしないことをやってみたり・・・。
結果、被害が広がったなんて経験、あるかもしれませんね。;
ちなみに僕はよくやらかします(笑)前職時代は本当にこの手の失敗をたくさんしましたね。
そもそも僕自身、基本ビビリな性分を持っているので、分かんないことをそのままにしておくだけで不安になるタイプです。
恋愛でも夫婦関係でも仕事でも
「ココ、よく分かんないんだよな・・・」
をそのままにしておくと、それだけで不安や怖れは煽られます。それだけで疲れますよね。
その疲れはストレスとなり、慢性化すればうんざり感や、時に誰かに対する攻撃性にまで発展することがあります。
これは何度もブログに書いていることでもありますが、「分かんないこと=怖れを作る」ですからね。
ならば分からないことを学んだり、人の意見を訊き、参考にして新しいアイデアを取り入れればいいんですが・・・
自立した方ほどそこに抵抗感がある・・・。
だから自分の中で解決しようとするけれど、まだ疑問は解けないまま・・・というループにはまるのかもしれません。
でも、知らないということは恥ずかしいことでも何でもありません。分からないということも同様で、恥にする必要なんて全くないんです。
ただ厄介なのは、私達は「恥」という感覚が強くなるだけ、人に何かを「訊く」ことに躊躇します。
自分で新しい知識を入れることに、何だか抵抗感を感じ、自分のやり方にこだわることもあるでしょう。
それでうまくいくことばかりなら、それでいいんですよね。
しかし、自分の中の辞書をいくらめくっても、どうにも上手くいかないことが起きた時。
やるべきことは「自分の持っていない発想を手に入れる」「興味があることは学んだり、人に聞いてみる」
そんな投資をしてもいいのかもしれません。
自分のしたいことが分からないなら、自分の中からアウトプットしていく事も重要です。ビジョンや興味、希望を紙に書く、宣言する、など、目に見える形でアウトプットすればより自分を深く理解できます。
誰か親しい人と語り合うことができれば、「そういえば君って○○が好きだよね、こういうことが得意だよね」と、相手から「客観的な自分」を教えてもらえることもあるでしょう。
自分の長所が分からないのであれば、それも同じです。
異性のことがわからない、のであれば、異性のことを学ぶとき。自分にはない心の動きを理解しておくだけで、随分と不安は消えるものです。
自分の中の不安を作るもの、「よく分かんない」をどれだけ消しておくか?って、日々の仕事や生活の質に直結しているように、僕は思うんです。
そして分からないこと≒実は自分にとっての興味、であることって少なく無いですから。
「分からない」の前に立ち尽くして疲れてしまうのであれば、まずは「知ってみよう」と思う気持ちって大切なのかもしれませんね。
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