日常に使える心理学

これ以上我慢を続ける前に

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます

【ココロのコラム】これ以上我慢を続ける前に

よろしければお付き合いください。


僕自身、カウンセリングの現場にいますと、コミュニケーションの重要性と必要性を感じることがよくあるんです。

例えばパートナーとの間で、ビジネス上の関係で、地域などのコミュニティで・・・

自分の思いを的確に表現することを怖れるがあまり、招いてしまう誤解やトラブルもあるようですね。

特にカウンセリングのテーマとして多いのがパートナーシップとビジネスの問題。

とはいえ、ビジネスの問題はパートナーシップ以上にドライな側面を持ちますので、同じように語ることはできないのですが。

どこか相手の気持ちを推し量って、言いたいことを言えない、言わないことが多くなってしまうと、自分自身が悶々としたり、我慢が募った度合いだけパートナーやビジネス上で関わる人に、不満や怒りを感じやすくなるようです。

それは時に、

相手は自分の話を受け入れてくれないのでは?
こんな話をしたら相手が傷ついたり、怒るのでは?

という確信めいた感覚がそこにはあって。

その感覚があるからこそ、コミュニケーションをブロックしていく感じなんだろうと僕は思うことが多いんですけどね。

例えばあなたがもうパートナーを愛せないと思った時や、パートナーにちゃんと向き合ってほしいと思った時。

我慢が募って怒りに任せ、「どうして分かってくれないんだ!」とぶちまけても、きっとその怒りをスルーされるか、真正面から応戦されるだけになるでしょう。

怒りのコミュニケーションには常に怖れという感情が存在するもの。

なので、相手はあなたの本当に言いたいことではなく、あなたのその怒りに付随した「怖れ」に反応してコミュニケーションをするでしょう。

これではいくらあなたがエネルギーを使って怒っても、相手にあなたの本意が伝わらない分、切ないことになってしまうかもしれませんね。

また、あなたが

「なんであなたはいっつもいっつそうなのよ!私のことを何も考えてくれていないじゃない!」

とパートナーに怒りを持ったとして、それを相手に伝えたとして。

相手に伝わるのはきっと、「あなたが怒っている、悲しんでいる」だけなんだろうな、と思うんです。

あなたが何を怖れていたり、どんな気持ちを抱えて苦しんでいたり、辛い気持ちになっているのか?は伝わらないんですよね。

どこかあなたが本当に伝えたいことが抜け落ちているような感じなのかもしれませんよね。

ということは・・・

1.あなた自身、あなたが本当に伝えたいことを心の中で把握していない可能性と

2.あなた自身、本当に伝えたいことをあえて伝えないようにしている可能性がある。

僕はおおまかにそう考えることがあります。

まず、1の場合。

怒りは感情の蓋ですからね。例えば、もしあなたがパートナーに対して怒りを感じるなら、その向こう隠れた気持ちをちょっと感じてみて欲しいんです。

それは悲しみですか?寂しさでしょうか?孤独への不安でしょうか?

人それぞれ違うと思うんですよね。

そしてあなたは、その感情に触れることを何より怖れているのかもしれません。

なのでカウンセリングではあなたの辛い感情、不安などを丁寧に開放していくプロセスをご提供するんですけどね。

そして、ちゃんとパートナーにその不安を真摯に伝えたり、これから自分がパートナーをもっと信頼していきたいということを伝えるほうが、コミュニケーションとしてはうまくいくはずなんです。

2.のケースの場合。これはいわゆる「いい人」が抱えやすい問題でもあります。

あなた自身、本当に伝えたいことをあえて伝えないようにしている可能性があるということは、相手のことを考えたり、自分の事を考えて、あなたは伝えたいことを伝えないようにしているのかもしれません。

どこか自分の気持ちを隠しているのかもしれませんね。

もちろんその事自体が悪いことではないと思うんです。それが気遣い、やさしい嘘ってこともあるでしょうから。

ただ、このケースの問題はそこにあるわけじゃありません。

要は、あなたが相手を思って気持ちを伝えないということは、その時点であなたは相手を信頼していないことになる、ここが問題なのです。

相手はきっと受け止めきれないだろう、相手にはムリだろう、相手は傷ついて立ち直れないだろう・・・という不信感。

あなたがこの感覚を感じれば感じるほど、あなたは、人を信頼していないという部分から、半ば無意識的に罪悪感を感じ続けていくことにもなりかねません。

結果、相手に対する優しさや気遣いから生まれた不信が、自分の不信へと変化していくこともあるでしょう。

だから、言いたいことをどんどん言えなくなる。

大切な人に言いたいことを言うこと自体に物凄い抵抗感や罪悪感を感じてしまうこともあるのですよね。

もちろんコミュニケーションはキャッチボール。相手の受け取りやすい言葉を使うのは鉄板法則です。あえていつも辛辣な言葉を並べ立てる必要などありません。

ただ、言いたいけど言えない、我慢しなきゃいけないということが続くことはやっぱり辛いことです。

たとえ相手は受け止めきれないかもしれない。けれど、言わないと自分が苦しむ、潰れてしまう。

ビジネスではもちろん、パートナーシップレベルでも話さなきゃ前に進めないことってあると思うんです。

そんな時、相手のことを考えて心を砕く優しさも素晴らしいですが、相手はそれが辛いことでも受け止められるのだ、と信頼する力も必要なんですね。

それがないと間違いなく、あなたは貧乏くじを引いてしまった感覚や、いつも損や我慢ばかりするという感覚を感じるでしょうし。

少なからず、あなたに辛いことをいう人に対してあなたは激怒してしまうことになるでしょう。

それはあなたが一番我慢して避けているタブーを見せてくる人、そのものですからね。

そんな時、あなたが超えるべきは罪悪感などの感じたくない感情です。

ただ罪悪感だけ扱っていてもどうにもならないこともあると思うんです。

そんな時は「信頼」を扱っていきましょう。

人を心配するのではなく、ちゃんと信頼するというチャレンジです。

それには自信と勇気が必要。

でもまぁ、そんなに深く考えなくてもいいと思います。とにかく自分と人を信頼することでこの罠からは抜けていくことができますからね。

ということで、皆さんの参考になれば幸いです。

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