日常に使える心理学

「バリウム」と「辛い感情」の共通点

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

 

さて、昨日辺りからブログのデザイン変更を行っておりました。一度やってみたかったんですよね、3カラムのブログに(笑)

もちろん少しでもPCで見やすくなればと思いつつ。ちなみにスマホ用のデザインもそのうち手を入れたい・・・と思っております(笑)

それでは今日のコラムです。

 

【ココロのコラム#153】「「バリウム」と「辛い感情」の共通点?
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よろしければお付き合いください。

硫酸バリウムといえば、医薬品として有名ですね。X線造影剤で、健康診断の際に飲むあのバリウムと一般的に呼ばれるものです。(以下、硫酸バリウムのことをバリウムを表記します)

先日カウンセリングの中の一つの話のネタ、としてお話していたのですが。

「もし、あなたがバリウムを飲むとしたら、どんな時に飲むと思います?その目的は?」

そりゃ間違いなく「X線検査のため」だと思うんです。それ以外の飲むなんて考えられんわけですよね。

僕はあのバリウムの感覚が苦手で、また飲む・・・なんて考えられないんですが、検査の後はちゃんと下剤をもらいますね。出さないとマズイんですよね、やっぱり。身体の中で固まっちゃったら大変なことになりますからね。

・・・そんなことを考えていたら、私達にとっての「辛い感情」というのも、何だかバリウムと同じような部分があるんじゃないかと思ったんですよね。

辛い感情、それはもうたくさんありますね。

苦しみ、悲しみ、寂しさ、罪悪感、孤独感、分離感・・・

そういったものをどうして感じるのか?といえば、そりゃ私達は人であって心があるから、なんだろうと思うんです。

ただ、それを感じてもどうして外に開放しないのか?と考えると、何故なんだろう?と思いませんか?

私達にとって辛い感情を外に開放せず我慢していると、心はどうしても固く、そして気持ちは辛くなっていくものなんですね。

なのにどうして外に出さないのか?

僕の経験では、おそらく多くの方が「感情的になること=迷惑になること」と考えて、人に本当の辛い気持ちを話すことを避けている、自分の中で解決しようとしていることが多いのではないか、と思います。

だから私達にとって

「悩んでいること=それは恥ずかしいこと」
「人に相談すること=それは迷惑なこと」
「辛くても我慢すること=良いこと」

といった強烈な思い(観念)が作られ、それをもって自分の中に辛い感情を閉じ込めておこうとするのだろうと僕は思うんですよね。

バリウムを飲むには検査という目的があるように、辛い感情を飲み込むにもそれなりの目的があるはずです。

恋愛のため、パートナーのため、仕事のため、家族のため、子供のため、親友のため・・・

あなたにとっても、良かれと思って我慢していることってたくさんあると思います。僕の知る限り、多くの方が「愛情を持って我慢」されています。迷惑をかけないように、とね。

ただ、「人を愛するために、誰かを思うために」という目的で辛い感情を我慢するならば、その目的が達成されない度に、あなたは

「辛い感情というバリウムのごくごく飲んで溜め込んでいる」

なんて比喩ができるのではないか?と思うのです。

それはもう、飲み過ぎじゃないの?というぐらいに。時にはもう癖になっていて目的すら思い出せない方もいるかもしれません。

だったら、まずそれ外に出さないと・・・と思いません?

そして、なかなかこういった発想はお持ちになりにくいのかもしれません。

もしあなたが辛い感情を我慢することが癖になっていて、あなたの我慢している表情をパートナーや仲間、上司などが見ていたとして・・・。

周囲の人達は、あなたから何を感じ、どんな気分になり、どう評価するのか?

だから、パートナーも怒っていたり、悲しんでいるのかもしれない。
だから、仲間や上司などがあなたに対してちょっと距離を置くのかもしれない。

また、いくらあなたが上手に人前で笑って見せても、その我慢は感覚として伝わるので、なかなかあなたを大切にしようという人があなたの方に踏み込んでこない、なんてこともよくある話です。(恋愛や婚活で出てくるテーマですね。)

「あなたが(それが善意であったとしても)周囲に何を見せているのか?」

それを考えないから、どうして幸せじゃないだろう?こんなに頑張っているのに・・・といった状況が起こるとしたら。

・・・きっとあなたは周囲から誤解されたと感じることもあるでしょうし、周囲もあなたのことを誤解してしまうことがあると思うんですね。

そこで、このような誤解が起きるメカニズムに気づいていないと

何があっても辛くならない自分になればいいんだ
辛い状況を耐えれば幸せが来る

と信じることでしか、自分を保てなくなることもあるかもしれませんしね。

もしあなたが何事も我慢しちゃって辛くなるけど、自分一人で何とかしよう!と思いがちなのであれば。

「あなたが普段、周囲の人に何を見せているのか?」にちょっとこだわってもいいのかな?と思うんですよね。

どんな表情を、どんな態度を、どんな雰囲気を、周囲に見せているのか。

それを作るものが「辛い気持ちを我慢すること」なら、辛い気持ちを外にだすことからはじめてみてはいかがでしょう。

誰かに話す、日記などであなたの気持ちを書いて表現する、感情を開放するセラピー・セッションを受ける、いろんな方法を試してみてくださいね。

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