日常に使える心理学

その「よそよそしさ」を作るもの

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日もコラムを更新します。

よろしければお付き合いください。


どこか「よそよそしい態度」を取る人っていますよね。

大切な人ほど人との距離を取る。好きな人にはあえて近づかない。

最近も、「好き避け」ということについてご質問を受けることもありましたし。

「どうしても夫が私や家族を拒絶するような発言ばかりするんです、昔はあんなに仲が良かったのに・・・」だとか。

「どうしても好きな人に近づけないんですよね。友達は近づいても大丈夫じゃない?というけれど、どうしても怖くなってしまって無理なんです・・・」

そんなお話を耳にすることがありますね。

さて、私達の学ぶ心理学で、「よそよそしさを作るもの」って意外とシンプルな言葉で表現されていると僕は思っています。

それが「望まれていない気持ち」。まぁ深い深い罪悪感といえばそうなりますね・・・。

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これは私ごとですが、僕自身もまだまだ癒やしの道半ば、家族の中で問題がありありと存在していたころ、母親から
「お前は家族の中で一番望まれていない、嫌われ者だと思っているだろう・・・」
と言われた記憶が今でも忘れられないわけですが(笑)ええ、確かに思っておりましたよ、本気でねー。
ただそれが僕を、「家族を失いたくない、傷つけたくはない」と思うがゆえに取ることが出来た、唯一のリベンジであったことに気づくのはもっともっと後のことでしたが・・・。
***

この「望まれていない気持ち」というのはとても厄介で、感じているだけでもかなり痛くて辛いものだと思うんですね。

まるで「ここにいてはいけない」・・・という感覚をもたらしますし、望まれていない気持ちがあるからこそ、もっと望まれないことへの絶望や恐れもかなり強くなってしまいます。

また、私達の学ぶ心理学ではこういった望まれていないの理由は、母親の胎内にいたころから3歳までに培われると考えている部分があります。

例えば、幼いころの私達にとって「両親は絶対的な存在」にうつるわけです。

(だからこそ子供時代に「おまえのかぁちゃんでーべそ!」と言われると猛烈にムカつくことがあったわけですね(笑)今言われても大したことないはずですが)

ただ、その両親も人間ですから痛みも罪悪感も恥も・・・いろいろ感じるはずなんですよね。

しかし子供の目線から見ると

「両親が私を見て、恥・罪悪感・痛みを感じている」こと=「どこか自分のせい・自分がいるからそうなってしまうの?」

と、これは大いに誤解なんですが、しかしそう感じてしまうことがあるんですね。

そこで生まれるのが「自分は望まれていないのではないか?」という感覚だと言われています。

こういった感覚が恋愛や仕事の場面で顔を出すと

・必要以上に人に必要とされる努力をしようとしたり。

・「人の顔色、気にしなくていいじゃん」と言われてもどうしても人の顔色を伺い気を使いまくったり

・自分が傷つけられる、批判されることで大きなダメージを受けてしまったり

・どこか「人との関わりを避けること」に依存しがち(回避依存的)であったり。

・家庭やパートナーといった女性性の要素を孕むものから距離をとってしまう(傷ついた女性性の問題)

などを抱えるわけです。

そして、「好き避け」という言葉も、ある程度この解釈で説明がつく、と僕は思うんですよね。

心の中にある「望まれていない気持ち」が強く動いて、好きな人ほど近づけない。

でも、本当は彼や彼女のことが大好き。

だから近づけなかった自分を凄く責めたり、気のない態度をとってしまう自分に自己嫌悪・・・なんてことが起こると思いますし。

そんな時、あなたの思考でいくら考えても修正できないのならば、それはおそらく心の中で、「これ以上、望まれていない気持ちを感じたくない」という感覚が動いている証拠なんだろうな、と思うんですよね。

実はこの感覚、とても心の深い部分で感じていることなんです。

もちろん、「望まれていない気持ちを、私もかつては感じていたけど、ある素敵な人と出会って、かなり癒やされちゃた」なんてことが起こる可能性だって大いに有り得るんですが。

カウンセリングとして考えれば、実際にあなたとご両親の中にある感情を扱っていくアプローチが効果的ですね。

また、何より知っておいていただきたいのは、そのよそよそしさを作るものは「全て誤解」から始まっているということなんです。

「幼い時に感じたご両親の感情」=「自分の価値」ではないのですよ。

何度も何度もやってくる「望まれていない気持ち」を手放せるのは、あなたの真実とその存在のすばらしさを感じられた時。

「私には何かが必要」という感覚から、

「私はありのままでいていいんだ」という感覚へ、心のシフトチェンジをしていくのです。

それからのあなたにとっての「私には何かが必要」という感覚は、おそらくもっとあなたのプラスになり、あなたにとってより自分を高められるものに変わっていくと思います。

最後に、もしあなたのパートナーがこういったタイプの方ならば、焦らずゆっくりパートナーを認めていきましょう。

逆にあなたが辛い思いを我慢したり、苦しそうにいればいるほど、パートナーは離れたくなってしまうもの。

それはあなたが嫌いだから、というより、あなたの態度が「望まれていない自分」という感覚を呼び起こすから、だと思ってみてもいいかも?ですね。

以上、参考になりましたら幸いです。

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