普通のコラムを更新します。思いついたらまた書くかもしれませんが、まず無理でしょう。
そんな簡単に過去のことは手放せないが、手放すと決めると案外簡単に手放せる。
手放し。
それは過去の恋愛、過去の栄光、過去の失敗感、挫折感・・・。
「今のあなたの心が、過去に縛られ停滞してしまうとき」に使うメソッドですが。
なかなか手放したいけれど手放せない・・・と仰る方が少なくないように感じる今日このごろ。
きっとそんな時は、努力と根性が足りない・・・とは限らず
実は過去から今にかけての「未処理の感情」が強くあなたの心に残っている可能性が高いのです。;
どこかあなたも気づかないうちに慣れ親しんだ感覚を、何故かずっと手放せないでいるような感じで。
その感覚がどれだけ切なくても、重苦しくても、逆にあなたに自信や正しさをもたらしても、です。
だから思考としては同じ発想、考え方、心の中にどうしても同じ流れがずっと作られてしまうので
物事の考え方、物事の感じ方がワンパターン化したり、考えても同じ結論以外出てこないこともある。
それがマンネリ感やうんざり感、停滞感やつまらなさを生みますし、過去の感情に縛られてうまく恋愛や幸せに向かっていけないということにも繋がることがありますね。
こういった時はとても丁寧にあなたの気持ちを見つめるほうが良さそうですよ。
そして自分でも気づかない心の癖、感情を見つめる方がいいようです。
もし自分の今を停滞させているものがあるとしたら、上手くいかないことがあるとしたら
自分は一体どんな感情に縛られているのだろう?
そう考えてみる。あなたの心に聞いてみる。
大切なことは、あなたの心に聴くことで、元カレや仕事など外的なものに答えを求めようとしないこと。
例えば、もう別れた彼があなたを縛っているなら、彼はもうあなたのもとにはいないでしょう?
あなたの過去の成功法則を使って、今、いい結果が出ていないなら、過去の方法をいくら考えても成功しないはずです。
事実があなたの縛っているのではなく、あなたの感情が今のあなたを縛っているから上手くいかない、手放せないという考え方。
この作業は僕もよく行います。
その際、気をつけているのは「手放せないのがダメ」という部分にハマらないこと。
手放せないには理由がある。それが苦しくてもなにか理由があるのだから批判してもうまく行きにくいわけです。
さて、それでも手放しが上手くいかない時は、情熱について考えるんですよね、僕は。
手放しとは自分の未来への情熱、という意味もあると思うんです。
自分の未来の為に、どれだけ自分の感情的なリスクが取れるか?ということ。
どれだけ自分を本気で支え、愛していくかを考えるときなのかもしれません。
ここが心の中にすっと入ると、意外と手放しはうまくいく気がします。
そして、情熱とはどれだけ理屈抜きに自分を愛せるか?だと僕は思っています。
もっと自分を大切に抱きしめようと思った時、手放しは徐々に進むこともあるでしょうね。
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