心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
名古屋は雨の予報。当面ぐずつく天気だそうです。
桜、散っちゃうかもしれませんよね~。
何だか勿体無い気もしますが、それでも十分目で楽しませていただきました。
桜が咲いているってそれだけで心がなんだか和みますね。
私は誰かの役に立っているのか? 1
よろしければお付き合い下さい。
例えば、夫婦のお話。
私はパートナーにとってどういう存在なのか? 分からなくなってしまいました。
ここまで一緒にいたのに、どうしてパートナーは私の元を去ろうとするのでしょうか?
私なりに一生懸命に過ごしてきたつもりなのに。
例えば、仕事のご相談。
今の自分がこの仕事をしている意味を見失ってしまった気がしています。
この仕事にやりがいを感じないわけじゃないのですが、「自分がやる」意味を感じない。
本当にやりたいことがあるわけではないし、懸命に努力してきたつもりですが・・・。
燃え尽きてしまったのでしょうか?
こういったご相談をいただくと、それはもうとても大きなストレスを抱えておられる方も多いですし、そのお話をお聞きすると、悲しみや虚しさのような感情を抱えておられる状態に思うことが多いんです。
また、パートナーシップに、仕事にと懸命に努力されてきたという意味での「燃え尽き感」「徒労感」も強く感じることがありますね。
多く、そういったご相談をいただく方ほど、誠実なんだと思います。
誠実だからこそ、手を抜かない、全力を尽くす、やるべきことにきちんと向かい合うのでしょう。
それはとても素晴らしいことです。
そして、このようなご相談をいただく方に「がんばらないでくださいね」と、僕はあまり言いたくないと思っています。もちろん「ここは根性ですから頑張れ」とも言いたくないですよ。
もちろん休息を取るという意味では、ぜひ十分に身体も心も休めていただきたいのですが
どこかその方の「前を向く力」を止めることまで、お話したくはないんですよね。
そういう意味で、最近の僕が、このようなお話をお聞きする時に意識するのは
どうしてそこまで「前を向く力」「誠実さ」を常に持ち続けていらっしゃるのか?
その動機、なのです。
手を抜かない、全力を尽くす、やるべきことにきちんと向かい合う。
その方が強く自分の信念としてまで持ち続けているこの感覚は、一体どこから生まれてきているのか?
そして、その方の心の中で、何を意味しているのか?
そして多くの場合、この強い信念の裏に隠れている感覚。
それが「私は誰かの役に立っているのか?」という感覚。
どこか、私達は社会で、人との関わりの中で生きている以上、社会や人に貢献したいと願い、相互に適度に依存しながら、社会の中で意味を感じ、承認されることを求めています。
が、どうも、私は誰かの役に立っているのか?という感覚を持ち続けていると、気づかないうちに「当たり前のように習慣化した、自分を駆り立ててしまう」強い動機が生まれることがある。
この動機がどこかあなたの「無意味感を刺激」し、今回取り上げているようなケースが生まれることもあると僕は思っています。
では一体、気づかないうちに「当たり前のように習慣化した、自分を駆り立ててしまう」強い動機とは何なのでしょうか?
この続きは次回に。
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