ほぼ30代からの心理学

私は誰かの役に立っているのか? 3

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
 
私は誰かの役に立っているのか? 3
 
よろしければお付き合い下さい。

 


前回からの続きです。

 では、もうひとつの「当たり前のように習慣化した、自分を駆り立ててしまう」強い動機について。

こんな自分ではダメ、今の自分では愛されない。このままの自分では必要とされないのではないか?

ご相談をいただく方の中には、このような思いをずーっと抱えておられる方もいらっしゃいます。
もちろん、その思いを表面的にお話になる方もいらっしゃれば、そうではない方もいらっしゃいます。

どちらにしても自分を責めたり、否定する。
そういった思いをずっと抱えていらっしゃる感じですね。
一方で、とても切実な思いがそこにあると思います。

誰かの期待にこたえるように、必死で自分を高めようとされている方もいれば。
自分のルールを守ったり、誰かのために頑張るためにそうされていたり。
自分が傷つかないように細心の注意を払って、気を使い続けている方もいます。

その結果、疲れ果ててしまったというお話も少なくないんです。

「自分は完璧でないといけない、完璧に準備し物事に備えなければいけない。」

そんな発想がここに見え隠れしてきますね。

 

ただ、そうなってくると、あなたとしても「頑張れない自分」「落ち込んでる自分」が許せないし、本当はどこかやる気が無くなったり、怖れを感じたり、スムーズに物事を進められない自分がすごく嫌にることもあるでしょう。

自分が思う理想的な自分になっていない限り、自分の事を愛せないし認められないこともあるでしょう。

もちろん、そんな自分を周囲に気付かれないように、頑張って笑顔を作ったり、気持ちは沈んだままでも、気丈に振る舞ってみせたり。そこで何とかしようと頑張るんですよね。

このタイプの方って、確かに外から見ていると「元気」に見えるんです。頑張りやさんにも見えます。
だから、周囲から承認されたり、自分の仕事ぶりや人柄をとても認められたりもします。

ただ、このタイプの方は、自分の内面の感覚と、外からやってくる評価などが一致しないので、自分の中の不足感や欠点に意識を向けることを「当たり前のように習慣化して、自分を駆り立ててしまう」わけです。

「頑張ってるね」「そんなに無理しなくていいよ」「凄いじゃない」

そう言われても、心の中には違和感だらけで、「人からの承認や評価はまるで他人事」になってしまっているでしょう。

ちょっと切ないのは、誰に認められても、誰に評価されても、あなたの心の中で「それはまるで他人事」と捉えられていると、あなたの心は外からやって来るものを、意識では受け入れようと思っても受け入れられなくなります。

たとえあなたが、どれだけ人に恵まれても、どれだけ環境が整っていても、経済的に問題がなくても、パートナーがいても、それが「喜び」に変わらない。

そこにはあなたが決めた基準やルール
目的があるのかどうなのか?もはや定かではない「完璧主義」が見えてきますね。
これが「当たり前のように習慣化した、自分を駆り立ててしまう」強い動機になっていると、ある時期からガタッと疲れ果ててしまうこともあります。

そして、自分は誰かの役に立っているのか?がドンドン見えなくなっていく。そこにつきまとう不安ってかなり強く、なかなか払拭できなくなってきますよね。

このお話、もちろん意識では殆どの場合、分かっていらっしゃる方が殆どです。
「人は完璧じゃない、完璧じゃなくともいいんだ」と。

しかし、どうしてもそうなってしまう、というお悩みも実際に存在します。
時に、完璧じゃなくていいんだ、という意識って、完璧じゃないことを完璧に意識しちゃうことがあるので、なかなか力が抜けないこともあるかもしれませんね。

こういった場合、この完璧主義を否定してもどうにも状況は動かないと思うんですね。
むしろ、それはあなたが「頑張ってこられた結果」の現われだと僕は思うんです。 

そうではなく、 「人は完璧じゃない、完璧じゃなくともいいんだ」と言い聞かせても動かない、それ以上に大きな「心の中の感情」を見つめた方がいいと思います。

あなたがどうしてそう思うようになったのか?という動機はもちろん、何を怖れているのか?何が受け入れられないのか? 

こうすることで、「当たり前のように習慣化した、自分を駆り立ててしまう」強い動機を少しづつ変えていく、手放していくわけです。

セルルワーク的には、何もできない自分が嫌だ、どうしても物事構えてしまう、ガタッと頑張れなくなった時。
あまりに心が疲れている時は、すぐに頑張らなくてもいいです。

少しゆっくりした上で、 ご自身が「どうして頑張ろうと思うのか?「そこまで自分を駆り立てるのか?」その理由を明確にして、見つめなおしたり。

「頑張ってもいいし、頑張らなくてもいい」「どっちでもいいよなぁ、それで充分にできることはある、人の役に立っていることはあるよ」と自分に声をかけてみる。すると、ちょっと心が緩む感覚が生まれることもあります。この感覚を大切にしていただきたいなと思います。

次回に続きます。

次回は、こういった「私は誰かの役に立っているのか?」が、恋愛や夫婦関係などにどう影響するのか?を書き進めたいと思います。

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