さて、最近のコラムは今日から書くコラムに繋がっている、このコラムのために今までランディングしてきた感じです。
最近、恋愛・結婚や夫婦問題のカウンセリングと同じぐらい僕の中では大きなテーマ。
ほぼ30代以降の女性が持つ、パートナーシップを持った後の葛藤に関するテキスト。
僕自身のプロセス、年齢、経験からこういったことをお話できるようにようやくなったということでしょうか。
あるケース(その方には許可を得て執筆しています)を事例にしながらテキストを書き進めます。ゆくゆくは僕自身が体験したセミナーでのヒーリングセッションのお話も含めて書いてみようと思います。
よろしければお付き合い下さい。
最近、30代後半の年齢でご結婚されたCさん(仮名)のこと。
それまでは典型的な自立女子の道を生きてこられたCさん。幾度と無く恋をして、そして別れも経験して、一時期は「一人で生きていく人生」もお考えになられたそうです。
仕事は辞めたくない、けれど一人は寂しい。
そんな気持ちの中で、自分自身をしっかり心の面から見つめなおして来た結果、パートナーとなるご主人と出会いご結婚。
Cさんはご結婚後も自身のキャリア形成に対する意識が高く、パートナーであるご主人もCさんのお仕事に対する理解はとても深く存在していました。
つまり独身時代のCさんにとってある意味理想の結婚生活が手に入ったのですね。 それそれはとても幸せそうな姿です。
が、Cさんが思い悩んおられました。それは会社での対人関係のこと。
「結婚してから周囲との目に見えない軋轢を感じて疲れてしまう」といったお話。
表面的には今までどおりの対人関係であり、仕事面で支障が出ているわけではない。ただ、事あるごとに『当たられている』ような気がしてならない。独身時代には実はあまり感じなかったこと。
今まで共に仕事をしていた独身女性(中には男性)と、どこか違和感を感じる。結婚してから何気ない周囲の言葉がココロに突き刺さるようになったし、どうしても仲間に気を使ってしまう自分がいる。
今までならば気にしないでいられたことが気になっている状態。自分でもどうしてそうなってしまっているのかが分からない。ただひたすら人と馴染めなくなった気がして、孤独だし、落ち込みやすくなった。」
この事をご主人様と話すと、「そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?」「無理に人と馴染もうとしなくてもいいし、やりたいようにすればいい」と励ましてくれるし、味方であることも、Cさんを支える意識も伝えてくれる。
けれど、Cさんの中には「そういうことじゃない・・・」といった意識がどうも芽生えているようです。
幸せな毎日を手に入れたCさん。しかしどこか気分が晴れない。何故か悩むことが増えてしまう。
これは一体どういうことなのか?心の中で何が起きているのか?
次回からこの事例を少しづつ解説しながらテキストを書き進めます。
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