心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
今日もコラムを更新します。
よろしければお付き合いください。
パートナーシップのご相談で出てくるお話の一つ。
「相手の気持ちがよくわからないんです」
確かに異性の心理って分かりにくいですし、お互いにコミュニケーションが少ない状態で、相手のことを理解するのは難しいかもしれませんよね。
例えば、彼は私に何も言ってくれない。気持ちも伝えてくれない。
確かにそんな状況が続けば、ストレスはたまるし、不安を抱えることもあると思います。
が・・・。
実際、パートナーシップのご相談をお受けするとその逆の光景も見えてくるのです。
女性にとって男性の心理がユニヴァースなように、男性にとって女性の気持ちもまた見えないものなのです。
考えてもことごとく違う女性の気持ち、その動きに疲れちゃったり、戸惑う男性も少なくありません。
特に理性と感覚、筋道だった思考で物事を捉える男性にとって、女性の感情や感覚は本当に理解できないものです。
ただ、心理的に見ると、思考と感情・・・どちらも「これが正しい」という判断機能を有するので、お互いの思っていることが間違っていると感じることに抵抗感を覚えます。
だからお互いに自分の事は表現しない。
実際のカウンセリングでも、ご相談いただく随分前から、そもそもお互いに「自分が思っていることを言わない」関係性が既にでき上がっていることって少なくないのです。
と考えてみると・・・。
私達は、自分に対して気持ちを伝えてこない人に、自分の本音を見せるかというと・・・それは確かにNOなのですよね。本音を見せない人には、こちらもそれなりの距離感を持って接することが多いでしょう?
つまり、相手が何も言わない時、あなたはきっとあなたの本音を相手に伝えていないことが多いのです。
その動機がどういったものであったとしても、ここにお互いの距離感があるのです。
もしくは、相手に感情をぶつけたり、相手の気持ちを引き出すような言葉は話しているかもしれませんが、本当にあなたが大切にしている本音を相手に伝えていない。
もちろん本音をぶつければ関係性が即改善するわけでもないのですが、本音をぶつけないでより良くなっていくパートナーシップも、僕は見たことがないんですよね。
あなたがパートナーに伝えていない、あなたの心に眠っている言葉って何でしょう?
それはとても言いづらいことでも、相手や自分を追い込んでしまうことでも、一度でもその言葉にあなたが気づいて触れない限り、ココロも状況も前に進みにくくなります。
そう、心は素直で、隠していることがあればあるほど、今を停滞させるものです。
まずは誰でもいいです、あなたの想いを伝え話すことから、はじめて見られるのはいかがでしょうか?
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