恋愛・夫婦の心理学

ついつい辛い恋愛に執着してしまうあなたへ 2

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

ついつい辛い恋愛に執着してしまうあなたへ 2

ちょっと長くなりますが、よろしければお付き合い下さい。

もし、あなたが辛い恋愛を繰り返すならば、これはあなたの中で「認知的不協和」が起きている可能性がありますよ、 というお話でした。

矛盾した2つ(彼はいい人、彼はダメな人)という認知がある場合、その不協和を解消するために、比較的変えやすいほうの認知を変えて(彼はダメな人という認知を変える=それはいいことだと思いやすい)、協和している状態にしようとすること、ですね。

***

前回の記事で

「彼が私にとってダメで私を愛してくれない人だと真剣に捉えて、あなたは彼を愛せますか?」と書きました。
「これ、どういうこと?」というご質問をお寄せいただいたんですね。

これは、「今は彼があなたに向き合ってくれないかもしれない」ことが、ほぼほぼあなたの中で受け止められた上で、あなたは彼のことが愛せるのか?という意味です。

そこで、「もしそういう意味であれば犠牲的で辛いことではないですか?」というご意見を頂きました。

その通りだと思います。ダメな彼を愛するって犠牲的な場合も多々あるでしょう。
だから、あなたの中であなたにやさしくない「認知的不協和」が強く起きたまま彼を愛そうとすると、辛い恋愛になっちゃう可能性があるわけです。

一方、それでも彼と生きていく、というあなたの覚悟があるなら、それは素晴らしいことです。
もちろん、あなたが過剰に傷付くことは僕も望んではいませんが、あなたが今の彼と向き合いながら、彼も私も幸せになる道を探すことは、とても発展的なプロセスだと思います。

また、前回の記事の次の部分

「そしてあなたがそうできた時、それが彼に伝わった時、いい意味でもそうではない意味でも、二人の関係性は動き出しますよ。」

これは、「あなたがあなたの幸せとして、今の恋愛を捉え、ちゃんと相手に自分の気持ち(愛情であって期待ではない)を伝えきった時、ゆっくり心は動きはじめますし、あなたも、そして彼の動向も決まってくる」という意味です。

これは恋愛関係の明確な答えというよりは、あなたの意志の話です。
この意志が(心の中で腑に落ちて肚が括れて)明確になっていると、あなたの意志は彼の心にも伝わることが多いものです。

だから、彼も
今のままじゃダメだと思い、あなたに応えるのか?
それとも関係を終わりにしようと思うのか?

どっちにふれるかは、今までの二人の関係性の多いに影響されますし、時間がかかるかもしれませんが、答えが出てくる可能性がありますよ、ということです。

ここでの最大の罠は「期待」でしょうね。

依存側は相手の愛情に期待し。
自立側は相手が自分の愛情を理解することに期待します。

こうしている時間が長いと、確かに関係はこじれます。
お互いに依存心を持っていることに近くなりますからね。

ただ、ここにはお互いの想いや痛みが隠れていて。
しかし、その痛みの向こうには「純粋な愛情」が待っていたりするものなんだろうと僕は思います。

ここにお互いに気付けるか、少なくともあなたが自分の愛を抱きしめられるか?はとても大切なことだと思います。たとえ別れがやってきても、自分の愛情だけはちゃんと認めて欲しいなと思います。

ちょっと話は変わりますが。

先日、「ある元プロ野球選手の妻のお話」というTV番組を見ていたのですが、献身的に元プロ野球選手をお支えになる奥様の話は、まさにこれで、夫が傷ついている時に、普通もう耐えられないような状況を、必死に支えていく愛情がそこにはありました。

それは本当に凄い愛情です。女性の身を削るような献身的な愛情がそこにはありました。
これ、うまく行けば成功のお話です。
ただ、見方を変えれば、自己犠牲のお話にもなりえます。
また、人によってどう捉えるか?は分かれると思いますし、その差は人の主観の差でもあり、まぁ違いは紙一重なんだろうなと僕は思うんです。

ただそう考えると、女性が男性への愛情から、彼を愛し、未来の姿、ヴィジョンを見ることと。
あなたの中に認知的不協和が起きて、今の彼を直視しないということは違うことなのですが、感覚的には混同されやすいものだと個人的には思います。

これ、物凄く分かりにくいと思いますよ。
そして、多く女性の気持ちが冷めたら、それはもう元には戻らないと思います。
(ここ、多くの男性とは感覚が違いますからぜひご注意を)

人を愛することと犠牲の違いって、ある程度自分を許し、自己価値を高める経験をすると、「あ、これは愛じゃない、違うんだな」と「あなたなりに」分かってくるのですが、それまでよくわかんない事が多いんです。むしろ愛情という名の努力になっていることが多いでかもしれません。

だから、あなたが自分の事として、心の中でこの違いを見極められるようになることが必要なんでしょうね。
実際のカウンセリングの中でも物凄く葛藤する部分ですね、ここは。僕もじっくり腰を据えて向きあわせていただく部分でもあります。

だから今回のような辛い恋愛という関係性では、

今の彼と私を感じて、そこで、もう一回愛せるのか?なのかな、と。

もちろん、そう思えなくても、あなたの価値が云々という話ではないんです。

どちらが「今の私らしい」と思えるか?なんだと思うんです。

こういったケースって、どうして男性は答えを出さないの?と迫りたくなるし、苦しい気持ちになることもあるでしょう。そんな状況になってしまうのは私が悪いの?と疑う方もいるかもしれません。

きっと、そんな様々な感情をあなたは我慢して、相手のために耐えてきたのかもしれませんし、そこは報われるべき感覚だと思いますよ。

ただその報われる手段として、今の彼を見るのではなく、あなたにとってやさしくない認知的不協和を起こして、ダメな彼をあなたの中で葬りさってきたのなら、それは一方的な自己犠牲に繋がるかもしれません。

ただ、そうは言えども、彼を想う女性の気持ちに、いいも悪いもないような気も僕はしてします。

あなたが今の彼を好きならばそれでもいい。あなたが選んだというアカウンタビリティだけがそこには存在するだけですからね。それは他人にとやかく言われることでもない気がします。

だから、カウンセリングでも、皆さんの思いを中心に据えて、できる限り大切
にさせて頂いています。
よっぽど非現実的な話や、反社会的な話でない限りは。

そして、まずあなたが心を癒やし、どんな答えを出すのか?
まず「あなたが今の私らしい選択」をして、その上でもっと自分にも相手にもやさしい、幸せな選択肢を学んでいくこと。

それは時に厳しさになることもあれば、もっと深い愛情になることもあります。
それが手に入っても、今の関係性を手放すことになるケースもありますよ、正直。

ただ、そうなって初めて、あなたが辛い恋愛からは卒業できることもある、と思うんです。

その感覚を使える私になるために、まずあなたの寂しさや悲しみを開放しましょう。
そして、彼を愛した自分を愛しましょう、自分に過剰な条件を付けず「好き」になりましょう、自分の魅力や影響力を感じていきましょう、といった、カウンセリングのプロセスになっていくことが多いかなと思います。

***

もちろんこういった場面ではカウンセラーによってご提供するプロセスが異なったり、同じアプローチでも切り口が違うということはあると思うんです。だから、ぜひ今のあなたの感覚にあったカウンセラーに出会っていただきたいと思います。

ちなみに。

僕はどちらかというと、今のあなたらしさが、どう楽な「あなたらしさ」になっていくか、と考えるタイプ。これが結果的に「自分が変わった」ことなんだろうなぁ・・と思っています。

そもそも僕は「今、こうすればいい」という明確な答えがほしいタイプの人間なんですが、それだけは「パートナーシップの今、この瞬間を一時的に建て直す」ためには有効なことがあっても、継続性がないなぁ~と感じるようになったんですね。

だから、カウンセリングでは現状に適応した考え方もご提供しながら、いろいろ考えます(笑)それが僕の好きなこと、ある意味趣味みたいなもんなんですよね。

その後で、どうしてあなたの感情が傷つき、満たされず現状に問題が生まれているのか?を「こんな感じじゃないですか?」「じゃ、こんなセッションしましょうかー」とご提案する感じです。

ここに未来を開く鍵があると僕は思っていますし、僕はそんな皆さんのプロセスを応援したいなと思っていたりします。

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