心理カウンセラー浅野です。いつもありがとうございます。
さて、今日は恋愛心理コラム。
「パパ」がもたらすパートナーシップへの影響
つまり、深層心理で「パパ」を追いかけ続ける女性がいらっしゃるというお話です。
それは、「オトナになってもパパっ子」であるとは限らないのですが、心の中で「パパ」を気づかないうちに追いかけている女性がいらっしゃいます。
どこかこの男性に愛されたい、この男性が恋しい・・・と感じるポイントが、なぜかパパの面影がある部分と似てる、ということなんです。
例えば、パパが仕事が忙しく、家になかなか帰ってこなかったタイプだとすると、なぜか仕事が忙しかったり、家にいる時間が少ない男性と付き合っていたり、ご結婚されていたり。
逆に、全くパパとは違うタイプの家にばかりいる男性と結婚して、もううんざりしちゃったというお話もあったり。
パパは自営業で家にいるタイプだったからこそ、男性が外に出ていくことに不安を感じやすかったり、そばにいてくれないと違和感を強く感じるようになったり。
もちろん、あなたの中にパパとの葛藤が強いと「もうそばに寄ってこないで」となりますが、その裏側で「そばに寄ってこないで」と言い続けないといけないほど、関係性がなぜか近かったり・・・、あなたのパートナーが意外とベタベタするタイプだったり・・・。
例を上げれば数限りなく出てきますが、カウンセリングでお話を聞かせていただくと、「あれ?」と思うほど、あなたの好む男性のタイプの中に「パパの残像」を感じることって少なくないんですよね。
特に切ないのは、あなたとパパとの関係が実際にどうか、というよりも、
パパのことが深層心理では好きなので、あなたの行動自体がパパに似る、という傾向。
例えば、パパが出張族で外にいることが多いと、そのパパの感覚にあなたの感覚が寄り添っていくことがあり、結果的にあなたも家の外にでることが増える、だとか、仕事で外に出かけるケースが増えてしまう、といった事が起こるんです。
だから、どこか寂しさを望んでいないのにいつも「寂しい感覚」を覚えていらっしゃる女性がいらっしゃいます。
そもそも、パパは男性なので女性に比べて一人で活動していても大丈夫。
が、そのパパを真似てしまう女性は、もちろん人一倍寂しさを抱えてしまうことになるでしょう?
そういった方の中には、なぜか寂しがりやなのに一人でいることを望んだり、海外でずっと過ごしていたりと、とにかくパパやパパ以上に一人で頑張る生活を送られているケースもありますね。
また、更に切ないのは、こういった女性の行動が、パパとの心の中での関係性で起きている行動だとすると。
女性のその行動が、その女性の好きな人やパートナーにとっては「受け入れられない」と反発される可能性がある、ということ。
ちょっとややこしいので具体的に書きますと、例えば
○「パパが仕事が忙しい人」→「あなたも仕事がしたい人」
という構図が見えてくると、どこかあなたのパートナーが「仕事は辞めて欲しい」「仕事ばかりして・・・」といった不満を抱えるようになっていく、という構図ですね。
心の中では
「あなたの行動、好み」→「パパ基準」だから、
「あなたのパートナーの行動、好み」→「あなたの行動、好み」→「パパ基準」
となり、あなたの深層心理の心のベクトルが、あなたのパートナーに向いていないなんてことが起きるんです。
だから、心の中ではパートナーが置いてけぼりになってしまうという構図になり、あなたのパートナーが半ば片思い状態になってしまうわけですね。
だから、今まではうまくいっていたパートナーシップが、ある時から、些細なきっかけで、なぜか不満をぶつけられたり、非難されたり、別れを切り出してきたり・・・なんてことがあるんですよね。ちょっと分かりにくいですけど。
誰しも父が好き、という感覚があっても不思議じゃないですが、それがある意味憧れのままになっていたり、父との関係の中に満たしきれていない愛情や、誤解があると、こういったことが起きる場合もあるんですよね。
こういったケースほど、「パパと私、がお互いにオトナであるという認識、感覚」がとっても大切になるんですけれども。父娘の関係を卒業しないとパートナーシップに影響しちゃいますよ、という感じで。
実はこういったことから発生するパートナーシップのすれ違いもありますよ、というお話でした。
参考になりましたら幸いです。
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