恋愛・夫婦の心理学

私の彼(夫)がしっかりしてくれないので別れを考えてます、というご相談を考える

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
 

今日の名古屋は雨。

雨だからでしょうか、気温も下がりかなり涼やかな感じです。夏って感じ、一気にしなくなりましたね。

「私の彼(夫)がしっかりしてくれないので別れを考えてます、というご相談を考える 2」


よろしければお付き合いください。

さて、私達の学ぶ心理学で独特な考え方・見方の一つに「男性性・女性性」という概念があります。

これは男でも女でも、「心の中に男と女の部分を持つ」という意味で使われます。
そしてこの概念は、パートナーシップ始め、対人関係に意外な影響を及ぼしている要素と見ることができるものです。

 

男性性とは、「頑張る、一人である、冒険心、好奇心、地に足の着いた、決断力、行動力、男性的な包容力」のようなのもの、一般的な男らしさのようなものと考えていただいていいと思います。

女性性とは、「慈愛、一人じゃない、優しさ、受容、穏やかさ、女性的な包容力、母性」といった、一般的な女性らしさのようなものです。

そしてこの男性性・女性性という言葉は「心の状態やバランス」を示すものと考えてください。

決して男性性が強いからどうのこうの、女性性が少ないことが良い悪いという話ではないんですよ。

 

この男性性と女性性のバランスが心の中で取れている時、私達の心は安定したり、物事がうまく行きやすかったり、気分的にもかなりいい状態になるものです。
 
例えば、ハードワーカーな方というのはストレスを心の中に溜め込んでいることが多いもの。とても頑張り屋さんだからそうなるわけですよね。そんな時、その方の心のバランスととしては男性性が強まっている状態と言えます。

 

だから、その方が女性性的な要素、例えば、休む、人に任せる、自分に優しくする、穏やかになれる場所に旅行にいく、などといったことを自分に許せば、心のバランスは取れていくと考えられます。
この視点で心理を見つめると、恋愛や夫婦関係、ビジネス、親子関係など、人と関わる場面で問題を作りだしたり、逆に言えば解決していくヒントになることが多いものなんですね。

 

例えば、パートナーシップは、個々の心のバランスだけでなく、二人の心のバランスで成り立っていると私たちは考えます。

今回の事例のように、

「二人の関係を大切にするために頑張る彼女さん」
「家庭を大事にする、超頑張り屋さんな奥さん」

がいらっしゃるとしたら、家事や育児など一般的なイメージでいう女性的な要素の中で過ごされていても、心のバランスとしては男性性の方向にシフトしていることが多いもの。

なので、その奥さんと対になるご主人さんのマインドは、日常的・仕事面では男性性にシフトしていても、家庭では強く女性性の方面にシフトしてしまうことがあるんです。

だからご主人さんが家事なっどを手伝ってくれない、休んでばかり、奥さんにも「そんなに頑張らなくてもいいじゃん」「言われればやるのに・・・」といった受け身なスタンスになる時があります。

こういったことが夫婦のトラブルや喧嘩の理由になっているのであれば・・・夫婦間の心のバランスがとれなくなっているのではないか?と私たちは考えることがあるんですね。

だからご主人さんに理解してもらおうと一生懸命奥さんがまた家事や育児にいそしんでも、夫の心のバランスが変わらないので、奥さんの心だけが燃え尽きかけて、もうやっていけないような気分になってしまうことがあるんです。

 

このように男性性(自立的要素)・女性性(依存的要素)のバランスをご自身でチェックしていただくと、今のあなたの状態をどうシフトしていけばいいか?ある程度見当がつくとも言えるわけですね。

ではどうして彼女さんや奥さんの気持ちが「男性性」にシフトしすぎているのでしょう?

え?それは彼や夫が私をほうっておくからだ?

うん、確かにそうかもしれません。

ただ、そんな時あなたはどんな気分になり、その気分を受け入れることにどれだけ抵抗するでしょうか?

ここに女性のみなさまが感じたくないであろう感情がある可能性がありますね。

女性性とは言い変えれば依存的要素。
誰かに頼る、あてにする、包み込む、受け入れる・・・そして「愛される」といった要素を意味します。

この要素をあなたのココロが感じた時に、もしチクっと痛むなら、あなたはこの女性性の方向に心をシフトさせることが辛いことになるわけですね。

だから、女性が好むか好まざるかは別にして、どうしても男性性の方面にシフトせざるを得なくなってしまう。
頑張っていないと愛されない、自分の意味を感じない、そうお感じの女性の皆さんも少なからずいらっしゃるのかもしれません。

だから弱音が吐けない、休みたいと思っても頑張ってしまう、頑張っていない人にイライラしちゃう、私さえガマンすれば・・・という発想が強くなる、といったことが起きるんです。

更に言えば。

心のバランスを女性性の方向にシフトできない女性は、女性性の要素を受け入れられないので、男性に女性性の要素を持たせてしまう方も少なくないもの。

どこか意識的には優しい彼なら愛してくれる、そばに居てくれる、といった意識を持ち、心のバランスを取ろうとされることも少なくないものです。

が、実際に女性性にシフトしている男性は、ガツガツしていないけれど、ちょっと積極的ではないし、家庭などで休むようなスタンスで過ごしていることが多いので、逆にあなたに負担がかかってしまうというケースもあるようですよ。

そんな時男性のマインドは女性性の方面に触れますから、じーっと頑張り続けているあなたを見つめていたり、「そんなに頑張らなくていい」とあなたを見て思っていたり、だからあなたの言動を受け止めたり我慢していることもまた、少なからず起きやすいことなのかもしれません。(稀に何もする気がない男性もいますので、その場合はちょっと話は別ですが・・・。)

そして男性の感情がいつか爆発する時、どこか取り返しの付かないようなケンカが起きることも・・・。

そのように考えることもできます。

どこか、あなたが燃え尽きるまで頑張ってしまうのは、あなたの心が女性性的な要素に抵抗している、感情として女性的な部分を感じたくない、もしくは過去の出来事(成長過程での出来事、コンプレックス、辛い失恋・離別・両親との葛藤など・・・)で傷ついている可能性が出てくるんです。

だから、休みましょう、あなたのハートや感情を解放して癒しましょう、というご提案
をさせていただくわけですね。

そう考えると、女性が男性に失望し、表面的にはもう別れるしかないような、そんな意識を持ってしまう問題。

その内面では、確かに男性がもう少し頑張ることも必要なのかもしれませんが、心のバランスとして考えれば、「あなたの女性性」にフォーカスし、もっと自分を愛し、大切にし、休む・慈しむことが求められていたりもするのかもしれませんね。

なかなか思考で捉えると難しいですが、実際に感情や感覚に触れてみると、なるほどと思っていただけることもあるかもしれません。

もしこういったことでお悩みならば、一度カウンセリングやセッションをご検討いただいてもいいかもしれませんね。

日常的にはできる限り、パートナーだけでなくいろんなあなたの身近な人をアテしてみる、少しづつ頼る時、なのかもしれませんね。

カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

 

あなたの質問にお答えします

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...