心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
さてこの週末は福岡で初めての講座・ヒーリングワークショップを担当させていただきました。
講座・ワークショップにお越しくださった皆さま、ありがとうございました。
今回福岡に初めて伺ったのですが、どこでも温かく迎えてくださって本当にありがとうございました。
この気持ち一言で表現すれば、
ものすごく好きです、福岡!
みなさんとまたお会いできること、楽しみにしております!
感情と対人関係の痺れ?~距離ができた関係性のこと~
よろしければお付き合いください。
例えば恋愛や夫婦の関係性、もちろん家族や対人関係でも同じことが言えますが
一度はとても近くにいて心地よかった関係が、どこかすれ違ってしまったとき、距離ができてしまったとき。
なぜか私たちは
上手に距離を縮められなくなってしまったり
どこか相手に対して気を使いすぎてしまったり
近づくことに抵抗感を感じるようになってしまったり
そんなことが起きることもあるようです。
パートナー、彼/彼女、ご両親、兄弟、家族、親戚、友達・・・
アタマでは相手に近づけばいいと思うし
遠慮しすぎなくてもいいと自分に声をかけているし
抵抗感なんて今まで感じたことがなかったのに・・・
そう思うけれど、気持ちがついてこない。
むしろ、嫌な気分を感じる・・・。
そんな時はやっぱりどこか、感じたくない何かしらの気持ちがあるのかもしれません。
どこか相手と向き合うと意識していない所で、「感じたくない気持ち」をどこか察知しておられるのかもしれません。
例えば、ケンカしてしまったパートナーや家族に向き合った時
今まで意識的に距離をとり、疎遠だった家族などに向き合った時
確かに罪悪感などの「申し訳無さ」を感じていることって多いと思います。
相手にちゃんと愛してもらえないと、淋しさを感じてしまうかもしれませんし。
その根っこには、相手に対する親密さや愛情を感じているからこそ、意識してしまうことが増えるとも考えられます。

ただ。
相手と向きあいたい。そう思うけれど、気持ちがついてこない。
むしろ、嫌な気分を感じる・・・。
ここで感じる嫌な気分って、感情そのものを感じているから、とは限らないようです。
誤解を怖れず言ってしまえば、心の痺れのようなものの影響で「嫌な気分になっている」ことってあるようです。
これは、距離のある関係性の話ではない例で考えると少し分かりやすいかもしれません。
例えば、好きな人に好きと言うとき。
好きという気持ちは本来いい気持ちのはずなのに、なぜか嫌な気分を感じることってないでしょうか?
これは本来好きだという気持ちを感じる前に
どこか「好きと表現すること」に慣れていなかったり
好きという感情を感じること自体にも慣れていなかったりすると
今まで感じていなかった感情や我慢してきた感情に心の中でアクセスするときに起きる、違和感や嫌な感覚が生まれることがあるんですね。
これはまるで私達が正座して座っていて、足が痺れた時。
正座を崩し、その痺れがゆっくり緩和していく時に感じるあの違和感、のようなものをココロが感じていることがあると考えられています。
私達が今までなかなか触れられなかった気持ちに触れる時、この足の痺れがほどけていく時に感じるような感覚が生まれることがあるんですよね。
コレは人に助けてと言えない人が助けてというときも、
本音をなかなか言えなかった方が、それを口にする時も
同じような違和感が生まれることがあるでしょう。
だから、相手のことが好きなのに「嫌な気分」を感じていたり、
素直になって関係性を改善したいのに、なかなか気分的に難しいと感じてしまうこともあるようですよ。
ちなみに、セミナーやカウンセリングなどで現実の問題に対して、「どうして感情を扱うということをするのか?」と言えば
セミナーやカウンセリングの場で優しく、そしてしっかりと、あなたの感情にアクセスする経験をしていただくようなご提案をし、この痺れのようなものを超えて、ちゃんとあなたの気持ちにアクセスし、それを表現しやすくしている、
というそんな効果を考えている部分があるんですね。
とかく、恋愛やパートナーシップなど、人との関係性の問題は、どうあなたが自分を表現しているか?でいい意味でも、そうではない意味でも変化することが多いもの。
自分の気持ち・感情をちゃんと扱い、自分の気持ちと上手に付き合うことが、現実を変える方法だったりもするのですよね。
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