ほぼ30代からの心理学

うまく甘えられない 1

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今回のテーマは【うまく「依存」できない】

上手に依存できないからこそ起きる問題、燃え尽き、孤独、対人関係の不和、そしてパートナーシップでの別れ。

ほぼ30代の皆さんにとっては、当たり前になってしまっている「ご自分の心の癖・考え方(心理パターン)」が、さまざまな問題を引き起こす理由になっていることって少なくないんです。

ということで、今回は導入編。

よろしければお付き合いください。

 


とかく対人関係の問題って、私達の毎日に強く影響しますよね。

例えばビジネス、会社での心理的負担って、のしかかっているタスクやノルマ・責任の問題も大きいですけれど、そういった問題で面談カウンセリングをご利用いただく方は稀と言えば稀。

実際、ぼくの面談カウンセリングで扱わせていただくテーマの殆どは、

仕事上の理由を通じた「上司・部下、同僚、取引先などとの対人関係」がうまく行かなくなっている、もしくは「上手くいかないと感じる」という部分に集約されることが多いものです。

仕事の内容がどうこう、というだけで問題が解決する場合、問題解決のヒントや、ご自身の生産性や効率を高めればいいんでしょう。
が、それだけではどうにも心の負担が取れない、むしろ心に負荷がかかってしまうので、悩みになってしまうことが多いようです。

もちろんそれは多く「感情」の影響なんですけどね。私達はここを扱うのがある意味仕事なんですね。

写真3

また、パートナーシップの危機、という問題でも同じ。

どうしても相手とうまくコニュニケーションできない、不本意だけど衝突してしまい関係性が悪化してしまう、どうしてもパートナーを見ると不安、または許せない・・・と感じる。

その結果、どうしても別れの方向にしか意識が向かない、なんてこともありますしね。

別れたいという思いにかられる人もいれば、見捨てられてしまうという不安を感じる人もいますが、どちらにしても「この関係性が終わる」という部分を意識しているのは同じです。

そう感じるときって
お互いの思いや本心がどうにも食い違っていたり

日常的に当たり前のように「勝ち負け・白黒」の判断が入って、自分の意見を譲ってしまったら人生が上手く行かないと感じている方もいます。

「誰かに縋って生きなければ私は生きられない」という自分自身への不信から、問題を大きくしてしまっている方もいます。

写真2"

***

とにもかくにも、こういった問題をある意味突き詰めて考えていくと、一つのキーワードが見えてくるとぼくは思うんです。

それが「一人で生きている」ということ。

心の中で一人で生きている。

これを言い換えれば「うまく依存できない」ということ。

写真2

例えば、これがいい事かどうかは別にして

私達の学ぶ心理学でいう依存の人は

「どうして愛してくれないの?理解してくれないの?私の意見を尊重してくれないの?」

と、ココロの中で癇癪・怒りを感じたり、それをついついそのまま人に表現してしまいます。

それをぶつけられて、「あぁそうなの・・・分かった分かった」と理解し受け入れてくれる人が、あなたの日常にどれくらいいるでしょう?

たとえ今は受け入れてくれていても、いつか「もう頑張れないよ」「自分で頑張って」「もう無理」と伝えられてしまうかもしれません。その可能性はなかなか否定出来ないものだと思います。

それぐらい私達が大人になると、人のことを愛したいし支えたいけれど、人のすべてを引き受けあって生きているわけじゃないんですよね。

こういった場合、依存したいという気持ちが大きくなりすぎてしまい、結果「うまく依存できない」ということになります。

どこか、人とともに生きる、気持ちをわかちあう、支えあって生きる事が難しくなってしまいます。

一方、私達の学ぶ心理学でいう自立の人は

「自分のことは自分で実現していくべきだ。逆に期待したって辛いだけだし、全ては自分次第。人に迷惑もかけないし。それが正しい。」

と、心の中で感じていることが多いでしょう。

先にも書きましたが、大人の世界って、お互いに人のすべてを引き受けあって生きているわけじゃない。

だから、自分の感情も自分で引き受ける。自分の面倒は自分で見る、という部分がなければ上手に生きてはいけません。

が、自立の人はその感覚が強くなりすぎるので、「心の中で一人」の感覚を抱えたまま生きています。

たとえパートナーや家族、お友達や仲間がいたとしても、それは本質的に心をすべて許せる人ではなくなっていることも少なくないようです。

それぐらい「一人で生きていることが正しい」という思いが強くなって、結果「うまく依存できない」ことになります。

これもまた、依存とは違った形で、人とともに生きる、気持ちをわかちあう、支えあって生きる事が難しくなってしまいますね。

そう考えると、自立も依存も「うまく依存できない」から、問題が起きるという視点が生まれるとぼくは思うんですね。

例えば、会社で上司を頼れない、部下を信頼できず人望を失う、仲間との協調性がうまくはかれない、孤立してしまうと言った問題もこの視点で見つめることもできますし。

パートナーシップで、お互いに上手く頼りあえない、パートナーのために頑張り過ぎてしまう、捨てられる不安が消えない、一生懸命良い彼(夫)・良い彼女(妻)をやっているのに別れが来てしまう、なんて問題も紐解けたりします。

では、私達が「うまく依存できない」とき、どんな心理が影響しているのでしょう?そしてどう考えていけば良いのでしょう?

この部分を数回に分けてキーワードごとにご紹介していきたいと思います。

この続きは次回に。
またご覧いただければ幸いです。

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