カウンセリングレポート

「私が悪いのかな?」と思いやすい人は失恋を導きやすい 2

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さてはて今日は午前中面談カウンセリングをして

久しぶりに自室でコーヒーをいただきながらブログ更新中。

明日から東京面談ということで、準備やらなにやらしております。

ちなみに明日から少しの間、ちょっと違った記事を更新しようかなぁ~と思っております。

最近、僕にも自分のやり方を手放す時期が来ているようで、いろいろと自己改革中なんですね(笑)

【パートナーシップの心理学】「私が悪いのかな?」と思いやすい人は失恋を導きやすい? 2
一つのカウンセリングの実例を含んだ記事の続きです。

よろしければお付き合いください。

今日は「実際のご相談」を

クライエントさまから「ブログで書いていいです」とご快諾いただき

もちろん個人情報などを外して記事にしていきます。
***

面談カウンセリングをご利用いただいたLさん(仮名・女性)は

「恋愛」についてのご相談をしてくださいました。
Lさんは会社員で役職を持って毎日お仕事に取り組んでおられる方。

とても優しい方で頑張り屋さんです。まぁご本人は自覚されていなかったんですけど・。
そんなLさんが、お付き合いしていた彼に

「君は僕のことを全然分かっていない」と言われてショックであったとのこと。

関係もギクシャクし、ついに彼と別れることになられたそうです。
そういえば恋愛があまり上手ではないと自覚していたLさん。

どうしてうまくいかないんだろう?彼はどんな気持ちで離れていったんだろう。

そんな疑問と辛い気持ちを解消したい。

これから素敵な恋をしていきたい。

そんな思いを持って、僕の面談カウンセリングをご利用いただいたんです。

***

Lさんの心の中にあったもの

それは、一般的に言う「いい人」で、我慢強い方の恋愛パターンの一つ。

理由はよく分からないけれど

自分が悪いんじゃないか?とオートマチックに思ってしまうので

恋愛だけじゃなく、仕事でも受け身になったり、

周りに迷惑かけているんじゃないか?といった思いをお感じだったそうですよ。

これ、意外と知らないところで

自己価値を削り

いわば、自己価値のダウントレンドのようなものを作るんですよね。

下げ止まらない自信

その分湧き上がる不安

その中で必死に自分を肯定しようと頑張ってみても

自分の中の不安がなかなか消えない。

そんな状態に近いかもしれません。

日常の中で、知らないところのそこかしこで

「何だか自分が悪いのかな?」と思う分だけ

そのトレンドのようなものの流れは強くなっていくし

やめようと「自分は悪くない」否定しても、なかなか止まらない。

では、Lさんの心がなぜそうなっていたのか?は

一つの理由だけでそうなっているようではないと思います。

が、

少なからず家族との関係や、お母様との関係にまつわる

「私は望まれていない」という気持ちが

「自分の存在理由」を感じさせないブロックのような役割になっていたようです。

どうにも厳しいお母様だったようですから。

いくら子供時代のLさんが愛を求め、

また母親を愛していたとしても

母親が

それはたとえ良かれと思っていても

子どもに迷惑をかけない、負担をかけないようにと思っていても

子どもの愛を受け取らないという状態が継続的に続けば

子どもはまっすぐにハートブレイクを起こしても不思議じゃありませんからね。

あー愛してもらえないんだ、と。

あー私は今のままではダメなんだ、と。

その感覚・思いがずーっと消えないと

学校時代も、社会に出てからも

自分がなすことやることを否定される度にダメージを受けます。

その度に自分の至らなさや価値のなさも感じます。

そのうちに、

自分が心から望むものを手に入れることも

自分が人から評価されることからも望まない

パッシブな生き方になっていきます。

とはいえ、

もちろんそれじゃダメだと思って日常でも、仕事でも、頑張るんです。

でも、ココロの根っこではそんな不安や思いを感じている。

この感覚

特に恋愛の中では

もう頑張れない、もう愛してほしい、楽になりたい

そんな気持ちがドバっと出てくるんですね。

自信のなさ、のようなものとしてね。

でもこれ、自信の無さというより

自分がどこか悪いんじゃないか?と感じてしまうからこそ起きる

心の繋がりのなさ、であることが多いと僕は思います。

誰とも心が繋がれず、不安定で怖い感じですね。

***

ちなみに

こういったお話、特に20代後半から30代以降の女性の皆さんから
少なからずお話を伺うようなことの一つですね。

自立を目指して、今まで頑張ってきた方が陥りやすいバーンアウトや
頑張っても埋められない自信の無さのようなお話の中に隠れている感じで。

***

そんな心の状態で表現される

「私はあなたを愛している」「ずっと愛していて欲しい」は

どこか

「私は大したことがないかもしれないけれど、どうか愛していてほしい」

「どうか私を見捨てないで欲しい」

というメッセージになってしまうことがあるんです。

たとえ、パートナーがどれだけあなたに価値を見ていても、

現実として、付き合ってるんだから、見捨てるつもりなんてなくとも

相手にそういったメッセージを伝え続けてしまうと

相手があなたを「苦しめている」ように感じたり

相手が「自分の愛情では足りないのか?」と感じてしまうので

あなたから距離を取りたがるかもしれません。

無力感や罪悪感を感じるから。

あぁなりたくないと思うと、あぁなってしまう法則ですね。

***

さて、この

どうしてもLさんの自己価値を下げるような

つい自分が悪いと思ってしまうクセのようなものを手放していける

そんなアプローチが必要だな、と僕は思っていたんです。

もちろん、ちょっと遠慮がちなLさんの

その優しさや人を思う気持ちは素晴らしいので

そこまで手放さなくたって良いんですよね。

それはある意味才能の一つですから。

ただ、自分はダメで、これ以上失敗したくないと

つい感じてしまうような感覚を和らげればいい。

僕はそう考えました。

***

先に書いた自己価値のダウントレンドのようなもの。

これは、あなたが生まれた時に既に持っていたものでは

殆どの場合ありません。

あなたが成長していくプロセスの中で抱
えた感覚です。

そして、きっと

あなたの回りにいたオトナや誰かが、その感覚を持っていて

それをあなたが学んだ、というケースは多分にありえるでしょう。

そういった誤解を解いて、気持ちを開放していくアプローチ。

日常、会社、お友達

そこかしこに転がっているその人達の思いや愛情を

一つ一つ感じていく。

そんなアプローチを僕は面談カウンセリングの中で実践していきます。

会話やセッションの中で。

そして、どこか下げ止まらない自己価値、

そのダウントレンドのようなものに

真正面から逆らったって苦しいだこともあるでしょう。

だからこそ

根っこから誤解を解く。

そこにチャレンジする。

意欲を持って。

例えるならば

あなたが会社や日常の中で

「あの人、とっつきにくいな」と思っていた人がいたとして、

しかし、ひょんなことから実際に話してみると

あれ、いい人じゃん、と思い

とっつきにくさを感じなくなるようなこと、ありません?

でも、関わらなければ、ずーっと変わりませんよね、その印象。

本当のことは、触れてみないとわからない。

人の気持ちも同じで

触れてみないとわからない。

自分の気持ちも同じ。

何となくそうなんだろうなぁ、と思っているだけでは

真実は分からない。

本気で自分を変えようと思うならば

自分の本気に触れることも大切ですし

あなたが本当に感じていた

今は理解していない気持ちに触れることが求められるのかもしれません。

***

お話を伺っていくと確かにハートブレイクもありますが

「私は母親を愛していた」

Lさんにまだまだしっかり残っていた

人を大切に思う純粋な愛情の部分。

こんな純粋な部分が

まだちゃんと本願を遂げられていない状態で

例えば、恋愛の中で傷つけばどれだけ痛いだろうとも思いますよ。

だから、愛されない私

愛したって受け取ってもらえない

そんな固定観念やイメージが生まれても不思議じゃないでしょう。

それは何が悪いという話ではなくて

それぐらい愛情があることを意味しているのだと僕は思うんです。

そこで、Lさんには

自分の中に眠っている純粋な気持ちをもう一度感じて

自分には愛があって、それだけで素晴らしいのだと感じていくこと。

この部分にチャレンジしていっていただきました。

Lさんにはそんなお話もさせていただきながら

シンプルで負担のないセッションをご提供させていただきながら

カウンセリングを進めていきます。

ただ涙がボロボロ流れるんです。

でも、「何の涙かよくわからない」とおっしゃるLさん。

まぁ、感情ってそんなもの、よくわからないものかもしれませんよね。

だから、面談カウンセリングで

あなたが「気付く」ことが大切になってくるんでしょう。

意識ではよくわからないけれど、

でもなぜか涙が流れる・・・どうも私はこう感じてきたようだ。

これは大切な心からのメッセージです。

また、私達は、自分の愛情や、人の好意に触れることで

私達の自己価値を回復させる方向に進むことがあります。

そのプロセスを進め、自分から惜しみなく愛を与えれば

ココロも強くなり、自分の愛も信頼できるようになっていきます。

でも、その愛情を交わし合う部分

恋愛や夫婦関係だけに依存すると、上手くいかない関係が生まれても不思議じゃない。

そこまで一点集中した思いを

ずっと支えることはほぼ困難で、重くなりすぎるから。

もっと日頃から自分の心を満たし、分散させて愛を感じたり

そもそもそこまで求めてしまう気持ちを丁寧に紡ぐことが

今をより良くすることに繋がること、結構多いんですよ。

そもそもLさんは会社でいろんな方に、十分に与えている方でした。

だから、やっていることは間違いじゃないんです。

自分への評価、動機、が少しネガティヴ過ぎただけなのかもしれませんね。

自分が悪いと思うだけ、罪悪感が生まれる。

だから、罪の意識を持った自分の行為の結果に意味を感じないし

罪の意識の分だけ、もらえる愛情や報酬が受け取れず

寂しい、切ない思いをさえていたのかもしれません。

それは恋愛、上手く行かない関係性を導いてしまう道標のようなもの。

でも、Lさんの本質はそうじゃない。

愛情にあふれていたと僕は感じ取っていましたよ。

そしてきっと全てじゃなくとも

あなたの回りにいる人もそう感じている部分があるのではないでしょうか?

そこにもっと気づけると、あなた自信のことや

日常の感じ方、ガラッと変わるかもしれませんね。

***

と、今回、僕にご協力していただいたLさんへの

応援と感謝のメッセージをお伝えして、今回のテキストは終わりにしたいと思います。

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