ほぼ30代からの心理学

何事も一人で抱えてしまうからの脱却、そのプロセスを考える ~ビジネスにも使える癒しの心理~

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

今日もよろしければお付き合いください。

さて、今日取り上げるご相談の例はこんな感じです。

 

***
 
「組織で働いでいるが、周囲の人との連携がうまく取れなくて悩んでいる。仕事の依頼をすればいいのだけれど、それが何だか気後れしてしまったり、周囲の負担を考えて自分で抱えてしまう。

 

それでも業務や作業を回せているときはいいが、それがうまく回らなくなると罪悪感を感じてしまって、また周りに対する意識が過敏になってしまう。とてもじゃないが、周囲にヘルプを出せない。

 

何だか自分だけこんな状況に陥ってしまうのが情けないと思うが、それも自分の未熟さだと思うようにしてきた。

 

しかし、今はもう自分の限界を感じる。

 

どう自分が行動すれば状況が改善するのかが見えずに辛い。」

***

このケース、例えば

恋愛や婚活での彼・彼女との関係、

またはご夫婦では パートナーさんとの関係や家族との関係に

置き換えて読んでいただいてもいいのかもしれません。 

さて、昨日はこういった状態に陥るのは

「罪悪感」の影響だと僕は考える、というところまで書きました。

そこにどうか気づいてください、と。

また僕たちはどこか

「何でもかんでもできなきゃいけない、そうあるべきだ、きっとできるはず」

なんて思っているところがあって

それがうまくできない自分はダメ=罪悪感を感じている、と。

そこで、少し想像してみてください。

もし自分はダメだ・・・と強い罪悪感を何かしら感じていたとして

あなたは人に負担をかけよう、人に助けてもらおうと思うでしょうか?

どうでしょう???

おそらく躊躇すると思います。

少なからず、このようなご相談をいただく方は躊躇される方は圧倒的です。

それがいい悪いということではありません。

そうではなく

そもそも私たちは、何かしらの理由でそうなってしまった

罪悪感が強い状態では

人と関わることが苦しくなる、怖くなるということをお伝えしたいのです。

人と関わることが怖い、ことが問題なのではなく

人と関わることが怖い、と感じるほどの罪悪感を感じてしまう

そんな心の状態の方を注目してくださいね、と。

これを

「私は罰されるべきである、と感じている」と僕たちは表現しますし

「なぜかあえて、本意ではないのに自ら苦しい道を選ぶ」理由にしていたりするのです。

なので、こういったご相談をいただくと

ご相談者の皆さまは真剣にこうおっしゃってくださいます。

「自分が悪いんだと思うのですけど・・・」

「自分が抱え込んでしまう癖があるのが問題で・・・」

「でも、昔からどこか人と関わるのは苦手で・・・」

「相手に迷惑をかけて嫌われるぐらいなら我慢しようと思うんです」

もちろんその思い、大切に聞かせていただきますよ。

ただ、僕からしますと

これ全て強い罪悪感が前提にあって

だから人と関わるのが怖い、とおっしゃってくださっているようなものです。

しかし、多くの方が

「人と接するのが怖くないようになればいいんですよね」

「ビビっちゃうからダメなんですよね」

「もっと頑張って自信をつけないと、強くならないと・・・」

そうお考えになるようなんですね。

でもそのお話は僕にはこう聞こえるんです。

罪悪感に負けないぐらいに強くならないと

愛されない私、一人前じゃない私」

こう見てみると、えっ?って思いません?

いわゆる会いされる私、一人前になるって

あなたがどれだけ成長し、見識を深め、心の面では成熟するか?

ということではないでしょうか?僕はそう思うんです。

そして、自分に強く罰を与えなくとも

心の面で成長し、優しさや慈愛、厳しさやバイタリティを身につけることは可能ですよね。

もちろん罪悪感を乗り越えるぐらいの強さがあれば・・・という発想は

とても良く分かるのですが

それは結構大変なことなんですよ、あなたに余裕が無い状態では。

また、罪悪感ってある意味、乗り越えるものでもありますけど

選択しないものであったり

不要な罪悪感を小さくするぐらい、自分を許すことのほうが

よっぽど大切だと思っているんです。

つまり、罪悪感を否定してそう感じないようにするのは

とてもハードコアな考え方だと。

そして罪悪感を乗り越えたつもりで

結局は罪悪感を否定し続けているだけって状態も多々あって

あなたのココロの根っこで「自分が悪いのでは?」という発想が

日常生活のレベルでなかなか消えない分

他人に対して

攻撃的になったり、批判的になったり、排他的になってしまう傾向が

出てきてしまうリスクはあると思っています。

そう、結局さらに孤独になってしまう恐れがある、ということ。

厄介ですよね、そうなると。

まぁ究極的に罪悪感は消えませんよね、人間である以上。

ただそこで大事なことは、

あなたが人とつながり、関われるぐらい

罪悪感を心の中で感じない(選択しない)ような心理状況を

ちゃんと作るということなんですね。

これを実現する方法が、「許し」です。

許しのプロセスをちゃんと経ていくことで

不要な罪悪感は少しづつ減り

必要な罪悪感だけ残ります。

しかし、いくら自分を許そうと考えても

おそらく堂々巡りになるでしょうね。

なぜなら許しを思考で起こしても

よっぽど慣れていないかぎり心の中に落ちません。

腑に落ちず、一生懸命

許そう許そう、と考えては罪悪感に抵抗されるだけです。

だからひたすら努力する根性論的な発想とは

違ったプロセスを

僕はクライエントさまにご提供することになるんです。

(根性論が間違っているわけじゃないですよ。

依存心が強くて何もできないと感じてしまう場合は自信も必要です)

例えば、インナーチャイルド。

過去の自分のイメージに既に罪悪感的発想
が強くある場合

個々のイメージを書き換えていく作業も行います。

それは幼い頃から、悪いことをした、ということだけじゃなく

うまく愛せなかった、親のために頑張れなかった、寂しい思いばかりしてきた・・・

そんな感覚も「愛されない私=ダメ=罪悪感」になるのです。

例えば、傷ついた女性性を癒やすセッション。

男性でも女性でも

無意識レベルにある女性性が傷ついているということは

「愛されない私=ダメ=罪悪感」という感覚を感じやすくなります。

だから愛されない私を嘆きながら努力する=自立=男性性を高める

そんな方向に向かわれる方も多いでしょう。

つまり未熟な私を卒業するために、ひたすらに頑張るということ。

たしかにこれも必要なことですが

心の中でいう「女性性」という部分が

あなたの中で傷ついていると、人との関わり、援助、サポートを

受けることにココロがものすごく抵抗して嫌な気分になります。

「自分一人で解決しなければ意味がない」という、

そんな分離を引き起こす、心の中の罪悪感の声に支配されちゃうんですね。

(だからカウンセリングもセミナーも躊躇される方が多いし

限界まで一人でやってみようと思うのだろうと僕は思いますが

それはそれである意味しかたのないことなんですよね。)

なので、その傷ついた女性性を癒やすセッションをご提供することもあります。

だから個人カウンセリングでは

ビジネスシーンでのご相談なのに

なぜか家族や、パートナーさんや、ご両親や信頼できる人をイメージする

そんなセッションを行うことになるんですね。

それは許しを進めるために必要なことであって

今の問題をダイレクトに解決しようと思っても

ココロが抵抗して、現実がなかなか変わらないからなのですね。

と、様々なアプローチで

心の傷と癒し、自分を大切にする=許していくプロセスが

実は罪悪感に対する癒しの有効なメソッドなんです。

許しを言い換えれば、愛なんですけどね。

愛を感じる、肌で感じる。

このプロセスは「何事もマル抱えするパターン」を

手放していくためにとても有効なことだ。

そうお考えいただければいいと思います。

***

最後に日常レベルで行えることは

あなたが身近な人、信頼できる人に感謝したり

自分自身、本当に頑張ってきていることをちゃんとみとめて

ご褒美や休息を与えることがそれにあたります。

イメージワークならば

自分を自分で大切に抱きしめるイメージを作ってみるのもいいでしょう。

※抵抗感が出るならすぐにストップしてくださいね。

それでもうまくいかない場合は

おそらくもう罪悪感に流されまくっていて一人では止められない・・・

そんな可能性もあるので一度個人カウンセリングなどもご検討いただければ良いのかなと思います。

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