心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
さてそれでは今日のコラムです。
罪悪感に気づけばちゃんと許せる
よろしければお付き合いください。
よくカウンセリングの中や、心理カウンセラーWEBには
「自分を許しましょう」
という言葉が書いてありますね。
一方で、
「自分を許すってどういうことですか?」
というお話も実際にお聞きします。
そしてこの部分は
ぶっちゃけカウンセラーによってもその表現が違うのかな?とも感じます。
ということで
今の僕の考える許し、について今日は少しテキストにします。
明日のワークショップの内容そのものですけどね(笑)
僕達は良かれと思って、自分を悪者にすることがありますね。
例えば、謙虚さ一つとっても、どこか相手より自分が遜る感じと言えば
何となく分かっていただけるでしょうか?
ただ、この遜る感じ自体、常に罪悪感とくっついているとは僕は理解していません。
そうではなく
いろんなことで遜る経験を積んだり
いろいろ傷ついたり
いろんなことを我慢したり、苦しさを感じたり・・・
その中で自信をなくしたり、理解されないことがあったり
自分を疑うようになって
いろんな罪悪感を感じ始めて
いつしか遜ることと罪悪感がくっついてしまうこともあるのかな?と思います。
それは恋愛や夫婦関係でも同じ。
うまく愛し、愛されない関係を何とかするために
相手のために尽くす方がもいますね。
尽くすこと=罪悪感ではないですけど
上手く行かない自分を感じて、その関係性を感じて
罪悪感を感じるようになることもあるかもしれません。
でもその根っこって
相手のために遜っていたり
愛し愛されるために・・・という思いで始まったことって
多くないでしょうか?
どこか目の前の人や家族を大切にしたいという思いから
苦心するのではないでしょうか?
しかし、内面に罪悪感や自己否定感があると
その愛の部分がどんどん見えなくなっていきます。
時には行動自体も犠牲に変わることもあります。
そうなってしまうと
どれだけ頑張っても、遜っても、気を使っても、愛しても
人にそう認められても
つい否定したくなってしまうこともあり
なかなか辛い状況から抜け出せないこともあるのかもしれません。
だから罪悪感に気づきましょう、なのです。
遜ることも、自分を悪者にすることも
あなたが自分の中で「どういった思い(感情)」で
今のあなたを感じているか?で
あなたの言動の意味があなたの中で変わってしまうのです。
どんなことも自分がミスをしたのならまだしも
そうではないのであれば
罪悪感ではなく、自分を許す視点で自分を扱うことが
「自分を大切にする」ということそのものではないでしょうか?
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