心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
【ほぼ30代からの心理学】ココロのキャパシティを広げるといいことあるかも?
よろしければお付き合いください。
今回、このコラムの結論から先に書きます。
「私達のココロのキャパシティを広げると幸せになりやすくなる」
実は僕がご提供しているカウンセリングも、セミナーも
この原理で動いている部分があります。
ただ闇雲に感情を吐き出せば心が楽になるかといえばそうとも限らず
ただ闇雲に知識を膨大に仕入れれば成功するかというと、そうとも限らない。
皆さんが体を鍛える時に、その鍛え方で鍛えられる部位が変わるように
ココロもある程度、意識しながら感情と向き合うことで
ある意味効率よく癒され、内面から出る魅力が発揮されたり
心も強くなり、少々のことでは悩まない・傷つかない私にもなっていけます。
そのためにはどうしても心のキャパシティを増やし
いろいろな感情、価値観を手に入れる必要があると僕は思うのです。
***
さて、あなたは自分のことを
「も、もう耐えられない・・・」と思うほど
絶賛したことはあるでしょうか?
逆に、もう耐え難いと思うほど
批判したことはあるでしょうか?
おそらく多くの方が、批判は行えど、絶賛はされていないのかもしれないなと僕は思います。
ではどうして、僕達は自分を絶賛しないのでしょうか?
恥ずかしいから?
んなこと、するものじゃないと思っているから?
そんなことをすれば怠け者になると思っているから?
人にバカにされるから?
とりあえず、まぁまぁこういった思い込み、ないでしょうか?
***
私たちはどこか「自分の中にある箱」の中で生きているようなもの。
僕はそんな比喩を使うことがあります。
自分の中の思い込みや感情の影響で
自分の生きる発想を一つの箱のようなものをつくり
その中でグルグル回りながら生きている、感じですね。
例えば、皆さんもいわゆる「思い込み」というものを持っていないでしょうか?
心理学では「観念」という言葉を使って表現することが多いですけれども。
男とは、女とは。
人とは、社会人とは。
お金とは、豊かさとは。
恋愛とは、夫婦とは。
そして、私という人間とは・・・。
もちろんありとあらゆる観念を僕たちは持っているものだと言われています。
これはよく社会や人がそう思っているから、と感じるものですが
こういった観念はあなたがもっているもの、なんですね。
さて、この観念は、時にあなたを守ってくれる存在になります。
私は僕はこう思うから、というルールは、確かに自分を生きやすくします。
これを喩えるならば、あなたが今から絵を描くとして
「この時計台について絵を書いてね」と言われればわかりやすいですが
「なんでも良いから書いてね」と言われると、迷ってしまいやすいことと同じですね。
あなたの中に「○○という思い込み」を持っていれば
確かに不安や迷いは少なくなるし、あなたの中の決まりきった答えはすぐ出るのです。
が、一方で、こういった観念はあなたの人生を縛るものにもなります。
一番多いのは「べき思考」
こうすべき、あーすべき、と自分に制限をかけすぎてしまって
自分の言動や発想を凝り固まらせてしまうのです。
そう考えると観念は
あなたを生きやすくするものでもありつつ
あなたを思い切り縛り付けるものにもなり得る、ということ。
僕のいう、この一つの箱のような(観念)世界で生きていると
時々、自分の観念や発想だけでは乗り越えられない壁にぶち当たることもありようです。
例えば
自分をうまく認められなかったり
社会の理不尽をうまく噛み砕けなかったり
自分を苦しめてしまう発想を強めてしまったり
本当は自分の行動を変えたいんだけど、なかなか難しく感じたり
と、どうにも幸せが手に入りにくい感覚を持つことがあるんですね。
だからこそ、自分の発想を超えた発想を「理解」する・・・
以上に、心に染み渡らせる、時には叩きこむっ!
ってのがキャパシティを増やす一つの方法だったりするのです。
いわゆる「あっ!そっか!」という体験の積み重ねみたいなものなんですけどね。
この続きは次回に・・・。
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