恋愛・夫婦の心理学

【パートナーシップの心理学】「ゆだねる」ことができると、もっと素敵なパートナーシップが手に入りますよ

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。


最近僕のカウンセリングの中で多くご提案していることがあったので、今日はそのテキストを。

「もっと委ねてみましょう」
「このセッションで委ねる感覚を体で覚えて、その感覚を追いかけてみてください」

そんなお話をさせていただくことがあるんです。実際にセッション(心理療法)をさせていただくこともあるんですね。

とかく、自分のペース以上に頑張ることが多い日々の中で、私たちはどこか「人に委ねる」感覚を忘れていることがあるようなんですよね。

例えば、

責任をもって仕事をする。
自分の力で問題解決する。
自分から愛情を示して与える。
真剣に相手のことを考える。

これらはとても素晴らしいことです。

あなたに愛や想いがなければできることじゃありませんね。

でも、これが当たり前、になっていると、あることを忘れてしまうことがあるのですよ。

それが「人もあなたと同じように、あなたに向かって何かしらの愛情を示している」こと。

特に、恋愛や夫婦関係では、あなたのアタマではなんとなーく分かっているその事実を、どこか「反応としてうまく示せない」こともあるわけです。

そして不穏な空気がその関係の中に流れ始める・・・というね。

例えば、

毎日仕事を頑張る彼を一生懸命ケアしている女性が「いや、今は放っておいて。何もしなくていいよ」と彼に言われる。

妊娠中の奥さんに優しくしようと男性が頑張ってみても「いやいや、あなたはいいから」と奥さんに言われてしまう。

しんどそうにしている母親に「何か手伝おうか?」と思った子供が近づいても、子供が「いいからあっちに行っていなさい」と言われる。

こういった経験をすると、僕たちは人を愛せない、役に立てないと感じるわけです。

だから自分は至らないのか?を感じたり、相手にそう言われた、必要とされていないと感じてカチン!と来るコトとあるわけですけど。

こういった経験が、後々あなたのどこに響いてくるか・・・というと

私のことを人に委ねてはいけない」という感覚を強めていく、という部分なんですよね。

どこかあなたが誰かのお役に立ちたくて、しかしうまく役に立てないとき。

そこで感じる「私がしっかりしなきゃ」という感覚は、あなたに「どうすればうまく愛せるのか?」をいう課題をくれ、そうやって問題解決していこうという思いを持ちます。

が、その感覚がずーっと続くと・・・「自分は不十分なのではないか?」という想い、が消えないケースがあるわけです。

なので

どこか頑張ってないと、動いてないと、何かしていないと不安・・・になる方もいれば。

何をしても、自分にずーっと自信を感じられない、と感じる方もいれば。

何か解決すべき問題があると、自分はどうすれば解決できるか?としか考えられない。

そういったことが起きるんです。つまり、心の面ではさらに自立していってしまう、ということです。

どこか私たちは、頑張っているときほど、人の想いを見逃しがちになります。

私たちは相手に必要とされたい、愛されたいと願いながらも、現実の行動は「与えている」こと、すごく多いんですよね

それがもはや「当たり前」になってるから気づきもしない。

そして相手のために何もできない私、をひどく嫌っている。

その嫌っている度合いだけ強まるのが、いわゆる自分への期待や完璧主義であり、その裏で劣等感や自己嫌悪が増大していっているわけですけれども。

そういった心の状態になればなるほど

一言、家族やパートナーに「ありがとう」を言うにも勇気がいる方もいれば。

「好き」や「愛してる」という言葉が必要以上にへヴィーに感じる方もいるんです。

自分は愛せていない、何もできない、だから愛されるにふさわしくない・・・という罪悪感

これがあるから、なぜか愛や感謝が言えない心の在り方ができ上がるんです。

実際、あなたがどれだけ相手を想い、素晴らしい行動をしていたとしても、この心の状態があれば、間違いなくあなたは「頑張ること以外」で人に愛を示すことが、不安で怖くてダメなこと、になってしまうのですよね。

どこかこういった理由があって

・恋愛や夫婦の中で、パートナーと悪意はないのにすれ違ってしまって不安
・自分に自信がない、自分のことが好きになれない
・婚活がうまくいかない

といったご相談ケースでは、僕は実際にこう迫る、もとい、こんなお話をさせていただくこともありますね。

「○○さんは、もっと人に、パートナーにゆだねてみましょう。

これは凄い失礼なことのように聞こえるかもしれませんけど、でも僕も一緒で、人はぶっちゃけ「大切な人のためにうまくできないこと」の方が多いんですよ。

でも、きっとそれでいいんです。

あなたの「相手のために何かやってあげたいと思う愛」は素晴らしい。

けどそれで、何かできない自分を不安に感じたり、責めてばかりもつらいですよね?

どこか、あなたができないことを恥にしたり、「できないこと=愛がないこと」にしてしまっていると、お互いに燃え尽きちゃいます。

さらに面倒なのは、「できないことを恥にしている人」ほど、 「相手に作為を求める」傾向が強まるんです。

そう、実は目に見えないニーズ(要求)をぶつけているんです。

楽になってもらわないと私が不安
相手のために何かしないとフラれる
しっかりしてないと彼女にモテない、とかね・・・。

・・・あ、ヤバいって冷や汗が出てきました?でも大丈夫です、これも普通の心の反応です。

その理由はあなたが自分に「頑張らなきゃ愛じゃない」と迫っているから、です。
それが愛情表現であり、相手のためになっていることだと思っているから、ですよ。

だから、あなたの心のエネルギーが枯渇するので、もっと愛が欲しくなる。不満も出る。

いわゆる「どうして愛してくれないの?」「何で分かってくれないんだ?」と思うようになるわけですが・・・。

ただ、その自分を責めても、まぁ問題は解決しませんよね。

そんな時は、「相手のキモチ」をちゃんと感じられる私になりませんか?

それはあなたが頑張って「相手は相手なりに考えてくれるのに・・・」と理解することじゃありません。それは自分を責めていることと同じなんでしょうね。

そうではなく、相手のあなたへのキモチをあなたの心で感じ取るコトなんです。
この部分の練習をする必要が今あるのかもしれません。

あなたのパートナー、恋人、近しい人、それが難しければ信頼できる仲間でも、カウンセリングの場でもいいです。

相手がどんな気持ちであなたと向き合っているか?それを知るエクササイズを積みましょう。

するとわかってきます。

なんだか「ぐっ」とこみ上げるものがあるな・・・と。
ふっと心が温かくなるな、と。

それが感じられたらしめたもので、その情動を嫌わず表現すれば、あなたはもっと楽になれます。

それは愛であり、喜びを感じていることでもありますから。

あなたが大切な人を大切に思うように。

相手だって、あなたに傷ついてほしくないのです。
相手だって、あなたのために何もできない自分を責めて傷つくのです。

それを見逃してはいませんか?

それこそが「相手の気持ちを受け取っていない」ということです。

そこで、僕や私のことを放っておいてくれ、というのは愛じゃなく罪悪感ですよ。

好きだからこそごめん、ってやつです。それは確かにあなたの「気遣いや愛」だけど、もはや愛の形をしていないのかもしれないです。

そしてあなたはどこか

「頑張って愛される理由ばかり作ろう」として燃え尽きているのではないでしょうか?

もちろん、あなたの大切な人やご家族も同じかもしれませんけどね。

だったら、あなたがそれをやめればいいのです。

それも難しければ・・・

僕は私は、頑張るコトしかできないし、あなたに委ねたいけど、その勇気がない。

でも、あなたのことが必要だ、好きだ、大切だと言えばいい。

それをどう受け取るかどうか?は相手の選択で、あなたが悪いわけじゃないんです。

あなたができないのは、「大切な人との合意の中」ではなく、「あなたの心の中でだけ成立している」愛される理由を手放すことかもしれませんね。

これが僕たちの言う「頑張らなくていい」「自分を大切にしてください」の一つの意味です。

それは子供のように甘えろ、だとか、何もするな、と言っているわけじゃないですよ。

あなたには素晴らしさも価値ももうあるのだから、「あなたのことのせめて半分ぐらいは、相手に任せて生きましょう」とお伝えしているだけです。

もっと楽してください、とお伝えしたいだけなのです。

あなたが人にアテにされたいように、相手もそう願っている。

だから、あなたの彼は、彼女は、夫は、妻は、友達は、一緒にいるのではないでしょうか?

逆に、あなたにとって関心の持てない人をぶっちゃけ愛さないでしょう?

それはあなたも相手も、そして・・・仕事以外では僕も一緒なんですよ(笑)

もちろん頑張ることも、委ねることも、どちらが間違っているという話ではありません。

でもどちらが、今のあなたや、あなたの大切な人に優しい方法か?だけなんだと僕は思いますよ。

そして僕はカウンセラーだからこそ、あなたにより優しい提案をしたいだけ、と思っていただければ幸いです。」

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