心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
多く、僕たちは自分の欠点や、失敗したこと、うまくいかなかった過去を恥じたり、隠そうとすることが多いですよね。
見方を変えれば、それだけあなたが苦悩した・・・という部分を、どうしても
「だからダメなんだよなぁ・・・」
「もう失敗したくないなぁ・・・」
「うまくいっている人に比べて劣っているよなぁ・・・」
という風に「恥」に変えてしまうのかもしれません。
よくパートナーシップのご相談でも、婚活のご相談でもそうなんですが
「だから私はうまくいかない」
という部分を、ご自身で分析しておられる方ってたくさんいらっしゃるように僕は思うんです。
例えば、
離婚したことがある
シングルマザー(ファーザー)である
ごっつい失恋したことがある
コンプレックスがある
年齢=彼氏彼女いない歴である
好きになった人とうまく付き合えたためしがない・・・などなど
それは確かに悩みや問題として抱えていれば「辛いこと」になってしまいますよね。
そのお気持ちは僕なりに理解したいと思っています。
そこはもう抱えきれない感情として開放されるべきことだろうと思います。
しかし、その「うまくいかない理由」を解決しようとしても、結局あなたの自信につながるのか?といえば・・・どうなんでしょうか?と僕は思うことがあります。
むしろ、そういったあなたのネガティブな部分や思い込みを「どう扱って、前に進むか」を考えて。
前を向けるだけの「心の余裕」があればいいですよね、と思うこともあるんですよ。
なぜなら、その「過去や今の事実」そのものは変えられないから。
起きてしまったこと事体を、今から覆すことはできないから。
しかし、今のあなたがそのネガティブな過去をどれだけ学びにし、
どれだけ前を向くエネルギーやパッションに変えるか?は、今から取り組めばきっとできるはずです。
いや、そう扱わない限り、僕たちの痛みや失敗は「絶望や燃え尽き」を引っ張ってくるだけなんだろうと僕は思う事すらありますよ。
あなたの事実を「あなたの中でどんな事実にするのか?どう感じて生きるのか?」は選べるのです。
すると、過去はきっとあなたの中で変わっていくのです。
そして、あなたの抱えた痛みは優しさに変えられます。
失敗した過去は、人を理解しつながる力に変えられる可能性を常に秘めています。
例えば、離婚した経験は、別れの辛さを理解したり、相手を思いやる気持ちに変えられます。
しかし、私は失敗したんだという思いで止まれば、おそらくあなたは「これ以上失敗したくない」と恐れるしかなくなるかもしれない。
今のあなたを好きになってくれた人に申し訳ないと思い、中途半端に付き合ってしまった自分をいじめるだけかもしれない。
例えば、今まで恋愛したことがないという悩みなら、きっとあなたは他の人よりパートナーがいる意味を大切に扱える可能性を大いに秘めています。
しかし、そんな私が恥だと思えば、きっと愛されないダメな私、という自己概念にしがみついてしまうんでしょう。
だから、今のあなたを「いい」と言ってくれる人の想いを怖がってしまうし、蹴散らしてしまいますよ、悪意なく・・・ね。
例えば、もしあなたが、目の前でうまくあなたを愛せないと悩んでいるパートナーがいたとして。
その時、あなたは
単純に「どうして愛してくれないの?」とも言えるし。
罪悪感を使って「僕が私がいない方がいいよね」とも伝えられる。
しかし、あなたの抱えた「人をうまく愛せない苦悩」をつかって理解すれば、
「それは本当につらいことだよね」とも言えるし
「そんなに苦悩するってことは、あなたは本当に人を大切にできる人だよね」とも言える。
あなたのネガティヴな部分も過去も、そう感じる自分をも
どこか嫌わずに、感情的な抵抗を超えて「あなたの味方」にすれば、あなたの大切な人のハートを動かせるような、そんな表現だってできるようになるのです。
※ちなみにこんな考え方・プロセスを7月17日のワークショップではご提供しようと思っていますよ。
あなたは「どちらの生き方のを望むのか?」なんですよね。
そしてそれを選び、決められるのは、「今のあなた」だけなんでしょう。
そこにこうするべき、なんて答えはないんでしょうね。※反社会的なことは別ですが。
もし、あなたが今の自分のことで悩むなら
そのあなたの悩みを作るものから「何を学び取ってあなたの魅力にするか?」を考えてみてもいいのかもしれませんね。
そこがちゃんと完了すると、悩みや問題は「あなたの才能や魅力の宝庫」にもなりえるのですよね。
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