心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
僕たちは本当に様々な感情を感じて生きているもの、ですよね。
嬉しい、楽しい、充実感、高揚感、絶頂感・・・
寂しい、退屈、悲しい、罪悪感、無力感・・・
いい感情も、そうではないと感じる感情も、いろいろ感じながら生きています。
そして、その感情に僕たちはかなり影響されながら生きているもの、なんですよね。
例えば、あなたが気分がいい時は、多少のアンラッキーも「余裕でOK!」を出せるかもしれない。
でも、あなたの気分が乱れているときに、同じ出来事があなたに起きれば、そうはいかないかもしれない。
で・・・。
今日の神戸メンタルサービスの講座では、いわゆる「壊れやすいパートナーシップ」と「長く続くパートナーシップ」についてお話したのですが。
どんな気持ちであっても、あなたが「大切な人」と向き合っているときに。
あなたの気持ち「ばかり」、あなたが可愛がれば。
(あなたが自分の気持ちを優先させること自体が悪い、ということではないですよ。
そればかりにこだわってしまうと、という意味です。)
おそらく相手はあなたにがっかりするか、理解してもらえないと思うか、一緒にいても意味がないかも・・・と感じる可能性が高いのです。
例えば
私は「あんまり魅力的ではないかもしれないなぁ・・・」と思っていたとします。
もちろんそう感じることもあなたの自由で、責められるようなものではないのでしょうね。
そこで、そのあなたに魅力を感じて好意を持ってくれた人がいるとしましょう。
しかし、あなたが「自分は魅力的ではないよなぁ」という気持ちを(慣れ親しんでいるからこそ)可愛がり、選ぶとしたら・・・。
きっと相手の好意は宙に浮きます。いや、あなたによってスルーされるでしょう。
もちろんその好意を持った相手が、あなたにとって対してあまり興味のない人ならば、影響は薄いのかもしれません。
しかし、そうではないケース・・・というものを、僕は何度も担当させていただいてきた気がします。
あなたも相手も好意を持っている、のに、うまくその部分を交し合えない。
なぜなら「あなたが自分は魅力的ではない」という自分の気持ち・思いを選択してしまっているから。
もちろん、あなた自身もそんな気持ちを可愛がりたくないのかもしれないですけどね。
そんなときって、どこかあなたが「選ぶ感情、思いこみ」を少し変えておいてもいいのかもしれないですね~といったお話をさせていただくこともあれば。
実際に、あなたのネガティヴな意味での思い込みを手放す方向を、僕はご提案することもあるのです。
とはいえ、ネガティブな思い込みにも「意味はある」ので。
僕は「そんなこと考えるなんてネガティヴだよ!」とはあまり考えません。
「まぁしゃーないですよねぇ・・・」という口癖?をよく使いますかねぇ。
そのネガティブさの「意味」は、大切にして、そのうえでちゃんと消化できる方向を考えるんですけどね。
ある意味、物事の感じ方、捉え方など、心は習慣のもの、です。
だから、あなたがこれから
どのような「習慣」を取り入れ
どのような「モノの感じ方」を採用し
どのような「環境」に身を置き
どのような「心の在り方」でいたいか
で、あなたの未来は大きく変わる可能性はありますし、大きくあなた自身が「感じる感情」も「大事にする観念」も変わっていきます。
そして、あなたが大切な人の前で「見る」視点も変わっていきます。
自分の内面ばかり見て、大切な人の気持ちを見逃したり、怖くて確認できないままでいるのか?
今ある環境に不安を感じるのか?それとも信頼感を持てるのか?
それは多く、あなたの感情の感じ方を知り、トレーニングすると、どこか変化させることもできるのです。
ただ今の自分の感情に、~それがどれだけあなたにメリットがないことであっても~しがみついてしまうのは、まぁ人だから起こり得ること。
ならば、その感情を見つめ、開放し、「あなたの心の感じ方を変化させていく」ことで、あなたが感じ取れなかったことまで感じられるようになっていくのです。
もしあなたが、何度も同じような関係、状態を繰り返して悩まれているならば、どこかあなたの「可愛がっている」気持ちは、ずっと昔から同じなのかもしれない、という気付きは大きいことかもしれませんね。
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