恋愛と男性心理

無価値観が強い男性と罪悪感の関係 1 ~優しい彼・家族想いな夫が浮気したケースを考える~

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。


「私の彼はとても優しい人なんです。意外と気が付くしケンカもほとんどないんです」

この手の男性はいろんなご苦労を通り抜け自分をアテにできている大らかな人の場合もあります。

が、実は無価値観が強い男性で、何事も失敗を恐れたり、不安要素に関して敏感に反応するタイプであることもありえるんです。

「好きになった人のことはやっぱり支えたいと思うし、愛情たっぷり注いであげたいんです」

そうおっしゃる女性は、いろんな経験から自らをアテにできていて、パートナーをしっかりと受け止めるハートの大きさをお持ちである場合もあります。

が、実は罪悪感が強くて、これぐらいしないと相手に申し訳ないだとか、自分のことを考えると申し訳ない、ワガママだと反応しやすいタイプである、ということもありえるんです。

と書きましたけど、あまり敏感に反応はしてほしくないんですけどね。自分を疑う材料だけに使ってほしくないと思うんです。

だったら書くなよ、という話ですが(笑)今日お伝えしたいのは

「実際にパートナーシップの問題が起きちゃったときに、どう考えればいい?」という部分なので、その点ご理解いただければ幸いです。

さて、ここに書きました、「自分をアテにしている人の心の動き」と「そうではない」ケース。

その違いは意外と微妙ですが、お話を伺っていくとやっぱり見えてくるんですよね。

簡単に言えば、そのやさしさや努力は、いったいどこを向いているのか?

「自分に向いているか?」

それとも

「相手に向いているか?」

意識にベクトルのようなものがあるなら、それはどちらに向いているのか?によって、その心の動きが見えてくると言えばそうなんです。

すると、どうしても「愛情」が、自分の欠点を覆い隠すことに使われてしまう。

つまり、罪悪感が強い人はその罪悪感を埋め合わせるために使われてしまうし。

無価値観が強い人は、その無価値観を感じたくないという思いで行動してしまう。

そして、埋め合わせで使われている愛情ほど、自ら完璧を求めてしまうものはないんですね。

じゃないと、一点のほころびがあると、そこから不安がわんさか生まれてきますから。

つまり、普段はしれっと優しくしたり、相手に尽くしたりしているようで、しかし、内面ではかなりストレスフルな愛し方、だったということ、意外と少なくないんです。

そして当のご本人にとっては「それが当たり前」のことなので、他の人もそうやって恋愛や夫婦関係を作っているのだろう・・・とお感じである場合ってすごく多いんですよね。

さて、ここからが今日のコラムの本題。

この考え方をもってパートナーシップのご相談を伺っていくと、いろんなことが見えてきます。

例えば「いつも優しい彼、家族思いの夫が浮気をした」

実はその優しさがご主人の無価値観ゆえの補償行為(埋め合わせの行動)だった、というケース。

すると夫としては、優しさに自ら完璧を求めていきますから、パートナーと向き合っている時間が長くなれば長くなる度合いだけ、息苦しさを感じます。

そもそも補償行為(埋め合わせの行動)は、何かを隠すことに意味があって、自らの行動を自己承認するということができない傾向が強くなります。

つまり、優しくして当たり前、このキャラを作り続けて当たり前・・・

その息苦しさをパートナーや家族の前では見せられない分、その欲求は「地下」に潜ります。

そう、つまり自分の欲求を満たす行動が、どこかゲリラ戦になっていく感じですね。

それが浮気になることもあれば、風俗やポルノが手放せないということにもなる。
人によっては友人との付き合いやお酒、趣味などにもなるでしょうし。
健康的なスポーツでのストレス発散がそれにあたっている・・・というケースもあります。

そう考えれば誰しも起こり得ることで、問題だと言い切れない部分もありますね。

ただここでのポイントは、この地下に潜った欲求は「できる限り刺激的」なものでないとその意味をなさない・・・という事になることが多いということ。

無価値観ゆえのストレスは結構その強度が強いので、それに見合う「刺激」がないと感覚的にバランスが取れないということになる。

これを簡単に例えれば、

強い仕事のストレスに塗れたときほど、暑いお風呂やシャワーを好んだり。
飲むお酒も強いお酒でごまかしたくなるような感じです。

しかし、そもそも無価値観があって、自分には価値がない…と思っている男性であればあるほど。

「自分がゲリラ戦を仕掛けてしまった」という罪悪感は、無価値観が弱めの男性に比べてめちゃめちゃ響きます。

つまり浮気をしちゃった罪の意識は、どうしても強くなります。

「根のいい人が悪さをすると良心の呵責にめちゃめちゃ苦しむ・・・」こととよく似ているんです。

それは根性なし云々という話ではなく、「無価値観の影響」って考えてもいいんですよね。

なので、浮気の問題が起きて、夫婦で話し合って、もう一度向き合うという答えを出したとしても、

「男性側がいつまでたっても、自分を許せない」

だから、浮気相手との関係が切れない・・・という側面が出てくるし(同じ罪悪感を共有できる場所の方がまだ楽だという感じ)

さらに罪の意識から自分の欲求を地下で満たそうとする意識が強くなってしまうこともあって、「向き合ってくれない夫」が出来上がると言う事も少なくない話でもあります。

もちろんその状況に置かれた女性が、どんな気持ちになるか・・・までは今回はテキストにしませんが、それはもう想像を絶する痛みがやってきても不思議ではないですよね。

この続きは、長くなりそうなので次回に続きます・・・。

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