心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
昨日あたりから夜、とても過ごしやすくなっていて、ベランダでぼーっとしている時間がちょっと心地いい感じですね。すごい脱力というか、体の力が抜ける感じが、いい感じです。
ま、もうしばらくすると・・・寒い寒い言い出すんでしょうけど(笑);
それでは今日のコラムです。
よろしければお付き合いください。
カウンセリングをしていると出てくるキーワード。
いわゆるインプリンティングな言葉・観念・・・のようなものですね。
例えば、子供時代にご両親や、周囲から聞いた言葉をずっと覚えていて、その感覚についとらわれてしまうことってあるかもしれません。
もっと頑張れ。
物事長続きしないなぁ、お前は。;
上には上がいるよ、なぁ。
ま、僕もいろいろ聞いて育ってきたわけですが(笑)
この言葉を自分のコンプレックスにしていたり、自己概念に取り込んじゃうことで、辛い思いや自らを評価できないような感覚に苛まれている場合もあるかもしれませんね。
また、自分を責めたり、自分を否定的に捉える心の声や観念も同じです。
なんだか自分の中で「こうあるべき」「ここがダメじゃん」なんて、強く響く心の声があると、その声に流されることもあるかもしれないですよね。
それが、好きだった人、大切な人、会社の上司や友人に言われた一言だった場合、忘れがたいこともあるかもしれません。
そんなときの一つのご提案。
「相手の意見は一つの「書籍」だと思ってみる」
僕が実際に書店に赴いたときに、いつも思う事。
「この本の数だけ、みんな人の意見があるってことだよね・・・。」
学術的なものや、データをきっちりとっているものは、まぁ別と考えてもいいかもしれませんが。
コラム、エッセイ、小説、成功法則、ハウツー本・・・
全部人の考えたことや、経験に基づいた意見じゃないかな、と言うこと。
もちろん僕のブログも同じで、一意見。
心の法則には基づいている、一意見。
だから、カウンセリングも分析はするけれど、「こうするといい方向に向くことが多いですよ」というご提案ですよね。
ならば、あなたの中にインプリンティングされた観念も言葉も、一意見とみなしてもよくないかな?
と僕は思ったりもします。
あなたにとって近しい人の意見や、過去に聞いたことほど、どこか「絶対的」な価値基準を持つかもしれないし、そう感じてしまうこともあるかもしれないですが。
そんな時こそ
「その意見も書店に置いてある「一つの書籍」のようなもの」
とイメージしてみてもいいかもしれないですよ。
これは「母親の意見集」「元彼の意見集」なんて感じでそのイメージの中の書籍に名前を付けて。
たまに、サブタイトルをつけても面白いもしれないですね。
~母親的自己攻撃のススメ~とかね(笑)
~過去の男が残した迷言たち~とかね。
その一つの書籍を、あなたが手にとってもいいし、そうでなくてもいい。
参考にしてもいいし、参考にしなくてもいい。
・・・すると、その意見のヘヴィーな感覚が薄らぐかもしれない。
そうイメージしてみて、あなたの中のネガティヴな観念を手放してみてもいいかもしれないですよ。
ちなみに手放すときは、まるでその書籍を「古本屋さんで売る」ようなイメージで。
まぁ一度は大切にしてくれた人の意見を全て燃やす必要はないので、売っちゃえ!って感じです。・・・まぁ、全部手放したい!ということなら「ボーボー燃やす」イメージもあり、ですけど。
逆に人の意見を大事にするときは、自室の本棚に丁寧にしまってみるイメージで。
そう考えると、もちろんあなたの意見も、一つの書籍のようなものであるのかもしれない。
だから、人によって手に取る人もいるし、そうじゃない人もいる。
その中で、あなたの意見に
「それいいね」って大切にしてくれる人
「なるほどね」って理解してくれる人
そんな人がいたら、なんだか「ありがたいな」って思いません?
もし、あなたが、どこか大切な人や周りにいる人たちに対して、そう思えるだけでも、少しものの見方が変わってくるかもしれないですね。
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