心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
最近、僕の趣味である音楽をネタにしたコラムを書けないでいるのですが、自称「キリンジ」好み(KIRINJIも好き(笑))な僕にとって、この数日はもちろん特別な日。
ようやく弟さんの方が3年眠って!新譜を出したんですよね。(わかんねーな、って人は「堀込泰行」でググってみてくださいな)
そればっかり聞いていますねぇ。うん。
しかし・・・いい意味でも、そうではない意味でも、聴き続けてしまうアルバムなんですよね、うん。
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さて、最近書いてます「いつも彼を全力で好きになる」シリーズ。
このブログは決まりがあってコメントなど頂戴できないんですが、僕のFacebookの方にいくつかコメントいただいておりまして。
その中には、なんと僕が今日書こうとしていたテキストを先読みするような?コメまでいただいておりまして。
若干、「先を読まれた?!」と焦りつつ(笑)今日のコラムを書き進めてまいります。
今日からは少しネガティヴパートになりますが、それではお付き合いください。
前回からの続きですね。
あなたが思う以外の「愛し方」ってのも方法として持っておいてもいいんじゃないか?と僕は思うわけですよ。
ただ、これが若干難しいと言う事も実際にはあるようで・・・。
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いわゆるプライドの問題。言い方を変えれば「意地」の問題?とも言えそうですが。
どんな人も多かれ少なかれ「自分のやり方で成功したい」と思う部分がありますよね。
そのこと自体が問題だと僕は言いたくないし、逆に言えばあなたなりの方法があるってことが素晴らしい。
ただ、パートナーシップの中では
あなたが私なりに「彼を愛する」ことに意味を感じていても。
それがうまく伝わらない事で傷ついたりもするんですよね。
そんな時に登場するのがプライド。
何度もこのブログで書いていますが、プライドとは「心の防波堤」のようなもの。
本当のあなたの気持ちを含めて、自分の心をまるっとかくして傷つかないようにするモノでもあるんです。
あなたが大切な人に全力でぶつかって。
それでもあなたの想いがうまく伝わらなくて。
どこかあなたのハートが傷ついていたり、失敗感に苛まれていたとしても。
それをも覆い隠すようにプライドで守るんです。
それはどこか、あなたが全力で壁にパンチして(笑)
うっわ、手が痛いよ・・・って嘆いているときに
この痛みは気のせいだ、とまた全力でパンチしたり(時には悲壮感を伴って)
何でこんなに痛いんだろう?と考えてみたり。
そんな私、が嫌になったり。辛かったり。
でも実際は、ううん、平気、全然痛くない・・・って強がってみたり、一人で悩んだり。
そんな時、何かしらあなたのプライドがむくむくっと出てきているときや、どこかあなたが「意地」になっているときって・・・心の状態としては周囲と「分離」しちゃうんですよね。
いや、そうするしか私の気持ちを守れないから・・・ってことなんですが。
つながりがないし、気持ちを交し合うこともないし、分かり合えている感覚を持たなくなる。
なので、心の状態としては「人から学ぶ」って難しくなっていたりもしますし。
また、そもそも心が分離しちゃっているので、孤立感・孤独感も強くなりますから。
ネガティヴな意味であなたの意識は「近くにいるパートナー」の方向により向くことになるだろうな、と僕は思うんですね。
愛してよ、助けてよ、私の気持ちを理解してよ、と意識は向くだろうな・・・と。
人はそれを執着と呼ぶこともあるでしょう。
が、まぁ僕はんー、執着と言えばそうだけど、それよりも、あなたが必死なんですよね、という方を取るかなぁ・・・。
とにかくそんな時ほど、パートナーとケンカしていたり、うまく気持ちを交し合えていなければ、より切ないでしょうし。
人によっては、パートナーの言動で気持ちが乱れていたり、自分のことをダメな私と思いすぎてしまうこともあるようです。
これはめっちゃ辛いし、凹みますよね。心が苦しいし、痛い・・・って状態、落ち込みというより「うぅ・・・」と悶えるような感覚を覚える方もいるかも?ですし。
これが続いていくと、まぁ執着になったり、しがみつきのような感じになることも実際にはあるんです。
ただこの状態ほどあなたが損している状態はない~悲しいし、切ないし、楽に頑張れないし、自信も失う~怖れを感じることが多いので、できればここから抜け出したいところ。
あなたがもしそんな状態なら、僕はいったん「全力で愛する」ことを横に置いてみてもいいんじゃないか?と思います。
もう少し正確に書くと、あなたの愛情を止める必要があるというより、
「今、あなたが全力で愛したいと思うお気持ち、やり方」だけ横においてもいいのではないか?と。
そもそも人を愛すること自体は素晴らしい事。
しかし、人を愛そうとして傷つくなら、それは愛ではない・・・という考え方もあるんです。
もしあなたが傷つくなら・・・ちょっと思い返してみてほしいです。
どこか私より、パートナーのこと大切にしようと思いすぎていなかったでしょうか?
パートナーの内面に手を突っ込みすぎていなかったでしょうか?
全力で愛したいから、あなたが焦っていなかったでしょうか?
あなた自身に無理を強いていなかったでしょうか?
あなたの気持ちとしては、不安や悲壮感、苦しみで動いていなかったでしょうか?
僕はこんな時
「まず、これ以上、あなたが傷つくべきではない」
といつもご提案させていただきます。
そんな時、僕たちは相手のためを意識しながらも、実は自分のある感情を隠そうとしていることがあるんですよ。
その典型例が罪悪感、なんですね。
まぁ「私は愛にふさわしくない(=罪悪感)から、相手は離れていくかも?」という心の声が聞こえてきて。
だから、また全力でパーンチ!ってなる、ってこの繰り返しなんですが。
この続きは今日の20時に。
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