恋愛と男性心理

「ゴメン、友達に戻ろう」という彼の言葉とその対処法を考えてみる その2

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

では今日のコラムです。が、今日は超長いです・・・。

もし、よろしければお付き合いください。


さて、昨日の続きです。

「ゴメン、友達に戻ろう」と彼に言われた・・・

しかし、彼はどうも・・・「できるなら君のことを愛したい、けれど今の自分には余裕がないし、君と合うと申し訳ない気がするんだ・・・」といった雰囲気だというケース。

この場合、まだあなたにの立ち回り方次第で、もう一度向き合えたり、彼の誤解を解いていける可能性もあるんですよ、という話。

そう、彼の誤解、思い込み・・・

これ、このケースでは「かなり大きな要素」なんですよね。

特に僕が知る限りですが、よくご相談いただくような男性の恋愛観を辿ると、何かしら「申し訳ない、愛せない、応えられない」という部分で苦しまれている男性は多い、と僕は感じています。

僕たちの言葉で「罪悪感にハマる」なんて表現しますが。

一般的に、男性は時に、自分に何かしらの無力感や、余裕のなさ、与えるものがないと、瞬間的に「自分は不十分で、人に負担をかける存在」と感じます。

そして男性自身が「自分自身に意味を感じていないとき」に、傍にいる人が

「自分自身を求めている」

「今の自分を愛してくれている」

「男性が抱えている『罪悪感の理由』を見ても、相手は一緒に解決してくれる意思がある」

そんな風には思えないものなのかもしれません。

これを例えるならば、誰もが程度の差はあれ「劣等感コンプレックス」を抱えたときの感覚に似ている、と僕は感じるんですね。

例えば「こんな私ってどうなの?」と自分自身で感じる部分ってないですか?

私、性格がちょっと攻撃的?で、言いたいことをはっきり言っちゃう人。だから・・・とか。

私は家庭的じゃないと思う、だから・・・とか。

程度の差はあれどんな人も、自分自身の中で「ここはどうかなぁ・・・」と思う部分ってあっても不思議ではないのかな?と僕は思います。

そして「ここはどうかなぁ・・・」と思う部分を、人に「問題ないよ」と扱ってもらうと、どこか嬉しかったりホッとしたりしますよね。

でも実際は、自分の中でひた隠しにすることも多くないですか?ここが問題だ、恥だ・・・という意識を持つ感じで。

では、なぜ私たちは隠すのか?と言いますと、そりゃまぁ傷つきたくないから・・・という意識ってどうしても強くなると思うんですが。

同時に「人に迷惑や負担をかけて嫌われる」ことを怖れることってないでしょうか?

もっと言えば、自分が本気で大切だと思っている人、自分を支え愛してくれた人に向けて、「自分の最も醜い部分を見せる・・・」って、一般的な感覚で言えば(私たちの癒しの考え方ではなくてね)「ある意味タブー」な感じがしないでしょうか?

そしてできるならば、自己嫌悪や欠点は自ら克服して、大切な人に影響を与えないように・・・と思うこともないでしょうか?

もしそういった感覚をあなたがお持ちなら、きっとそれはとても常識的なオトナの発想なんだと僕は思うんですね。これも一つの思いやり、だとも言えると思うので。

で、こういった感覚が男性の中にあるときに、「ゴメン、友達に戻ろう」という言葉はやってきます。

そんなときの彼は自己嫌悪と罪悪感を強く感じている、と言えそう。あなたと会っているとね。

ただそれは愛する、愛せない、ということよりも、「あなたを見ると自己嫌悪や罪悪感を彼が感じてしまう理由を持っている」と言う事なんだろうと僕は思うんです。

そしてその感情を感じることがとても苦しい・・・と彼が思うと、彼はあなたから離れたくなるのでしょう。

そんな時厄介なのは・・・人ってね、コンプレックスを愛されると、心の根っこではうれしいけれど、しかし表面的な意識では「めちゃめちゃ嫌な気分がしたり、苦しさ」を感じることも多いんです。

そこでの「愛を向けられているからいい気分になる」というのは思考での理解であって。

心はそう動かないことが多い。

むしろ、光を浴びたドラキュラな如く、「愛される分だけ、惨めさや申し訳なさ、自分のちっぽけさを感じる」ことが多いんですね。

また、彼にとって

「外からの愛情が強ければ強い」(あなたの愛情が深い)ほど

「心理的な距離感が近い位置からくればくる」(あなたと彼が恋愛・パートナーシップの距離感にいる)ほど

彼の感じる自己嫌悪や苦しさはどんどん強まります。

そんな彼はきっと、あなたの前で彼は苦しんでいたり、苦渋の表情を浮かべていることもあるうでしょう。彼はその気持ちから逃げたくなり、その気分を感じる状況から遠ざかりたくなるわけです。

つまり、彼はどこかで「自分では愛せない、いいと思えないものを、あなたには渡せない」

そう考えている。

その彼の姿を見て、傍にいる女性は傷ついたり、苦しんだりすることを知らずにね。

むしろ、そばにいるあなたが傷つき、苦しんでいる姿を見て、「やっぱりそうだ・・・」と思う。

僕がいることがあなたのためにならない、と確信してしまう人もいるんです。

これは罪悪感や自己嫌悪が仕掛ける罠とも言えそう。

罪悪感や自己嫌悪が強くなると、自分はひどい人間だ・・・という自己攻撃を前提で物事をとらえてしまうから。

本来はそんなこと・・・ないはずなのに、ですね。

本来は大切な人のことを考えて、悪い意味ではなく心を砕いて物事を考えられる人なのに・・・。

だからこういったケースでの僕のサポートの始まりは、

「これ以上お互いが苦しまない方向を考える」ことになっていきます。

今、お互いが「お互いの感情だけ」で物事と判断してコミュニケーションを取れば、相手の態度に愛のなさを感じて、自らを傷つけてしまう。

そうなれば、お互いに好きだという気持ちを持てていた分だけ、辛い気持ちが湧き上がってきてしまうからですね。

なので、彼の言っていることは「いったん受け止めましょう」ということになることが多いですね。

別に受け止めるだけなら、彼の「友達に戻ろう」という意見に同意していることにはなりませんよね?

むしろ、「何で?嫌だ!」といたずらに反発すると、どこか彼の罪悪感や自己嫌悪を刺激して、彼の「友達に戻ろう」という気持ちを強化してしまう可能性もあり。

「私が悪かったのかな?ゴメンね・・・」と譲ると、彼は「更にあなたを苦しめた」と認識するその上側で、「私も悪かったと言ってくれたということは、僕の気持ちを理解してくれた?」と認識して気持ちが少し楽になる一方、あなたと友達に戻ることを譲らなくなる可能性があります。

そもそも・・・彼も一人でいろいろ思い悩まなければ、そんな事言わないでしょう?

どこか人は「自分の意見」を跳ねのけられるだけで、自分の思いを否定されたと不快感を感じ、やたら意固地になるでしょうし。

彼なりに考えた気持ちをちゃんと吐き出してもらうことで、彼もどこか気持ちがスッキリして、いろんなことを考えなおす余裕を持つようになる可能性は高い。

気持ち的に追い詰められているときほど、人は頑固に、自分の思いを変えないものですから。

なので、あなたが彼との関係をできれば大切にしたいと思われるならば。

ココでのあなたの立ち回り方はとても重要になりますし、僕もカウンセリングでもしっかりお聞きする部分です。

とはいえ、もちろん何が起きていても「やっちゃったことは仕方ないね」が僕の基本スタンスですよ(笑)そこからもう一回考えていきましょう、ですから

で、ですね。

彼に対しては可能であれば

「どうしたの?」

「そっか、ああなたはそう思うんだね・・・」

と「彼の今の思いだけは受け止めておいてほしい」と僕は思うんです。

その上で「あなたが作戦を立てて行動していく」方が得策、と僕は思うんですよ。

簡単に言えば、そこですぐにあなたの気持ちを見せないやり方もあるよ!ということなんですが(笑)

でもその逆をやっちゃうことって多いでしょう?

大切な人の気持ちが離れそうになると必死になって、自分の気持ちや愛情を全力でぶつけていこうとする方。

それが行き過ぎると、彼の気持ちを慰留するように彼の下手に回り込む方もいらっしゃいます。

が、お気持ちは痛いほど分かるんですが「できれば避けたいトコロですね」と僕は思います。

それ、逆効果になって、彼の罪悪感や自己嫌悪を刺激することってかなりの確率で起きること。

いや、二人の関係が一気に申告になって、重くなるでしょう?そうなると・・・。

そうではなく「さて、私・・・どうする?」と思えるぐらいの心の余裕がほしいんですが・・・

でも、そうも言っていられないですよね・・・実際は。

なので、まず相談しましょう、信頼できる人に。お友達でも誰でもいいし、時にはカウンセラーでも構いませんしね。

あなたが心にダメージを受けたまま、若干のパニックになったまま向き合うことは大きなデメリットになりすぎる環境が揃ってしまっていることも少なくないですからね。

ちなみに僕自身、カウンセリングで伺った「あなたと彼の状況」によっては

「時間がかかるかも?です。それに今の彼にはあんまり関わんないほうがいいかもしれません、押すと彼が引きこもるかもですよ・・・」

とお話したり。

少しでも彼とあなたが関われるような、そんなケースなならば

「あなたから○○と彼に伝えてみては・・・」と僕はお話することも少なくないのですが・・・。

この続きは次回に!

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