心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
さて、本日19時から・ウインクあいちにて「ほぼ30代からの心理学ワークショップ」を行います。
既にお申込みいただいている皆様、ありがとうございます!
今日のテーマは、「日常でつい流されてしまいがちな、あなたの不安や疑い、ネガティヴなマインドとどう付き合うか? 」を、とてもシンプルな方法で上手に扱っていく・・・といった内容です。
今回の講座ではまぁ・・・日常で使える「許し」について扱わせていただくんです。
まぁその心理について、根っこまで触れていくと「自己概念」や「罪悪感」の話にまで行きついてしまうのですが、そこまで2時間でお話すると訳が分からない状態になろうかと思いますので(あまりに時間が少なすぎて)
そういった深め?な話は、ぜひ打ち上げで個人的に聞いてみてくださいね(笑)
もちろん当日飛び込み参加もOKな方向でお待ちしておりますね。
よろしくお願いいたします。
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それでは今日のコラムです。
よろしければお付き合いください。
恋愛や夫婦関係では「依存のパターン」が出てくる。
まがりなりにもカウンセラーという仕事をさせていただいておりますと、どうしてもそれが目立つと言いますか、目につくといいますか、感じる・・・といいますか。
まぁ職業病?とまではいいませんが、僕自身凄く意識する部分でもあります。
その人が人に依存するとき、どんな感情を感じていて、だからどんな言動をするのか?
素直に依存できているのか?
それともとても自律的なマインドが強いのか?
つい、申し訳ないような気がする・・・と罪悪感を感じているのか?
そもそも依存心自体を嫌悪しているのか?
中には、依存心を感じると、なぜか憎しみや怒りに似た感情を感じる人もいて・・・。
まぁ、いろいろな心の癖・パターンが出てきたりするわけです。
もちろん人に素直に依存できるなら、まだこじらせ感も少なくなりそうですが。
少なからず僕たちは依存時代に、ハートブレイクを抱えていたり、十分に受容されなかった、理解されなかったという痛みを、人によって程度の差はあれ持っていることが凄く多い。
だからこそ、素直に依存できない、という何かしらのパターンを持っていても不思議ではないんですよね。
もしあなたに。
人に素直に依存できない何かしらの心の影響があると、やっぱり悲しさ、寂しさ、ネガティヴな感覚、孤独・分離感を感じますし。
人によっては「人と関わることがものすごい壁・チャレンジ」のように感じる方もいるかもしれない。
すると、それだけで恋愛や夫婦関係を持つことや、持とうと努力することに、ものすごい葛藤を感じることもあるでしょう。
私は本当に愛されるのか?
私のことを好きになってくれる人はいるのか?
私が愛しても相手は満足しないのではないか?
しかし、今のままでは嫌だ、あまりに寂しいし不安を感じる。
けれど、この感覚をどう処理したらよいのかもわからない・・・。
だから、人を求めるけれど・・・そういえばずっと昔から苦手だった・・・。
もう、昔のように、人(恋人)を求め、別れたときの、ひどい悲しみを感じたくない・・・。
もっと人の気持ちを考えないとうまくいかないぞ・・・。
自分の気持ちなんで表現しているから、相手が私を嫌うんだ・・・。
そんなこんな・・・いろんな気持ち、感覚が出てくるかもしれません。
実は、こういった感覚があるところには癒されるべき傷があるだけです。
自信がない私、傷ついた私を恥じることも、隠す必要もないのです。
が、私たちはそんな傷ついた自分を隠し、恥じ、なかったことにしようと努力します。
何故なら誰かに愛されなかった、誰かを愛したのにうまくいかなかった・・・
そう感じている自分に、自分自身が意味を感じていないからです。
すると、その意味のない自分を私が嫌うことになる。世界で一番・・・、誰よりも私が自分を嫌うのです。
そんな自分を、大切な人、あなたが好意を寄せる人に見せることができるでしょうか?
本来は愛されるべき自分を、自分が嫌ってしまえば、どうしたって恋愛や婚活のハードルは上がってしまうかもしれませんよね?
また、このような状態になればなるほど、「私の弱さ」「人に助けてほしいという気持ち」「また依存心そのもの」が、私の「不十分さのシンボル」であり、だから私はダメなんだ・・・という発想の根拠になってしまうことがあります。
時にはそんな自分が、ひどく醜いものだという認識もできあがることでしょう。
そうなれば、いくら愛する人が欲しい、人を愛したいと願っても、心はある意味正しさをもってあなたを止めるでしょう。
「私が相手に関わったところで、相手は満足しないし、逆に迷惑になるだけよ」
ある意味正解、のように聞こえるこの声も、また罪悪感やエゴの声なのですが、意外と私たちはその声を信頼してしまっているのかもしれません。
少し考えてみてください。
誰だって愛されたいと思うものだと思うのです。
誰だって自分を愛し、人を愛したいと思うものだと思うのです。
ただ、過去に傷ついた経験をもって、自分をひどくいじめて、自分には愛する・愛される資格がない、不十分な存在だと自分を扱う必要はあるのでしょうか?
きっと、あなたが自分をそう扱えば扱うほど、全ての人との関係性で後ろ向きな気持ちが出てくると僕は思います。
ココでのカギは「あなたが自分と、どんな対話しているか?」なのです。
あなたが自分をどう扱い、自分をどう見て、感じ、どんな声を毎日かけているか?なのです。
この扱い方をできる限り良い方向に変えない限り、「投影の法則」によって、あなたは人から「ひどく扱われてしまう」という発想をぬぐえずに悩むことになるかもしれません。
これが恋愛や婚活の場で出てくる、あなたを襲う怖れになっていくわけです。
もっと自分に優しくしましょう、自分の心の声を大切にしましょう。
僕たちカウンセラーがそうお話する理由の一つは、ここにあるのですね。
今日から始めてみてください。
自分を労わり、自分を理解すること。
自分の心の声を聞いて、否定せず、うんうんとうなずいてみること。
それがうまくいかないなぁと思うときは、ぜひカウンセリングでも使ってやってください(笑)
あなたの素敵な恋愛・幸せ、応援しています。
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