カウンセリングレポート

【カウンセリングレポート】「夫と別居状態からのカウンセリング事例」 その4

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さてまだまだ続くカウンセリングレポートの続きです。

今日は親子関係の基本的な話。

よろしければどうぞ!

そこで、今日は僕が思う、パートナーシップの問題でなぜ親子関係をどうして扱うか・・・という話を含めて書いていきたいと思います。
そもそもTさんはとても頑張る方です。

だから日々、ストレスや不満がたまるのは、ある意味普通なんですね。それはどんな皆さんにも共通していることかもしれません。

ただ、そういったストレスや不満を抱えた時、いわゆる心の中に「普段は一人で頑張っているけれど、何かあったらココに話せる、頼れるといった信頼感」を持てる人、場所があるということは、心の安定にとても重要なことでもあったりします。
が、親・家との葛藤や、距離感、遠慮を持つと、それがいったん失わたような感覚・観念を持つことがあるんですね。

そしてその投影の作用で「家や親でも話を聞いてもらえなかったんだから、人や社会は聞いてくれるはずがない」といった感覚をお持ちになる方もいます。

すると心が絆を感じる場所がない。

それがパートナーだけになってしまう。


しかしパートナーは私を向いていない・・・。

これが如何ともしがたい葛藤や、切なさ、寂しさを煽ってくる感じ。

コレはキツイですよね・・・。

Tさんも同じような状況におられたんですよね。

更に、そのクライエントさまが「いい子・いい人のパターン」を持っている真面目な方ですと、「迷惑かけるから人に頼れない・・・」といった善意からくる感覚で距離を置くようになります。

それが結果的に依存心を刺激して「何で助けてくれないの?」にもなれば、「オトナになった今、親に迷惑は絶対にかけられない」といった強大なブロックになることもありますね。
よく私達が使う言葉に

「親のために結婚すると、自分のために離婚する」

なんて言葉があるのですが。
僕はいい人のパターンの中では

「自分のために結婚していいのかな?と思いながら結婚し、苦しくなると、親を思って離婚に踏み切れない」

ということは往々にして起こり得ると思っています。
これ、どちらも癒着の問題や、罪悪感がテーマだったりするんですね。(Tさんはそこ、えーって気づきで抜けた感じだったんですが、その話はもっと後に出てきます。)

大人になった今も親子の関係を「あ
くまで親と子」の概念で物事を捉えている部分が大きいので、どこか詰んだ感覚がしてしまうこともあるんですね。

この閉塞感はちょっときついですよね。

だからこそ、結婚生活で耐え難い苦痛があっても、「親には言えない」「頼れない」と、一人耐え忍んでいる方も少なくなく、カウンセラーとしては「どうこの感情を解放するか」といった見立てを行う場合があります。

そのために親子関係の話をさせていただくことがあるんですね。

コレは親と限ったわけじゃないんですが、どの方向性でもいいので、対人関係の関係性を改善し、親密感を培う・・・といった方法は、心理的な軽快感を得るプロセスにもなりえます。

その上で、もう一度パートナーとの関係性を見つめ直していくプロセスは、パートナーシップの質の向上にとても有効なことだ、と僕は考えています。
だから、親との関係を見る。投影を取り戻す、癒着を切る、信頼関係を構築する、適切な絆を培う。

そうご提案させていただく、とも言えます。

ただ、誤解のないように申し上げておきますが、オトナのパートナーシップの問題は、自分の感情に責任を持つことにおいて、関係性が改善していくもの。

まぁパートナーとどう関わっていきます?という部分に集約されるんです。

そのパートナーと関わる心のコンディションをつくるために、両親との関係を見る、という考え方。

決して道徳的云々、ではなく、クライエント様の心の状態を軽くする、罪悪感にハマらない、癒着傾向を解消する・・・そういった意味合いがあるんですよね。

ということで、実際にTさんにも、お母さんとの対話や、セッションを実際にご提案していきました。

さて、実際、カウンセリングを数回ご利用いただいた間も、Tさんとご主人さんは「お互いにほぼ関わり合えない状態」であったようです。

もちろんその状況にTさんはとても切ない思いを抱えておられたと思います。
ただ、ここでパートナーへのの執着心が手放せず、ココで問題意識にとらわれて「どうにか復縁を・・・」と距離を詰めることばかり考えると、発想として詰みやすいですね。

逆に、そればかり考えてしまうと「状況のコントロール」ばかり意識してしまいますので、コレまた結構ツラいのです。
だから、Tさんの意識をまず外へ、パートナーの外側へ・・・。

なので好きなことをする、自分の生活のリズムを整える、って大切なことですね。

今回のケースではそういったご提案が多くなっていったと思いますよ。

が、コレは完全な僕の見立てですが、その間に「心のトリートメントしておきましょうか」なのですね。

例えば、ご両親の関係性や女性性にまつわる感情にアプローチしていく感じですね。

そういえば・・・。
実際、Tさんが「旅行に行ってきました~」といった話を僕にしてくださった時。

この旅行の話をご主人に話したら「ご主人が怒った」そうです。
・・・ん?
普段はもう会えない、顔も合わせないご主人が、Tさんに「旅行に行ってきた」の話で「怒る」んです。

何故なんでしょうね。
ちょっとTさんの心、意識の向け方を変えていただくだけで、何かが変わった様子が伺えたんです。
この続きは次回に。


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