ほぼ30代からの”仕事に活かせる”心理学

『断りが苦手』な人の心理 ~罰を受けている感覚がそこにある~

心理カウンセラー浅野寿和です。

さて、今日からちょっと新しいネタもぼちぼちアップしていこうかと思います。

僕はこの仕事をする前ってサラリーマン、いわゆる営業職を経験しておりまして。

大した職歴ではないのですが、そこそこいい時期もダメ社員時代もあって(笑) だからこそ「あぁ、あの時知っていれば悩まなかったかも?」と思うこともたくさんあるんですね。

たまにはそんなコラムもあっていいかな、と思いながらアップしていきます。

それではよろしければご覧くださいませ。


先日、僕がある金融機関に伺ったときのこと。

ソファーで手続き待ちをしていると、

ん・・・。

何故か微妙な気配を感じるのです。

矢のようにつき刺さる視線を二つ感じたのです。

僕の後方からと、前方から。

どうも後ろの社員さんは販売員。なにか売らなきゃいけない商品があるようです。

前方の社員さんは手続きをしながら、僕をチラチラ見ている。

きっとクロスセルのためでしょうね、きっと。

「あ、この雰囲気、どこかで知ってるぞ・・・」

そう思いながら、僕は過去の記憶を辿るわけですが。

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僕自身、かつてリテールの営業をしていたのです。

その時代はもう「毎日営業、営業・・・」と、いろいろお客さまの様子をうかがっていた時期があったからですね。 

おそらく僕も営業をしていなければ、そこで交錯する視点など意識しなかったかもしれませんが、なまじ営業で悩みたおした時期があっただけに(笑)僕の感情が共鳴するんですね。

「分かる、分かるよ・・・」と。

あぁ、癒着だ!と思いつつ、すぐ切り離しましたけど(笑)

ただね、お客としてソファーに座っていると、このじーっと見られている感、若干意識せざるを得ないというか(笑)

あぁ、コレ普通のお客さまなら気づかないのかもしれませんが。

同じような仕事をしていた僕はつい見ちゃうんですね。

どこか『食らいつかれて逃がさない』『話しかけますよ、今からね』みたいな印象を受けるから。

あぁ、コレは僕の投影かな?(笑)

おそらく社員さんも、意識してそんな視線を向けているわけではないでしょう。

まぁ、仕事ですからね(笑)

お仕事上、ノルマあるし、責任もあるし、上層部や上司からの圧も感じているでしょうし・・・。

朝のMTでガツンと言われてんだろうなぁ・・・今月はあといくらだ!のようにね。

・・・ま、これも全て、僕の実体験からくる投影ですけどね(笑)

ただ、その社員さんがこちら(顧客側)に興味を持っているのは分かりますが、それはまるで「獲物が来た」と感じているような状態のように見えたのです。

正直「売れてる営業さん」からは、こういった印象は受けないよね、と僕は思うんですね。

ただ、売る方からすれば「売らなきゃ・・・」という思いがありますからね。そんなこと言っている場合じゃないって感じです。

そのご事情は痛いほど分かる気がしましたので、その後、楽しくお話させていただきましたよ。

さて、お仕事のご相談をいただくと、そもそも営業や顧客対応自体に、とても緊張したり、警戒心を持つ方が多そうです。

「仕事(営業)がキツく感じます、どうにか克服したいんです。」

そういったお悩みは多いのではないかな?と思っています。

かつて、僕自身もカウンセリングを利用して、仕事の件もなんとかしてきましたので。

どんなお仕事でも同じかもしれませんが、こと営業や顧客対応をしていると、いろんなクレームやご叱責もいただくでしょうし、ストレスもたまりますしね。

ただ僕がカウンセラーとして思うことは

売れない営業さんほど、実は心が敏感で、傷つきやすい傾向があり。

売れてる営業さんほど、そもそも心が傷つきにくい傾向がある。

心理を学ぶと、確かにその影響で「仕事が楽しいと感じる方」と「そうではない方」に分かれるな、と分析できたりもします。

もちろんその方にとっての「仕事の適性、相性などの要素」もあると思うのですけどね。

では、どうして売れている営業さんは傷つきにくいのか?

心理的に見ると、「売れてる営業さんは数字が作れていて、まるで『神ってる社員』と社内で崇め奉られているから」ではなさそうです。

実際に『今は数字が作れているけれど、心が傷つきやすい傾向を持つ社員さん』もいて。

そういった方は、何かしらの理由で仕事ができなくなると、急に無気力化したり、自暴自棄な感覚を持ちやすい傾向があるといえます。

あぁ、僕もそんな時代を経ていまして(笑)その当時は苦々しい思いを感じたこともありますね。

その理由は後で詳しく書きますけど、『ある感情』の影響が強くあると、人の心はどうしても傷つきやすく感じるものなのです。

 

■さて、今回は仕事のお話ですが。

例えば営業で「モノを売る」となると

「お客さまに声がかけづらい・・・」

と感じている方、実際にいらっしゃるのではないでしょうか。

実際には声掛けしていますし、営業アプローチをしているけれど、何だか怖い、気分が良くない・・・とお感じのような。

基本、そういった話は、なかなか職場で人に相談できない事が多そうですけどね。

やる気が無いと思われそうでね。・・・あ、コレも僕の投影かな(笑)。

だから、職場でも本音が言えないというか・・・。

また、営業マンでなくとも、例えば就職活動などで『うわ、私、営業だけは絶対ムリだわ・・・』と思っている人も似たような部分がありそうですけどね。

※僕もそもそも『営業だけは無理』と思いながら就職させていただき、結果12年その業界にいましいたけど(笑)

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こういった営業の断りの話になると

『断りに強くなれ』

そんな営業マンなら耳にタコができるほど?お聞きになっているかもしれませんね。

『はい、その通りですね。傷つかなきゃいいんですよね。頑張ります。

・・・でも何故か傷つくんですYO!』

とてもナイーヴだった頃の僕はそう思ってましたよね(笑)

だからコレも修練。傷ついても数字優先で、とずっと思って、それが当たり前になってました。

この仕事をする限り、この呪い?からは逃れられないし、いつか傷ついていれば慣れるだろう・・・と思っていた時期がありましたね。

ただこのモチベーションは一時的にしか続かず、数年後ガタっと気持ちが落ちちゃう時期が来るのですけど。

この時期に学んだことはたしかに今の僕にとって役立っている部分が多くありますね。

■たしかに『傷つく経験』は私たちを強くする傾向があります。

逆境体験を経験することで、心が強くなったり、自信がついたり、乗り越えられることも増えそうです。

だから仕事で傷つくことを怖れて何もしなければ、確かにあなたの心は「制限」を感じ続けるかもしれません。

ただ、僕がカウンセリングでお仕事のご相談をいただく時。

大半の方は「仕事だからツライこと、傷つくことは仕方ない・・・」と理解してお仕事をされながらも、「しかし気持ちが続かない」「苦しい」とお感じのようなんですね。

そこで弱音を吐くことで気持ちが落ち込むことを恐れ、必死に踏ん張っている方が多いんです。

例えば、僕もこの営業での断りにはほとほと悩みましたが、誰にも言わなかったですもんね。

ただ「そもそも断りで傷つかない人はある程度『平気』な要素があるんだ」という事実に気づくまで、僕は常に劣等感を抱えていましたよ。

傷つくオレが弱い、傷つく自分が悪い・・・とね。

これは自己攻撃です。自己嫌悪でもありますね。

でも、理由がわからないと、こうやって自分を責めてしまうものなんですよ。心のことなんて知りもしなかった時代はいつもこうしていましたよ?

気持ちが負けそうな自分、うまくできない自分に『言い訳すんなぁ!』ってぶちかましてましたねぇ(笑)

ここに自己攻撃の怖さがあると思うんですけどね。

いわゆる常識的な方、人のお役に立ちたい方ほど、この罠にハマるかもしれませんね。

だから『お客さまからの拒絶』もツラいと感じるし。

『数字が作れない=会社に貢献していない』こともツラいわけですし。

そんな自分を慰めたいわけじゃないけど、しかしストレスも感じますよね。

適度なストレスは心にいい影響を与えることもありますが、過剰なストレスは燃え尽きや無気力状態を作りやすいので、できればケアしておきたいところですよね。

■さて、どこか仕事がうまくいかない時、断りに強くなれない時。

どうしたら営業がうまくなるか、断りに強くなるか?というテクニックを学ばれませんか?

僕もさんざん本を読み漁った経験がありますよ。

コレはとてもいい勉強ですよね。

そして、その勉強であなたが傷つかないならばそれでいいんですよね。

しかし僕はそれでも強く恐れを感じ、傷つき、かなりそんな自分に手を焼いてしまったのです(笑)

その勉強の結果やテクニックが、理解できても、腑に落ちない。

これはもう、相当悩みましたね。何で傷ついてしまうんだろう・・・と。

この他の人との差は何だ、この違いは何だ・・・。

そして心理を学び、カウンセラーとしても学ばせていただくにつれ、

『なるほど、だから「そもそも傷つかない人の教え」が僕には理解できなかったのか。

そもそもコレは個性であり、他人と前提条件が違うんだ・・・

そう気づいたわけです。

実はここ、「罪悪感の影響」を考えることができて。

そもそもその深層心理に罪悪感の影響が強くあると、人はとっても傷つきやすくなるもの、と考えられるんです。

これ、言葉で理解すると「ふーん」なのです。

僕もココロを学びはじめの頃は素通りでした(笑)

が、じっくり見つめていくと「この感情がうごめいていたのか?」と感じられるようにもなるのですけども。

この続きは次回に。

 

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