ほぼ30代からの”仕事に活かせる”心理学

『断りが苦手』な人の心理 ~私は恵まれているという罪悪感~

心理カウンセラー浅野寿和です。

さて、『断りが苦手な人の心理』シリーズはそろそろ終盤に差し掛かっておりますが、今日も続きます。

それではよろしければお付き合いください。

特に、一般的に普通の家庭で育ち、普通にお仕事をされている方の中には

「私は恵まれている、私には特段思いつく問題はない」という罪悪感。
その影響で罪悪感を感じていて、だから「断りが苦手」で、どこかとても傷つきやすい心理状態をお持ちの方もいるのです。

 

もうめっちゃ「いい人」なんですけど、何事も遠慮しがちな方がその典型例だと思うのですけどね。

この『私は恵まれているし問題がない』という発想が、問題の核心をついているかは別にして。

表面意識的に「私はちゃんと恵まれていて問題がない(はず)だから、ちゃんとしなければいけないのに・・・」という感覚は、結構な自己攻撃とつながるんですよね。

僕はたまにこんな話を伺います。

「私は辛い辛い言ってちゃいけないと思うんです。頑張らないとと思うんですが、もう仕事に気持ちがついてこなくて・・・。

世の中には飢餓で苦しんでいらっしゃる方もいるじゃないですか。そんな人からしたら私はまだまだ甘いな・・・って思うんです。」 

いや、そんなこと感じる必要もないよ、と僕は思うんですよね。

でもそう感じちゃうんですよね、それは辛いことですね、と思いますよ。

ただ『人と比べて恵まれているのに』という部分を罪の意識で使ってしまうと、正直抜け道がないんです。

結論としてどーんと、「結果的に私が悪い、甘えている、未熟だ」といったところで落ち着いてしまいます。

これは『断り』に対する話だけではないんですよね。

恋愛でも夫婦問題でも、対人関係の問題でも同じです。

何か問題が起きた時に、本来は何も問題など無いはずで、自分が普通であり、恵まれていることが、逆に「だから私か悪い」という発想をつい持ってしまうこと。

コレは相当に追い込まれてしまうので、気づいて早く抜け出したいところです。

この発想を抜けると、実は本質的な部分にまでたどり着くこともできます。

本当はその深層心理で

・「今も実は内心、誰かを許せていない」という部分からうまれる感覚。

 
・「愛すべき人を愛しきれなかった」という感覚。

などなど、いろんな感情を感じていることも少なくないもの。

それが人に投影されて、あなたが人から攻撃を受ける、責められている、

もしくは「あなたがその内面で意識しないところで責めている人を思い出せる人から、怖れを感じる」

といったことがたくさん起きていることは少なくないんですよね。

例えば、あなたがお父さんを嫌い!許せないと思っているとすれば。

お父さんを思い出させる「それ系」の人に対してとても怖れや苦手意識を持つんです。

すると、職場の上司やお客さまでも、女性からの断りは意外とスルーできるけど、男性からの断りはどこかでガツンと響いてしまう、そんな方もいらっしゃいます。

ただ「自分には問題がないのに・・・」という感覚を抜けられないと、どうしても「私なりに頑張ってるんだけど苦しい」「どうしてこうなっちゃうんだろう」と思ってしまう罠が待っています。

表面的な部分の「許し」では、本当の問題を作る「投影」の部分にまで意識が着かないような、そんな一つの事例・考え方なんですよね。

ちょっと難しい話ですけども、しかし実際にはこういったことが起きるえることです。

そんな時には、ちょっと知っておいてほしいことがたくさんあるなぁ・・・と何となく僕は感じていたりもしますね。

次回は罪悪感の対処法について触れてみます。

カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...