ほぼ30代からの”仕事に活かせる”心理学

『断りが苦手』な人の心理 ~罰を受けている感覚からの解放~ 

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、今日から東京出張カウンセリングに伺います。雪を心配していたのですが、新幹線も少ししか遅れがなくてホントありがたいなぁ・・・と思いますね。

感謝感謝です。

それでは今日のコラムです。

よろしければお付き合いください。


罪悪感があると断りが苦手で傷つきやすくなるよ、という話を続けてきました。

また、罪悪感にはいろんな種類があるよ、というお話も。

そして、このコラムの最後に「とても大切なこと」をお伝えしたいと思うんですね。

どこか私たちの内面に『罪悪感』があると『人から責められる』という思いを持ちやすくなります。

そして実際にNO!と言われると、ガツーンと心に響きます。傷つきやすくなるんです。

ただですね、この罪悪感は紛れもなく自分が感じていることでもあります。

そして、『断りが苦手だなぁ』と感じている状態は、心の面で「自分の内面ばかり意識している」という状態から抜けられていない、とも言えるんです。

ちょっと『受け身』なんですね。

これ、いいか悪いかは別にして、です。

ぶっちゃけて話します(笑)

僕が20代前半の若かりし頃、お恥ずかしながらこう思っていた時期がありますよ。

『何で断られなきゃいけないんだ、こっちは丁寧に仕事しているのに・・・』

ふふふ(笑)今となっては笑えるんですが、その当時はとても深刻に感じていました。

この発想って、被害者意識なんですね。だから断った人を敵にしてしまう(笑)

そりゃ怖くなりますね・・・。

どんな人もまぁゃ断りたい時は断りますよね。

相手にだって都合があるし意思がある。断るのもそうだし、怒ることもそうかもしれない。

そりゃ誰だって同じなのかもしれませんね。

つまり、どこか『罪悪感』が強くて自分を責めている人は、自分ばかり見てしまうので、相手が見えなくなるんです。

そもそも常識的な人ほど『相手にも相手の意志がある』と分かっています。

そうであっても『私にも仕事(私の事情で)でやらねば・・・という都合がある』という気持ちを優先したり、『どこか断られることで傷つく怖れ』を優先してしまうんです。

そこしか着眼点が出てこないわけです。

更に、マジメな方ほど『また断られた・・・』と自分を責めちゃったり、仕事や私がやるべきことをちゃんとこなせていない『罪悪感』で苦しんでしまうんですよね。

コレはループします。グルグル回ります。

そう、意識が自分の内面から出ていかないんです。

『また傷つく、また断られる、また嫌な思いをする・・・』

そう感じて抜けられなくて、我慢してる方が多いんですよね。

コレは更に罪悪感を強く感じたり、自信を失う理由にもなります。

まさしく

『あなたはあなたなりに頑張っているのに、結果罰を受けている』

そんな感覚に似ていると思いませんか?

僕もこの感覚にさんざんハマって悩みましたよ(笑)

こういったケースでは、フーっと一息ついてこう考えてみるのもいいかもしれません。

『私、仕事でも、人にもたくさん気を使っているけれど、その目的は?』

こういったお話を伺いと、僕はこんな例え話をすることがありますよ。

『ある方があるお悩みを持っておられました。

それはご近所に対する騒音のこと。

その方の仕事柄、どうしても『騒音』が出てしまうということで、ご近所に迷惑をかけているのでは
ないか?と悩まれている人がいらっしゃったんです。

ご近所に『申し訳ない』と思いながら、しかし『仕事だから仕方ない』と思っていた。

しかしその方はとても心苦しく感じ、申し訳ない、いつ苦情が来るだろう・・・と悩んでおられた』

んーお話の流れとしては、どうもその方はどうも罪悪感を選んでいる様子なんですね。

ここにはちょっとこの受け身な感覚があるので「苦情が来たらどうしよう」という思いがやってきます。

だから、悪気なくつい「仕事だから仕方ない」と考えるのかもしれません。

ただ、そもそもその方が

『どうしてご近所に迷惑をかけてしまうのが心苦しいのか?』

・・・きっとご迷惑かけたくないという思いがあるからですよね。

まずこの気持ちに気づくこと、がポイントなのです。

罪悪感ではなくその気持ちに気づくこと。自分を許すことですね。

そしてゆっくりでいいのでこう考えてみる。

『本当に私のしたいことはなんだろう』

例えば・・・

『私はご近所のことを本当に考えているんだわなぁ。

気づかなかったけども、とりあえずそう考えてみようか。

そして、意識を外に向けて、音がうるさいと感じる相手の立場になって考えたら・・・そうか、相手も不快なんだな、辛いんだな。そりゃそうだわな。

ならば、先にできる限りの誠意を尽くしてみるかなー。挨拶されて嫌な人はおらんでしょうしね。

ま、うまくいけばいいし。あかんかったらしょうがないなー。』

まぁ、罪悪感が強い人ほど、こう思うことに抵抗があるのかもしれませんけどね。

ただですよ。

もし、その方の中にご近所さんに何も悪意など持っていなくても、その方の事情ばかり意識してしまうと、その光景を他の人から見れば『自分のことしか考えていない』と思われてしまうって何となく分かりますでしょうか?

当のご本人にそんな意識がなくても、そういった誤解を受けてしまうんですね。だからガツーンと言われちゃうことも意外と「あるあるネタ」かもしれませんよね。

話を戻しましょう。

そもそも、いわゆる断りが苦手な人ほど

『人に嫌な気分をさせたくない』

『できればいい気分を感じてほしい』

『相手が喜んでほしい』 

そうその内面で願っていることってないでしょうか? 

実は、あなたがその思いに気づき、その思いを勇気を持って表現することで、この問題は解決する場合も少なくないんですね。

これは断りに対する対処法だけでなく、恋愛でも夫婦でも対人関係でも同じですね。

あなたの罪悪感や怖れを見て人と関わろうとするのではなく、『相手のことを見て』行動すると、怖れや不安は軽減するもの。

そこで、私が伝えたいことを選ぶ。

ココは頑張るというより、まずは「なんとなーく選ぶ」です。

必死になって選ぶより、なんとなーく、ですかね。

失敗してもいいか、ぐらいの気持ちで。

ミスは許容しましょう。ミスは訂正すればいいので。

じゃないと失敗したときガツーンと来て、「やっぱりやめとっけばよかった、そうだやめとけばよかった・・・」と心のなかで連呼したり、どこかやる気が失せることもありますね(笑)

そこ、慣れるまではどうしても頑張っちゃいますけど、慣れると楽に選べますね。

すると、ふっと心が軽くなったり、時に自分自身の中で凛とした感覚が出てきて、どこか罪悪感的な発想や、自分の身を守る防衛の心理から抜けられるんです。

ということで。

「断りが苦手」なあなたもきっと『仕事や相手のことを考えて』誠実に対応しているし、その思いがある。

まず、そうあなたが感じられるかどうか?です。

その上でなんとなーく仕事をすることかもしれませんね。

行動は同じでも、動機が違うだけで、あなたの気分や世界観が変わりますよ。

この経験をすると、どんどんあなたの心は緩んでいきますし、心の制限もとれ、自分らしくいられるようになっていきますね。

だからあなた自身のことを、少し思い返してみてもいいかもしれません。

『あなたは罪悪感にふさわしい生き方をしてるの?』

コツは『私は悪くない』を使わないこと(笑)

私は悪くないは、罪悪感を増幅させちゃいます。

まず自分を許して。

それを表現できる私になりましょう。

コレが僕からこの手の問題で悩まれている皆さんへのご提案です。

それでもうまくいかない時は、他の罪悪感の理由を探してもいいですね。

特に意識していないところで、まだあなたがその内面で誰かを許していない・・・という問題は結構大きな影響をもたらすのですけどね。

結局、断りが苦手な人って、繊細だけど、常識的で真面目な人が多いと思いますし。

そもそも仕事でも、会社・上司に対して、お客さまに対しても、いい結果を残しいたいと思われている人が多いのではないでしょうか?

しかし、あなたの内面で自分に素晴らしさや愛情があることに気づくまで、どこか『相手から責められる』と感じてしまうんですよね。

心は投影(鏡)の世界。
 
あなたが感じているものを相手に映し出すんです。

だからあなたの感じているものが変われば、あなたの世界も行動も気分も変化しやすくなるということなのですよね。

何か参考になれば幸いです。

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