【バックナンバー】
・本気で愛した男性は既婚者でした。そんなハートブレイクからの回復を目指して その1
・本気で愛した男性は既婚者でした。そんなハートブレイクからの回復を目指して その2
・本気で愛した男性は既婚者でした。そんなハートブレイクからの回復を目指して その3
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すると、実際にカウンセリングの中に、Jさんからお伝えいただいているんですよ、僕も。
『いや、私もおかしいって気づいていたんです、その彼のこと。でも、言えなかった・・・』
なるほど。それは切ないお話。
でも、どこか「愛されることに対して受け身だった』ということも言えそう、かなと。
Jさんは、愛を求めても全く問題なんて無いんですけどね。
でも、そこに抵抗感があるのかな、という見立て。
実際、Jさんの職場の方は、Jさんに『もっと頼れ、休んで』的なお話をされるそうで・・・。
おぉ、やっぱりそうだ・・・と思っちゃったわけですよ、僕は。
Jさんはもっと楽をしていい人。
しかし、言えないんだろうな、それが・・・と。
すると、こんな話が成立すると思うんですよね、僕は。
例えば、独身男性と既婚男性、どっちがガンガン女性を落としにくるか・・・・といえば。
そりゃ既婚者の方がインパクトが強そうですよね、という話。
コレが誠実か不誠実かの話は別にして、感情的なインパクトという意味で言えば、既婚者のほうがガツンと口説きにくるだろうな、と。
だからこそ独身男性の皆さんには超頑張って欲しいと思いつつ、コレが既婚者の余裕と呼ばれるものかもしれないなとも思いますよ。
であれば、Jさんのように「愛を求めることに遠慮される方」ほど、既婚者に傾く可能性を常に秘めているな・・・と思うわけです。
そして、その心を強く押されることになれていなければ、確実に心が動くだろうな、と。
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ならば、Jさんの恋愛についても、「愛すること」を今、問題なんて考える必要性はないかもしれない。それを考えるならもっと先の成熟した課題だとも言えそうだ、と。
今は『すっと楽に愛を求められないというパターン』がJさんの中にあるかもしれない。
ここにフォーカスしてみるのはどうかな?
だから、Jさんは、たとえ既婚者であっても、それがわからなかったとしたら相手を信じ、愛し、純粋に恋愛をされていたんだろう。結果、とても切ないことになったかもしれないが、Jさんの思いにきっとウソはない。
ただ、どこか遠慮して愛を求められない人は、愚直に相手の気持ち・愛を信じる傾向がある。
疑いたいけど、疑うことにためらいがある。
信じることとネガティヴさを上手に使う、そのバランスが取れない事が多いもの。
まっすぐな人ほどそうなるだろう。
なるほど、もしかするとJさんは、昔から愛情を求めることに遠慮してきたかもしれないな・・・。
特に、お母様。
そんな思いを持ちながら、お母様とのお話を伺うと、もうそこにはめちゃめちゃ「いい子」のJさんがいらっしゃったのです。
それはもう切ないぐらいに純粋な。
この続きは次回に。
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