心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
我が家の近所の桜満開。桜を見るだけでいい気分ですねぇ。
僕はちょっとした桜フェチな部分を持っていまして、桜の香り、桜の塩漬け(笑)などに夢中になる癖がありますね。和菓子でも桜餡、桜餅あたりに目がなく、あの香りだけでどっかいけそうなぐらいです。
何故なのでしょうね、あの桜の香りはとても落ち着くのです。
それでは今日のコラムです。
よろしければお付き合いください。
『私たちは、愛されないことよりも、愛せないことのほうが辛い』
これは私たちの学ぶ心理学で登場する基本的な考え方。
だから
『どうして愛してくれないの・・・』
失恋や別れのシーンで登場するこの言葉は、実は本音を隠していることも少なくないようですね。
今まで大好きだった人を愛せなくなることの辛さってかなり大きくて。
それは、大好きだった人に『もう付き合えない』と云われた後にやってくる感覚で。
アレだけ二人一緒に楽しめていたのに、そばにいるのが当たり前だったのに。
もう一緒にはいられない・・・。
のではなく。
『もう私には何もできないという事実』
『相手に自分自身(の思い)を必要とされなくなってしまったこと』
この部分が、やけにね、痛むのかもしれませんよね・・・。
だから、意識的には「もう一度私のことを好きになって・・・」と思っていても。
私から相手にもう何もできないし、私のことを相手に必要とされていないことを取り返したいと思われている方も少なくないのかもしれない。
そこで隠れているのは、どこか誤解なんだけど、「無価値であり、無力だ」という私。
失恋で感じる痛みは、そんな感情がもたらすのかもしれません。
あまりに受け入れることが辛いから、ですね。
しかしここで
『どうして私はこうなっちゃうの?愛されないの?』
例えば、あなたのお友達、他の女性やカップルとの比較を持ち出してしまうと、更に感情がやってきて抜け道がなくなっちゃうかもしれません。
劣等感。
誰かを使って自分を惨めにしちゃってるのかもしれませんよ。
まぁ、そうなっちゃうのも仕方がないんですけどね・・・。
『誰かに必要とされないと傷つく、自分の意味が無いように感じる』
それぐらい私たちは人を愛したいし、人のために生きたいと思っているのかもしれない。
であるならば、そう思う私が本当に価値を失ったのか?と言えば。
どうも、そうではなさそうですね。
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