心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
名古屋は昨日雨で。
これで桜が散るかなぁ・・・と思っていたところ、まだ桜は綺麗に咲いていますね。
ちなみに今日は1日娘の相手をさせてもらうことになっておりまして。今、膝の上で娘は寝ております。
キーボードのタイプ音で起きなきゃいいなぁ・・・と思いつつ(笑);
『だからね、キーボードの音がうるさいからね、タイプ音がまだ静からしいMacBookPro買ったほうがいいと思うんだよねぇ・・・』
そんな理屈はまぁ、家族会議で即却下なんでしょうが・・・。
それでは今日のコラムです。
よろしければどうぞ。
「好きなことをすればいいですよ」
そんなお話をカウンセラーが提案させていただくことがあるかと思います。
でも、何だかそんな気分にならないんですよねぇ・・・といった時の話。
***
最近、妻が絵を書き始めたんです。
そもそも妻はまぁ僕の何千倍の画力があるようです。(ま、僕の画力がなさすぎるだけですが。)
ただ、彼女にも気分が上がらない時期があったようで。
そんな時は、好きなことしてみたら?絵でも書いてみたら?と話しても、どうも「あれだけ好きだった絵を描くこと」から意識を遠ざけていたようですね。
そこで僕が無理やりテンションをあげようと、彼女に絵を描くことを強要しても喜ばないでしょうね、きっと。
どうも私たちは、今の感情にあった物事を選んでいるようで。
落ち込んでいるときは、落ち込んだ気持ちに見合う物事や発想を選ぶものなのかもしれませんね。
例えば、カウンセリングでも、「今はそんな気分になれないから」と、好きなことから遠ざかりたいモードなんだけど、そんな私でいいのかな?と思う、といったお話を伺うことがあります。
そんな時はまず、そんな気分になれない私を否定しないことでしょうね。
それでいい、と寄り添って見る感じ。
どこか好きなことをする気分になれない私を疑っているのに、そんな私に「それじゃダメだよ」とツッコミを入れても切ないだけですよね。
それでいい、と寄り添っていると、現実から逃げたいという思いが強くない限り、そのうち「そろそろ何かしよっかな~」と気分になりやすくなるようですよ。
そして、コレは落ち込んでいる人に寄り添う方法の一つの考え方。
落ち込んでいる人に伝える「落ち込むなよ」は励ましでしょうし、間違っているわけじゃない。
ただ、落ち込んでいる人に「それでいいじゃん、私は嫌わないよ」と伝えられると、もう少し温かい、マイルドな関係性になるかもしれませんね。
それを実現するためには、まず自分からなんですけどね。
どこか僕達が落ち込んでいる時、嫌な顔せず笑って見守ってくれている人がいるって、心強いですよね。
まずは、落ち込んでいる自分を蹴飛ばさない。
すると、あなたの周囲にいる人(パートナー・子供さん、同僚、友人など)が落ち込んでいてもあまりイラッとせず、心配にもならず、それでいいよね、と見守れるかもしれない。
コレも一つの「あなたが自分の感情の扱い方を学ぶこと」で実現できること、なんですよね。
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