心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
春うらら。
今朝は娘と朝からお出かけ。葉桜になりつつある桜を見ながら・・・・
近所のクリニックへ(笑)
いい陽気だからお散歩が気持ち良い季節ですけどね。ただ今はちょっとだけお休み。
でも目的がどうであれ、この季節にお出かけすると気持ちがふっと軽くなりますね。日差しが柔らかくていいです。
それでは今日のコラムです。
よろしければどうぞ。
パートナーを愛するからこそ、私の気持ちを譲る、置き場所を見つけようとする。
パートナーさんのために「これなら我慢できるだろう」と妥協点を見つけようとする。
しかしそんなあなたにパートナーさんから辛い一言が飛んできたり、私の気持ちに全く気づかないとすれば。
それはもう耐えられないような痛みが走っても不思議ではないなぁ・・・と僕は想像するんです。
***
しかし、そんな方ほど
『私のこんなお話、カウンセリングでしていいのかどうなのか分からないんですけど。
でも、もう毎日が辛くて苦しくて。
きっと私の甘えだと思うんですけど、お話聞いていただいてもいいですか?』
そんなクライエント様のお声を伝えてくださいます。
そしてそれからカウンセリングは、多く「深い葛藤や悲しみ」を表現する時間になっていくことも少なくないんです。
「私の悩みはワガママだろう」
実際、そう思われている方も少なくないんですけどね。
ただ、その思いがあなたを追い詰めているなら、僕は、あなたの気持ちを最優先にしていただきたいと思うし、そうお伝えするんです。
さて、こういった「気持ちを譲り妥協点を見つけ続けているうちに疲れ果ててしまった」といったお話を伺うと、実はパートナーさんに対してだけでなく、ご家族・ご両親に対しても同じような葛藤を持っていらっしゃる方が多いようです。
どこか家族の中でも「私の気持ち」を表現せず。
私の気持ちを表現しないことが、きっと家族のためになっている、と思う。
そんなココロの動き。
これが「愛するということ」になっていることがあるんです。
コレがどこか心が求めている目的を示唆していることも少なくないんですね。
ちゃんと愛されたいけれど、しかし気持ちを言わない。
このようなところには多く「私の気持ちを理解してくれなかった人への怒り」が隠れていることも多いんです。
え?怒ってないですけど・・・
そう思っているから怒っていないということではなく。
実は「大切な人に私の気持ちを譲る」事自体、深層心理では「怒り」を理由になされていることが多い、ということなんです。ちょっと難しいですけどね。
そして、このあなたの怒りが開放されるまで、どこか「気持ちを譲る」ことを続けている方もいますね。
ただ、ちょっと厄介なのは。
この「私の気持ち」を家族間でも表現していない人ほど、どこか今のパートナーシップに「私は望まれていない」という思い込みを持ちやすいのです。
だから、普段からストレートに不満や怒りを表現できない方も少なくなさそうなんですよね。
普段からどこか
自信がない。
私が素晴らしいとは思えない。
怒っちゃいけないと思う。
自分の意見がうまく言えない。
そんなお話を伺うことも多数なんです。
だから苦しいし、いつも葛藤してしまうといったケースもよくある話。
そして、更にちょっと厄介になるのは、そのあなたの佇まいや、ココロの動き。
あなたの傍にいる男性は「不安・自信のなさ」としか解釈しないかもしれない、ということも実際にはあって。
だから、男性があなたのココロの動きを勘違いして、いつしかあなたを突き放すような言動をするようになることもあるんですね。
この続きは次回に。
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