心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
もうすぐGWですね!皆さんはどこかお出かけの予定はありますか?
僕は今年、久々にGWに仕事が入りまして、家族で何処かに出かけることはないんですけど。
ただこの梅雨前の季節感が僕は大好きでして。晴れやかな気分になるんで、仕事もはかどりますね、なんだかね。
それでは今日のコラムです。
よろしければお付き合いください。
『私の気持ちを分かってほしい』
『どうして私の気持ちがわからないの』
そう云われると非常に困る。
そんな男性の本音もあるようです。
もちろん女性が男性に『分かってほしい』と言ってはいけない、ということではないんです。
が、女性が分かってほしい、という言葉は、多くの男性の「重い気持ち」をどうも刺激することが多いもののようです。
プライドの高い男性なら『私の気持ちがわからない』ということに怒りを感じるかもしれないですし。
優しい男性なら『そんなに俺はダメな人間なのか』と凹むかもしれませんしね。
毎日ストイックに努力する男性からすれば『そんなの君が甘いんだよ』と反応するかもしれないですし。
ケンカになると『だから俺にどうしろっていうわけ?』と、男性は女性に作為を求められながら、同時に自らを否定され、役立たずだと云われている気分になっていることも、意外と多いのですよ。
それが良いかどうかは別にして、ですけどね。
ただ、女性の「私の気持ちを理解してほしい」というココロの動きが
「私が愛されていないと不安だというニーズ」であるのか?
「女性の愛情」なのか?
ぶっちゃけ、どっちも男性には「女性の不安・不満」にしか映らないことは多そう。
そこの区別・線引は、多くの男性にはとても難しいのです。
※だから、「こんなに愛の深い私じゃなくて、表面的に甘え上手な女性にうちの彼(夫)がひっかかってるんです!なんだよ!」みたいなことが起きるんです・・・。
ホントすみません、謝ります・・・。
つまり、男性は女性の内面にある「愛情のあり方」を超誤解しやすい、とも言えるんです。
「俺は彼女に愛が不足している、俺に作為を求められている」と感じることは少なくないでしょうね、それが誤解であってもね。
特に「女性に負担をかけるのはマズイよね」と、そんな優しさを持ってる男性はそこにハマるでしょうね。
そして、ケンカやスレ違いの末、もうどう自分が振る舞えば女性の気持ちが収まるのかわからない男性は葛藤し、結果「優しさ」を捨てるのです。
優しくしようとしても、目の前の女性の負の感情は収まらない。ならば優しくしてもしなくても一緒だ、となる。
『だからさ、もう俺が悪いでいいじゃない、別れようよ』
『もう俺には君の気持ちが理解できない』
そんな言葉が出てくる時、男性はきっとこんな思いを持っている。意外と少なくないであろうケースだと僕は想像しています。
それは男性に愛がない、というケースもあれば。
男性が「もう手のつくしようがない」と感じると出てくるんですけどね。
男性の中の発想の限界、といいますかね。
そう、そういった男性は、「自らの発想の限界が、愛する限界」のように感じている人も少なくないですよ。
だからもう「考えたくない」のです。考えても「無駄」と思うので。
ただその「無駄」とは、労力をかけたくないという意味ってこともありますが。
多く、一度でも愛そうと思った人に対して、俺は何の役にもたたないし、何をやったって「君は変わらないだろう」という思いをもう感じたくないのだ、といったメッセージであることも多そう。
ま、そりゃお互い様だと僕も思うんですが、そう思っている男性も少なくないかなぁ・・・。
その男性のキモチを、女性の皆さんが上手に拾えるかどうかで、実は彼の態度も変わる可能性が出てくるとかなんとか、そんな話もあるんですけどね、
カウンセリングをしていると、そんな男性の心の動きを感じる今日このごろなのです。
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