心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
今朝起きると若干肌寒かったんですよね。
この感じ、季節外れの秋を彷彿とさせる感じで好きですねぇ。
季節感で感じるものが変わると、なんだか思い出す記憶も違うんですよね。
んーますます人の心は面白い(笑)
それでは今日のコラムです。
よろしければお付き合いください。
最近、テレビを賑わしている女性タレントさんの、恐喝云々の事件を見ていてふと思うんです。
結局は、心のダメージ、今までにあった絆がなくなって、その痛みを何かで埋め合わせようとしても、埋まらないものも出てくるのな、と。
不安や不足感が消えないこともあるんだろうし、それは理性を超えてしまうものなのかなぁ、と。
こんな仕事をしているとふっと、そう思うんですね。
我が師匠がいつも言いますよ。
『本当の強さは、弱さに入る強さである』
だから、向き合えない痛みって、あまり放っておかないほうがいいんだろうけど、でも向き合いたくはないよねぇとも思います(笑)
何でこんな話を書いているか?といいますと。
先日クライエント様からこんなメッセージをいただいたんです。
『(好きだった彼との)恋愛は、カウンセリングのおかげで、失恋をちゃんと出来た気がします。』
これ、僕からすると、とてもありがたいメッセージですし、「凄いなぁ」って思うんですよ。
このクライエント様はいわゆるハートブレイクの経験をされたわけですけど。
確かに失恋ってとても切ないし、苦しいものですから、できれば経験したくないことですよね。
しかし、どうしたって恋愛をすれば、この失恋という現実もやってくることがあって。
これを葛藤しつつ、しかし、ゆっくり受け入れながら、丁寧に心を扱っていくと「ちゃんと失恋できる」こともあるんです。
つまり、その痛みに支配されない私に徐々になってく感じですね。
ざっくり心が傷ついた状態のままではなく、ココロをさらに自由に、そして強くしていく感じで。
僕たちはどうも辛いことがあると、自らのココロを守るために、『痛みを否認』していることが少なくないものです。
まぁそうしないとやってけないこともあるわけです。
だから、たとえ今の現実が痛みを伴うものでも、痛いとは認めないし、受け入れたくもない、という感覚がやってきてしまうものでしょう。
それゆえに「パートナーはどう思ってるの?」「パートナーのキモチをもう一度取り戻したい」と思う方もいらっしゃるけれど、多くの場合、それはうまくいかない事が多そう。
なぜなら、あなたが向き合っているのは、「相手があなたを愛せないという痛み」だから。
昔のように愛してほしいし、愛し合いたいと思う気持ちは痛いほど分かるけれど。
それがムリだと告げる相手にも、また何か痛みがある。
あなたの痛みと相手の痛み。それだけを見せあっても辛いだけですしね。
この続きは今日の20時に。
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