心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
今日は朝から近所のイオンモールへ家族でお出かけ!なんだかこういった時間がやけに幸せに感じる昨今です。
ときにスペシャルな刺激もいいですけど、こう淡々と味わえる幸せ、今の僕は好きなんですよね。若かりし頃は、めちゃめちゃつまんないとか思ってましたけど(笑) それはそれでよかったんですけどね。
さて今日のコラムです。
いろいろ書きたいコラムはあるのですが、現在猛然と別原稿と向き合っておりまして、少しの間、ゆっくり目で更新していきますね。またそのうちブログを猛然と更新するかもしれませんが、そのときは「あ、別原稿が終わったんだな・・・」と思っていただけましたらいいのかなぁ、と思います。
それではおつきあいください。
今日は一生懸命パートナーを愛している方に読んでほしいお話です。
例えば・・・
ご夫婦などパートナーとの口喧嘩のシーンでこんなセリフが登場することってありますよね?
『もう君の(あなたの)思うようにはできない、応えられない』
例えば、カウンセリングの中で
『もう頑張れないです、相手の思うようには愛せない。疲れてしまいました。別れも考えているんですけど、なかなか踏み切れなくて』
そんな憔悴しきった皆さんのお話を伺うことがあります。
そういったお話を伺うと、いや、すごいなと思うんです。そこまで頑張れちゃうんですよね、と思うんです。
でも、あなたが燃え尽きるようなことがあるなら、それは上手に改善したいですよねともご提案しますけれども。
さて、こういった「もう頑張れない」といったお話を伺うと、僕はその言葉をこのように咀嚼して捉えていることが多いです。
『僕は(私は)、あなたのために、あなたの期待に答えようと、あなたを喜ばせようと、二人の関係を大切にしようと、一生懸命努力してきたし、自分の気持ちの置き場所もたくさん探してきた。
どこまでだったら自分の気持ちを譲れるのか?を考えてきたし。
どこまでだったら頑張れるか?と考えてきた。
でも君は(あなたは)私のことを何もわかっていない。』
ん?
もしかして、あなたには、何か分かってほしかったことがあるのですね、それを最後まで隠してきちゃいました?
なんて僕は思うわけです。
ただ、この一生懸命頑張って愛を注いでいたり、忍耐している側も、意外と自分の気持ちの何がわかってほしいのか?って明確になっていないことも少なくないのではないか、とも僕は思いますけどね。
それがうまく伝わっていないので、あなたとパートナーの間に問題が起きている場合も少なくないようですね。
『あなたは一体何がしたいの?何を求めているの?』
これ、特に、日々猛然と頑張っているパートナーさんに寄り添っている方が、僕に伝えてくださる言葉の一つなんですけどね。
どこか与えたい人、愛したい人ほど、自分の気持ち置き去りにしてないですか?ということでもあるんですけどね。
実は、パートナーのことを一生懸命愛していれば、きっと状況が良くなるのか?というと、パートナーシップの場合、意外とそうではないかもしれませんよ。
ちょっと話は横にそれますけど、最近、子育て本なんかを読み漁っている僕も、「あぁちょっと偏った認識を持っていたよね」と気づいたことがあったのです。
僕自身、子供は思いきり愛してあげよう、そう思っていたんですよ。
でもね、時期を見て、子供の意思を確認しない溺愛は、それはそれで問題にもなりえるのですよね。
そこで改めて「なるほど」と確認できたんです。
僕も子供を愛することは良いことだと思っているから、どう愛そうかばかり考えていた。
ここね、疑いようがないぐらい疑わないことなんです。
時期が来れば、子供にも意思があり、考えがあり、行動し決断する力を持つ。
そのように状況を捉える目を曇らせるのが、意外と「正しさだった」ということは少なからず起こることなのでしょうね。
つまり、「自分が良いと思っていることが、ときにトラブルの理由になっている」ということは、カウンセラーやってますとつくづく思うことの一つであり。
自分が良いと思っていることほど、やめにくく、否定されると傷つくポイントなのだと思うのです。
それはいわゆる犠牲的な母親を見ている子供の気持ち、とその関係性は同じかな、と思うんですよ。
お母さんは家族を思って犠牲をしている。それはお母さんにとっては愛を込めた行為なのでしょう。
でも、それを見た子供や家族はそれを歓迎できるかというと、気持ちは感じるけど、やっぱりお母さんにも楽してほしいと思うわけですよ。
※ま、その幸せの定義って何?といった別ですけどね(笑)そこまで話が進むと哲学的になっちゃって、流石におせっかいな僕でも、扱わせていただける領域を超えてるかも?と思うんですよね。
もし、一生懸命に頑張っているのにパートナーとの関係がうまく前進しない時は。
あなたが、もっと相手の気持を上手に受け取る工夫をしてみるとか、自分の気持ちを表現して、相手を信頼するという発想を持つことで好転するケースも少なくないようです。
例えば、あなたが一生懸命愛していく中で、パートナーに伝えたい気持ち、理解して欲しい気持ちは、頑張っているだけじゃ伝わらないことも少なくないですから。
自分に向けられた愛情があるなら、それを自ら拾い上げて確認する勇気、ですよね。
なんだか恥ずかいし、気まずいし、こんなことしてよいのかな?と思う方もいるかもしれませんけどね。
最近の僕のカウンセリングのトレンドは、どうやら「受け取る」らしくて。皆さん愛し上手なんですよね。(といっても「え?」と言った反応を皆さんされるんですけどね)
あなたが受け取ることもまた、愛し支えること以上に、目の前のパートナーや、大切な人を活かす方法でもある、と僕は思うんですね。
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