心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。
それでは今日のコラムです。
よろしければお付き合いください。
例えばですね。
もう何年もお付き合いしているカップルであっても。
そろそろ結婚したいなぁ、と彼女側がアプローチしていたとしても。
お互いにそろそろ結婚だねーと意識しあっていたとしても。
実際にプロポーズをするとなると、どこか右手と右足が同時に出てしまうような緊張感に襲われる男性って僕は意外と少なくないかなぁ、とにらんでいます。
それぐらい、大切な人に愛情を伝えること・自分の気持ちを実際に伝えることって「怖れ」を伴うもの、だと言えるんですよね。
だから
どれだけ二人の関係が安心できるものであったとしても。
どれだけ傍にいるパートナーを愛していても。
心を込めて(自らの感情とつながって)気持ちを伝えようとすると、つい「断られたらどーしよー」と考えてしまうし。
気持ちを伝えることで感じる「恥」の感情を感じる度合いだけ、超シリアスになってしまったり、いつも通りに振る舞えない男性だって実際にはいらっしゃるでしょう。
そう。本当の気持を伝えることは、ある意味で「私の感情を感じる・感情とつながる」ということでもあるんですよ。
そして多くの男性は、感情とつながることが苦手な方が多いので(劣っているというより男性はそういう生き物なんですが)、つい自らの感情が揺さぶられるような状況をつい避けようとする方も多いのです。
その結果、パートナーになかなか「好き」と心から言えなかったり。
パートナーのことが好きなんだけど、でもなぁ、なんだか気持ちが揺さぶられるのは嫌だなぁ・・・といろいろ考えているうちに、「好き」と伝えることを躊躇したり、考え込みすぎて、結果的に「パートナーに何も伝えない」方もいらっしゃるわけですよ。
そんな男性ほど、「状況的に追い込まれないと告白できない・本音を伝えられない」って方もいらっしゃいます。
時には知性化・・・理屈をこねて恥ずかしさをごまかして、まーゴニョゴニョ言って、女性に「でさ、何がいいたいわけ?」と追い詰められて、「いや、好きだってことなんだけどさ・・・」と伝えるのが精一杯って方もいるんです。
女性から見ると「えぇい!もどかしい!はっきりせんかいっ!」となるかも?ですよね(笑)
しかし、これらの男性って僕は、愛すべき男性だなぁ、と思うんですよ。
だって、僕から見ると、めちゃめちゃ心に正直だから。
どこか自分の素直な気持ち・自らの感情と繋がって思いを表現することを、多くの男性は得意にしていません。
だから、分かりにくくなるのです。
そんな男性が自分の本音を表現する時は、多く、追い込まれているときなんですね。
「もうこれ以上自分の気持ちをごまかしておくと大変だ」と、その男性が思うときなのです。
もし、あなたのパートナーが何を考えているかわからない時は、この男性の心の動きを理解して、男性の言動を見つめていると「あ~ぁ、そーいうことなのね♡」と見えてくることが多いようですよ。
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