ほぼ30代からの心理学

引き受ける人がいれば、引き受けられる人も出てくる、という話 その3

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

「ささって」

この言葉を聞いて普通に理解できる人は、きっと僕と同郷ですね(笑)

最近TVで、僕の故郷の話が登場していたのをちら見したのですけどね。

机は「つる」、渋滞は「つんどる」、明日、明後日の次は明々後日ではなく「ささって」。

ささって、という言葉が存在している以上、つい明日の次の日の意味で「明々後日と」伝えるとまるっと1日ズレる恐ろしい文化(笑)

故郷に住んでいる時はノーマルだと思っていたものも、実はノーマルじゃなかったという話。冷静になって見つめると、これは面白いものですね。ちなみに僕は故郷をとても愛していますので、念のため(笑)

それでは今日のコラムです。

よろしければお付き合いください。

前回のコラムからの続きです。

「私が頑張っていろんな人の負担を引き受けなければ・・・」

あなたがもしそう感じる傾向があるとしたら、その大前提は

「誰かが今、何かを助けなければいけないような状況が今ここにある」

なのでしょう。

 

しかし今はどうでしょう。

あなたが子供時代など、過去はそうだったかもしれませんが、大人になった私が生きている現実に、そのような状況はないのかもしれない。

 

今、あなたの傍にいるパートナーはそんなに困っていない、むしろ一人で行きていけるのかもしれない。

 

いつも顔を合わせる会社の同僚はそこまで困っていないのかもしれない。

 

しかし、何かしら、「誰かが困っているような雰囲気」をキャッチすると、つい「過去の感覚」が蘇ってきて、助けよう、すなわち背負おうとする感情が沸き起こること、意外とあるようですよ。

***

だから、実は「私が何かを引き受けなければいけない状況」を自ら作り出す人もいます。

これ、文字にすると「そんな人いるの?」と思われるかもしれません。とても不思議なんですけど、実際に起こり得ることなんです。

実際、自分のものだけでなく、人の仕事やら責任やら心配やら・・・そういったものを引き受けてしまうタイプの方ほど、ある意味「そういった状況に慣れている」のです。

そして、この「慣れ」はココロの習慣をつくるものでもあるのです。

私達にとって、慣れているものから離れる、それがない、という状況って不安を煽るでしょう?

例えば、引っ越しもそうですし。日々持ってるスマホを家に忘れた、もそうかもしれない。

全く異国に赴いて、いつもと違う文化の中に入ることもそうかもしれない。

そう考えると、実は「私が何かを引き受けていない」状況に慣れていない人ほど、「何か引き受けていないと不安」になるわけです。

よって、私が「引き受けられるもの」を探します。

この心の動きは「私が必要とされたい」「私の存在意義を確かめたい」という感覚とオーヴァーラップするかもしれませんが、ついそういった人、モノ、状況を探します。

だから

ついあなたを強く頼るパートナーをあなたは選んでしまうのかもしれません。

つい人に必要とされていると、NOが言えなくなってしまうのかもしれない。

本当は、心の中で「もうしんどい、引き受けることもしたくない、何かを背負いたくない」と思っても。

こういった深層心理にはパターンもありますが、悲しみ・不安・平和がない感じ、といった感情・感覚が眠っていることも少なくないんですよね。

どこかあなたはずっと、私が安心して、安全を感じられるような、そんな環境がほしかったのかもしれません。そのために何かしらの物事を引き受けて、取引しているようなイメージでしょうか。

それでも、なかなか手に入らないこともあるのかもしれませんが。

そう考えていくと、実は「何でもかんでも引き受けてしまう」というお悩みは、あなたの心がどこか危機感に満ちていたり、不安や悲しみが強い状態になると、起こり得るとも言えるんですね。

そして、あなたの心の目的が、過去に感じたその感情・感覚をもう二度と感じたくない、というところにある(これ以上傷つきたくないである)と、なかなか引き受けるパターンはおさまってくれないこともあるようです。

こんな時は、あなたの今ある環境を見つめて、安心できる人、場所があるならば、それに触れ、できれば感謝しましょう。すると少しづつ受け取れます。

自分ではどうしようもないぐらい止まらない引き受けるパターンがあるなら、あなたのその内面を癒やすこともそうですし、そもそも引き受けるパターンを持っていない人の発想を学び、真似てもいいかもしれませんね。

ということで、実は「引き受ける、引き受けられる」の関係性によって、あなたの恋愛や夫婦関係、お仕事などで問題になるほどに大きくなっている時、もしかするとあなたのココロの中は戦争状態に近いのかもしれません。

ちなみに・・・ここでいう戦争状態とは、何かしらの危機感が強まっているようなイメージだと思っていただければいいのかもしれませんね。

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