ほぼ30代からの心理学

ショックや辛い気持ちが解放するプロセスの話 その1

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

明日から9月ですね。今日出かけていたらなんだか秋の気配を感じる、そんな陽気でした。

空気感が変わるだけで随分と気持ちも変わるもので、ちょっと毎日が変わらないな、と感じたら、場所を変えて違う空気感を感じてみるといいのかもしれませんね。

それだけで心が落ち着くこともありますし。

それでは今日のコラムです。

よろしければお付き合いください。

 


強いショックを受けると、その瞬間、ココロが麻痺することも。

今日からは「ショックや辛い気持ちが解放していく」そんなプロセスのお話をしたいなと思っています。

カウンセリングのご相談として、誰かとのお別れ、喪失に関すること、また、失恋や離婚、浮気などのお話を伺うことがあります。

そのような私達の心が何かしらショックや辛さを感じた時であっても、実はその時々でその心の状態は変化していくと考えられるんですよね。

例えば、浮気が発覚した時、などで考えてみると。

浮気をいう事実でショックを受けている側も、隠していたことが発覚した側も、なにがなんだかわからない状態になったり、時には「何も考えられない」ということが起き、アタマでは分かっていることが全く実践できない、ということもよく起きます。

しかし、時間の経過とともに、その心の状態が変化すると、冷静に物事を考えられたり、行動につなげることもできるようになることもあります。

だから、あとになって冷静に考えてみると、なんであんなことをしたのだろう、伝えたのだろう、と思うようなことが起こりやすいのですね。

そして、ある程度時間が経過して、心が回復し、お互いに冷静に考えられるようになっていても、どこか、お互いが過去に「心に強いショックを受けた状態」で話したことを、お互いに覚えていて。

「相手はもう私と向き合うつもりはないと宣言しているから・・・」と、長い間思い込み身動きが取れずにいる、といったことも有り得る話です。

そこで今回から、そのあたりのプロセスについて少しまとめてみたいなと思います。

あなた自身はもちろん、あなたの傍にいる大切な人のためにも、何かお役立ていただければ幸いです。

***

私達にとって、とてもショックな出来事が~起きてほしくはないですけど~起きた時。

心はショックをうけて、いわゆる「麻痺したような状態」になることが多いんですよね。

冷静な感じなんだけど冷静ではないような、そんな感覚から、まるで夢を見ているのか?と感じるような感覚になるわけです。

だから、冷静に対応して・・・と言われてもかなり難しい状態と言えるんですね。

まさかね、そんなことがあるなんて・・・。

そう感じるような状態になり、心が現実を受け入れられない分だけ、現実を否定したくなることもあるでしょう。

特に、今まで一切パートナーを疑ったことがなかったという方や、初めての失恋というケースのお話がこれに該当することが多いでしょうか。

もちろんこれ、ムリもないことだと僕は思うんですよね。

今まで信じていた人が浮気した。どれだけ予感していても、それだけは受け入れられないと感じていた。

そんな出来事が急に起きたとすれば「私は今起きたことを受け入れます」と思えないと思うんです。

「これから一体どうしたらいいの?どうなってしまうのか?」

そうお感じになることも多いのかもしれないです。

このように、まずとてもショックな事が起きた時は、どこか心が麻痺をしたり、現実を全く受け入れられないような状態になると考えられます。

ただ、実際には

「いつかこうなるかも、と予想はしていたんですけどね・・・」

そうおっしゃってくださる方もいます。それはとても冷静にお話しいただく方から、涙とともにお話しいただく方から、いろいろです。

ただ、例えば、カウンセリングの場でこういったお話をしてくださる方でも、実は心のダメージ・傷は深く残っていることも有り得る話だと思います。

だからその方の現実では、冷静に物事が考えられなくなったり、ただただ涙が溢れ出てきてしまうというケースもあり得ると思うんですね。

このように、どこか今の辛い出来事に冷静に立ち向かうために「私もどこかで分かっていたはず」と言い聞かせておられる方もいらっしゃるのかもしれません。

しかし、ここで無理をするとより痛みが増したり、辛い気持ちが溢れ出てくることもありますから、できれば「無理は禁物」なんですよね。

このようなとき、まず有効なのは「人の存在」です。

うまく話せなくてもいいので、人に話をする、誰かの傍にいる、ということがとても効果的に働くことが多いです。

僕はカウンセリングだけでなく、癒しのセミナーも担当しているのですが、セミナーをさせていただいているとこれは顕著にあらわれることが多い部分なんですよ。

セミナーですと、カウンセラーと「1対1」で話すカウンセリングとは違い、数名から数十名の方がいらっしゃいます。

すると、つい普段の人前で話すモードでお話になられる方も多いですし、「なかなかうまく話せないのですが」と、もう気持ちはいっぱいいっぱいで辛いけれど、その場にいるみなさんに気遣ってくださる方もたくさんいらっしゃいます。

これがいわゆる一人で頑張っている状態なんですね。

しかし、人に話を受け止めてもらい、共感してもらえると、今まで流してこなかった涙が~涙なんで流せないと思っていても~スーッと流れ始める、といったことも起きます。

もちろん人前で涙するって、抵抗がありますよね。

しかし、ただ人に受け止めてもらうことで、そこはかとない安心感を感じ、心がゆっくり解放に向かったり、楽さを感じるようになっていくのですね。

※もちろんカウンセリングでも同じような心が楽になっていく効果がありますよ。ただここでは、セミナーの場合はその傾向が分かりやすく見て取れる、という比喩であることをご理解ください。

だからもし、あなたがショックを受けたすぐの段階では、「誰かのそばにいること」が有効と考えられます。

ここで一人で頑張りすぎたり、あれこれ行動するとダメージが深くなることもありえますし、より心が圧迫感を感じて苦しくなること、日常生活がうまくこなせないようなこともありえるかもしれません。

また、あなたの傍でとてもショックを受けている人がいたならば、そばにいて、話を聞いて、もし可能ならば、その手を握ってあげてもいいかもしれません。

話を聞いている側はその効果がよく見えないこともありますけれど、実はそれだけで十分効果があるケースも多いですよ。

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