ほぼ30代からの心理学

自分を認めることがとても難しく感じるのはなぜだろう ~いわゆるスランプ状態に陥ると~ その3

いわゆるスランプのような状態を作るものも、無力感と言えそうです
TSU763_gensoutekinamori_TP_V

 

●そもそも無力感とは

 

私は何もできない、大切な人を助けられない、何かを守りたいけれど守れない・・・

そういった感覚を作り出すものが無力感です。

強い無力感を感じていると、「私には力がない」「何もできない」「役にたてない」と感じ、どこか自分を責めてしまうようになりますね。

 

また、そもそも「無力感」があなたの心に色濃くにじみ出てきている時は、

「今の自分ができるることに何の価値も感じられない」

「今の自分がしていることに何の意味も見出せない」

そういった状態になることも多いものです。

例えば、仕事での自信と無力感の話。

『最近、仕事に向かうモチベーションが落ちているんです。このままではダメだなとは分かっているのですが、昔ほど気持ちが上がってこないので少し困っています。

 

もちろん今の仕事は好きだし辞めたくはないんです。

 

けれど、今、何をやっても良い結果が出ないような気がしてしまうし、以前より自分の仕事の結果に自信が持てなくなって不安を感じています。

 

最近は特に、仕事の取引先(クライエント)の目まで気になり始めていて、少し怖さも感じるようになっています。新規の案件をもらう度にプレッシャーを感じるようになって、もっと頑張らなきゃ・・・と思うけれど、気持ちがついてこない状態です。

 

また、仕事も既に多忙を極めていて、これ以上どう頑張ったら不安が消えるのかすら見えません。

 

たまには休もう・・・と思うのですが、休んでも結局、仕事のことばかり考えてしまうし、もっとダメになってしまいそうで、毎日気持ちを奮い立たせて仕事に向かってます。

 

自分に自信を持とう、自分を認めようと意識しているけれど、それもなかなか・・・。

 

どうすれば昔のような自信やモチベーションを取り戻せるでしょうか。』

***

僕の経験上、こういった状態になると、先の仕事のタスク・スケジュールがないと不安だけど、先のスケジュールやリマインダを確認するだけで気が滅入る・・・なんて状態になっている可能性はありそうですね。

また、「自分に自信がなかったわけじゃないけれど、最近人の目がやけに気になる」「仕事や対人関係でストレスを感じ始めている」といった部分から、相当心が疲れている、仕事面ではオーバーワークになっておられることが多いように思うんですね。

なので、僕は思いきって『長期のお休み』を取られることをオススメしたいところなんですけどね。しっかりぼーっとする時間をつくる、といいますか。

いわゆるスランプ状態

さて、こういったケースって、いわゆる「スランプ」のような状態だと僕は思うんですね。

一般的な意味での「スランプ」とは「一時的な不調、不振」ですから、上手に自分の行動や考え方を変えていけば抜け出すことも可能なのでしょうね。

しかしこのスランプ状態になると、自分の行動に信頼できなくなってしまうこともありそう。

「これでいいの?」「以前はこんな感覚で仕事していなかった」「もっと自信があった」

そう思えば、この感覚を払拭するためにまた努力したくなりますよね?

ただ、少し心を見つめると、ちょっと無力感が強まっている可能性はありますよね。

そもそも深層心理に無力感の影響が強くあると、どうしても無力感に影響された発想や行動を取るようになります。

現実として十分に努力が足りているとしても

無力だから
足りないから
相手を満足させられないから
これで十分だとは思えない、不安だから・・・

気づかないうちにそう考えてしまっていることも多いと思うんですね。

だから、大変な努力をされていても

「失敗するのでは?」「これだけやっても不安が消えない」「また上手く行かない」

そう感じて自信を感じにくくなってしまう可能性はありそうですね。

すると、その感覚をカバーするようにまた努力をするわけですけれど、それもまた無力感に飲まれてしまうと・・・やっぱり燃え尽きますよね。

なので僕は、まずおやすみは必要かなぁ・・・と思いますけど、おやすみを取るのも不安なら、それもまた「無力さを感じたくない」という感覚の影響かもしれませんね。

ただ、そもそもスランプ状態も、無力感もこのように考えることはできないでしょうか?

「あなたが何かにエネルギーを投資してこなければ感じない」

僕はそう思うんですよね。

それは仕事でも、恋愛でも、家族のことでも・・・全く同じ考え方が適応できると思うんですね。

で、今、何かが上手くいかないには理由はあるでしょうが、だからといって、また何かが上手く行かないとは限らないと思うんです。

だからこそ、こういった状況に陥ったら、

『休むことがめんどくさく(辛く)なる前に、思い切って休む』とか(笑)

カウンセリングであれば、僕がどーんと提案として背中を押させていただくこともありますが(無理のない程度で・・・)

あなたがまだ動ける時にちゃんと動いておくことは大切だと僕は思いますよ。

あまり良くない状況として考えられるのは、「休めないぐらい辛い」ですので。

あとは、「今、できることをする」という発想。

時には「できること」を小さくする。先のことを考えて気分が滅入らない程度にやるべきことを減らす・・・。

ここで「あーもう何もしない!」と発想を真逆に振ると、また「何もしてないし・・・」といった無力感にガッツリ襲われてしまうので(特に自立さんは・・・)うまくつきあいましょう。

例えば、20代・30代とその世代によって働き方は違うはずなので、そのあたりを変えることで、実は無力感の影響を緩和することもできるかもしれませんね。

そういった「あなたの中のルール」を見つめ直すということも有効ですね。

ただ、このコラムはとりあえず心の話なので、もう少し心の話を続けます。

この続きは今日の20時に。

 

カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...