恋愛・夫婦の心理学

忍耐女子と「本来は望まない不倫」。めったに書かない不倫について真面目に心理する その1

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。

さて、僕自身、今まで数千件というカウンセリングをこなし、このブログも長く更新しているけれど、「あえてブログでは触れずに来たジャンル」の話があるんですよ。

それが「不倫」です。

言葉としては使うことはあっても、あえて「不倫の心理」について書いたことは無いはず。

しかし実際、僕がカウンセリング案件として「不倫で悩む女性」のお話を伺ったことがないのか、といいますとむしろ逆。

ただ、「浅野は他のカウンセラーさんに比べて不倫の話を書いていらっしゃらないから遠慮していた」と実際にそう伺ったわけです。

んー。

そうですね、それはその通りかもしれない。

ということでコラムにしようと思います。

結構生真面目に書きますが、あぁ浅野らしいなぁと思ってくだされば幸いです。

それではどうぞ。


忍耐女子が「更に忍耐する不倫関係」に辿り着く理由を考えてみる

僕のカウンセリングではいわゆる不倫のお話も「一つの恋愛」として扱わせていただています。

不倫だからといって特別視もしませんし、逆に特別扱いもしません。カウンセリングではいわゆる「善悪判断のないところ」でお話を伺っていくんです。

そして、実際、ご相談をいただくと「もう誰にも言えずに苦しかった」とお伝えいただく方も少なくなく。

特に僕にお寄せいただく案件の多くは「私自身、本来望まない関係だったけれど、つい足を踏み入れてしまった。もしくは、もう卒業したい。」というお話を伺うことが多いですね。

お話を伺っていても「きっと『まさか私が不倫関係になるなんて・・・』そう思われているかな」と思うようなお話が多いですね。

本当は望んでいない関係。

けれども、どうしても断ち切れないでいる。

そんな葛藤を伺うこともしばしばです。

それぐらい本来は不倫という関係を望まない女性にとって、その関係は自尊心をひどく傷つけてしまい、不倫相手がいるのだから孤独ではないはずのに、実際はひどい孤独感・分離感にさいなまれることもあるようです。

そんな忍耐女子の皆様の孤独、痛み、悲しみを伺うにつれ、幸せになってもらいたいなぁと、僕の中の何かが覚醒するわけですけども・・・。いかんいかん・・・。


つい不倫関係に足を踏み入れてしまう理由

僕の知る限りですが、

既婚男性と関係を持ってしまったと深刻にお悩みになっている方ほど、既に自立している方が多いようです。

自立とは実際の生活面の話や、キャリア云々ではありません。

あなたのココロの中に、誰かがいるかどうか』です。

僕は「心の拠り所」「あなたが安心して寄りかかれる心理的要素」なんて表現しますが、それが感じられない状態になっていると、どうやら望まない関係に心が惹かれることもあるようです。

例えば・・・

今まではお仕事が「私のアイデンティティの一部」だった。
しっかり自分の足で立って生きることに意味を感じていた。
私自身も結婚をして家庭をもったことで、全ての不安は消えたと思っていた。

そんな私の前にあわられた、魅力的な既婚男性の「余裕」と「優しさ」。

それはどうやら新しい「心の拠り所」として十分だと感じさせるようですね。

受け入れてはいけない、と思いつつ、しかし受け容れてしまう。

僕は善悪判断を抜きにすれば、それはある意味致し方のないことなのではないか、ぐらい感じることがあります。

それは倫理的にどうこうという話ではなく、一つの心の動きとして。

それぐらいその前提に、その方の「自立」「忍耐」があり続けているのではないだろうか。

そしてその心が「親密感」を感じるような「人とのつながり」ではなく、自分を律して日々に向き合うようになっていれば、尚更そうなるかもしれない。

つまり、いわゆる忍耐女子さんと望まない不倫の問題は、「依存心の問題~つい人を求めてしまう・受け容れてしまう~」ではなく、そもそも前提にある自立の問題では?と僕は考えているフシがあるんです。

そもそも「自分の都合の良い関係さえ手に入ればいい」と思って悩んでいる忍耐女子の皆様を、僕はあまりお見かけしないのです。

本来は「愛し愛される関係」を望んでいるけれど、ついそうなってしまった心の動きがある。

だから「まさか私が・・・」共思う。しかし、実際に関係を持つとそこには心理的な開放感を感じるからこそ、なかなか手放せなくなってしまう。

その結果自分をひどく責めてしまったり、自信を失ってしまう。

しかし、多くの場合「男性に依存的な私」「彼に依存的になってしまう私の問題」と認識されている方が多いので、なかなか状況が改善しないし、「関係を断ち切りたい」と思っていても難しく感じておられるようです。

特に忍耐女子の皆様のご相談の場合はそう。

実はここに「そもそも私は人に依存してはいけない」というルールが隠れていることも少なくないんですよ。それは今までのあなたの生き方として、ですね。

そのあなたがもし「人に依存してはいけない」というルールを破って既婚男性を受け容れるとなれば、相当な「タブー」になりますね。

それぐらいの強力なインパクトがないと、あなたは自らのルールを破れなかった。

そんなケースも実際にはありえるのですよ。

どこか「私がどうなってしまっても・・・」と覚悟する関係。

そんな切ないお気持ちの上で成り立っている関係といいますか。

だとすれば、確かにあなたの依存心の問題もないことはないけれど、それ以前に「強いルールを持った自立」の理由が、このお悩みの根っこにあるテーマとも言えそうなんです。

それぐらい・・・「いい人」「忍耐女子」の不倫問題って、シリアスでダメージが大きいもののようなんですよね。

この話の続きは次回に。

カウンセリング・セミナーのご案内
カウンセリングを受ける

なりたい自分になるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。

カウンセリングのご案内ご予約可能時間のご案内

ワークショップで心理を学ぶ!

10月18日に(日)心理学ワークショップを開催します!
毎回「なるほど!」というご感想をいただく浅野の心理学ワークショップ。男女、年齢問わずたくさんの皆さんにご利用いただいています。
今回はZOOMを使ったオンラインワークショップなので、ご自宅など皆さんのお好きな場所から参加できますよ!

疲れた心を整える心理学ワークショップ 【10月18日(日)開催】10月18日(日)「疲れた心を整える」スペシャルZOOMワークショップ 2020年10月18日(日)に、ZOOMでのオンラインワークシ...

 

 

ブログ上であなたの質問にお答え

ブログ読者の皆さんからのご質問に浅野がブログ上お答えする「ネタ募集コーナー」は現在も継続中。よろしければあなたの訊いてみたことを↓のページから送ってくださいね。

ネタ募集企画のお知らせカウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。 いつもご覧いただきましてありがとうございます。 さて唐突ですが、この度このブ...